かつては確かに人と呼ばれ、けれども人には有り得ぬ長い時を彼らは生きた。
「占い師」高都匡、「光剣使い」瀬能朔。運命の輪が巡り、かれらと少女たちの出逢いをもたらす――。
2015/06/09 わたしの魔法使いを公開しました。
民話や伝説が忘れられた現代。だが人ならぬものは、いまだ都会の闇にひっそりと身を潜めて生きつづけていた。そしてそれらを狩る存在もまた――。
世紀末の日本を舞台に繰り広げられる、サイキック退魔アクション・シリーズ。
日比野奈央が晩秋の公園で遭遇したのは緑色の髪の妖魔。そして不思議な力を操る少年たち。
死神のカードが示すのは誰の運命？ シリーズ始動編。
退魔の刀を受け継ぐ麻里亜が生まれて初めて見つけた「仲間」は、美しい鬼と同じ力を持っていた。
押し殺しつづけてきた不安が麻里亜を苛みはじめる。「ひと」を護るために、わたしは「ひと」でなくなってしまうのか……？
Opening /
ACT 1 /
ACT 2 /
ACT 3 /
ACT 4 /
ACT 5 /
ACT 6 /
ACT 7 /
ACT 8
DL版（テキスト） /
DL版（HTML）
どこにいるの、あなた。ずっとずっと待っているのに――。
竜神の眠る街で三人が出遭った事件の裏側には、悲しいばかりに一途な想いがあった。
恋人たちのカードに寄せるショートストーリー。CARD-ONE読了後を推奨。
第一話 "栞" ひなびた村を訪れた高都匡は、桜屋敷に閉じ込められた少女を見つける。
第二話 花見 桜が咲いたから、花見に出かけよう。少しだけ切ない思い出を抱えて。
第三話 さよならは言わない 忘れられるわけ、ないじゃない。奈央が二人と出会って半年、別れの春はすぐそばに来ていた。
その他の番外エピソード。CARD-ZERO読了後を推奨。
CARD-NINE わたしの魔法使い なつかしい魔法使いに再会した、かつて少女だった誰かの話。
CARD-THIRTHEEN 死神を見た夏 瀬能朔が高都匡の手を取ったのは、こんな風に暑い夏の日だった。
CARD-SEVENTEEN 指針星 18年前の約束の場所で、朔を迎えたのは甘く匂う果実と、懐かしい少女の笑顔――。
シリーズを通しての主人公その１。タロットカードを使った占いを得意とする。強大な精霊魔術の使い手であり、カードに力をこめて護符としたり、攻撃の武器にすることもできる。異能力者集団「高都」の最後の長。
趣味は手品と、朔をからかって遊ぶこと。
シリーズを通しての主人公その２。匡の「相棒」を自認する。武器はオーラを具現化した変幻自在の赤い剣と常識外れの身体能力。経験値の差があるとはいえ、能力的に匡に劣ることを痛感しており、複雑なコンプレックスを抱いている。
屈託がなく人懐こい性格で、誰とでもすぐに親しくなれる特技の持ち主。
「愚者の行く末」のヒロイン。平凡な女子高生だが、生まれ持ったある特質のせいで妖魔に狙われることになる。好奇心旺盛な性格。
「魔術師のいる街」から始まるシリーズ本編のヒロイン。退魔刀「牙月」を祖父から受け継ぎ、妖魔を狩る役目を担う。
匡が恋人と呼ぶ少女。現在は生死・所在ともに不明。
【るりと屋】
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