白珠の巫女
あらすじ
あらたな白の宝珠の巫女に仕えることになったのは、フェデリア騎士隊ただ一人の女性であり、剣の名手として知られるクリス。幼いころからの夢を叶えたことに胸を高鳴らせながら、クリスはあるじとなる巫女にまみえる。
穏やかな物腰の美貌の巫女エアは、けれど微笑みの奥に秘密と孤独を抱えていた。
巫女の真実に触れた日から、クリスの中のなにかが変わり始める――
"あなたを、護りたい"
最後に残るのは、ただ、その想いだけ。
【本編直行】
STAGE 01 「私が……ですか!? 白珠の騎士に?」
STAGE 02 「エアリアス=セシル=ラフィードです。こちらこそ、よろしく」
STAGE 03 「お願いというのはね、クリス」
STAGE 04 「平凡ですよ。……騎士隊に入りたかったんです」
STAGE 05 「さて、どうします? 私を使いますか?」
STAGE 06 「いいえ。これだけは譲れません、絶対に駄目」
STAGE 07 「残念でした、やられてあげるほどこっちは甘くないんだ」
STAGE 08 「貴方には、そう見られたくなかった」
STAGE 09 「……騎士様は、恋をなさったことはありませんの」
STAGE 10 「巫女様を――エアを、よろしく」
STAGE 11 「でもたぶん、護りたい気持ちなら同じなんだ」
STAGE 12 「お前の十八の誕生日の祝いだよ、クリスタル=リーベル」
STAGE 13 「あなたが、好きです」
STAGE 14 「踊っていただけますか」
STAGE 15 「……私が教えたんだもの」
STAGE 16 「私のお願いを聞いてくださいますか?」
STAGE 17 「この余興、お楽しみいただけましたでしょうか」
STAGE 18 「さあ、――帰りましょう」
エピローグ
【番外編】
前夜 2002年クリスマス記念ショートストーリー。出逢う前の二人。
だれよりも近くに 本編完結後のふたり。エピローグから2年後。
親愛なる友へ エドマンド視点、少年の日の思い出。連載中。
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