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<6月1日>
さっそく愛あるコメントをいただいて幸せ気分の文月です。
番外編の続き頑張らなきゃという気になりました(笑)
今日もまた日記にひと工夫を加えてみました。
センタリングは読みにくいというかたは、
「ホーム」の右隣の「左揃えで読む」をクリックしてみてください。
Win+IEに限定しちゃいますが、左揃えの文章になるはずです。
日記をセンタリングしてるのは6年前からの癖だったりします。
センタリングで書くことを前提に、一行の文字数や使う言葉を選んでいます。
中身だけじゃなくて、リズムや言葉遣いまで楽しんでいただけたらなと
そんなふうに思っています。
読みにくいのは申し訳ないんですけれども。
そして内容は頭にあるのに文章が作れなくて日記かけないのってどうなのよと
時々思いますけれども。ねえ。
まあ日記であって日記ではない、というわけで、おゆるしを。
<6月1日>
カオスパラダイスさんで【第2回カオパラらんきんぐ】が開催されるのですね。
今回は支援サイトも参加可能なんだそうで。
でも支援サイトで参加ってどういう感じになるのかしら。
メイキングかアリアドネか小人さんで参加するのってどうかなあなどと考え中です。
……ああ支援サイト持ちすぎだよアンタ。
支援サイトを運営する理由は人それぞれでしょうが、
私の場合突き詰めると「楽しいから。」の一語です。
花迷路もStarryHeavenもメイキングも小人さんも……ぜんぶ同じ。
なによりもまず私が楽しむためにあるものです。
そして、一緒に楽しんでくださる方がいれば、とっても幸せ。
【5/31 読書記録:NATURAL 4】
<6月3日>
気まぐれに「HANAMEIRO」でGoogle検索かけてみた。
(余談ですがGoogleで検索することを「ググる」という表現は
どの程度に認知されているのだろう?)
……なにやら【All About Japan】からリンクされてるんですが。
ファッション・ビューティ >> 男のこだわりグッズ >> 気になる小道具・薀蓄・最新情報 >> 歴史と薀蓄、コラム名作選
リンクされているのは現在リンクを切って孤島状態にしているお道具箱のコーナー。
……地味に需要ありますかこのページ、ひょっとして。
社会人になって文房具をあまり使わなくなってますので、
閉めようかなと思っているコーナーだったんですが。
うーん、どうしようかな。更新しないまでも表に出しときましょうか。
【6/2 読書記録:異郷の煌姫 2〜3】
<6月5日>
行ってまいりました、怪しい武器屋こと【山海堂】さん。
そして手に取らせてもらいました、ルネッサンスレイピア!
思ったよりかなり軽くて、私でも簡単に片手で持てました。
ただ、刀身が結構長いので、鞘から抜くのにちょっと苦労しましたが。
実物を見てもガードといい刀身の細さといい、たいへんに私ごのみのフォルムで、
いやもうかなり本気で欲しくて、我慢するのが難儀でした(笑)
これが二度と行けないぐらい遠隔地だったら買っていたかもしれない……。
せっかくなのでいろいろな商品を手に取らせてもらいました。
細身の直刀が好きなので、メイソンシンボリックソードとか、
リチャード獅子心王ソードとか、ピョートル大帝ソードあたりに心惹かれます。
ピョートル大帝ソードの、双頭の鷲とグリフィンの紋章によろめいてみたり。
エクスカリバーが人気のようですが、個人的にはちょっとごついんですよね。
しかし今度の映画のおかげでさらに人気が高まりそうですな。
映画といえば、お店にあったカタログには、
映画「The Lord of the Rings」に登場した名剣、
スティング、アンドゥリル、グラムドリングなんかも載ってましたが、
すべて銃刀法にひっかかって輸入禁止なのだそうです。
うーん、残念。見たかった。
このカタログが! すごく! 欲しかったんですが売り切れとのこと。
店長さんはとても気さくな方で、楽しいお話をいろいろしていただきました。
ほんとに武器が好きなんだな〜としみじみ感動。
そして店長さんも店員さんも好きモノの客に慣れていらっしゃる……。
しかし、基本的につねに使うこと前提で話をされている感じで、ちょっと苦笑。
使う気のない邪道な客ですみません(笑)
店長さんが常連さんらしき方と、『鋼の錬金術師』の作者さんが
いらした時の話をなさっていて、思わず聞き耳を立ててみたり。(笑)
いやはや、楽しかったです。また行くぞ〜。
<6月7日>
ネットをぶらぶらと散策していたら、
『ナルニア国物語』のファンコーナーのあるサイトに到達。
ぺペンシー家のきょうだいその他のイラスト&4コマつき人物紹介に、
とっても嬉しくなってしまったりなんかして。
うちの小説にピーターとエドマンドという兄弟が登場するのは、
実はこの物語のせいだったりします(笑)
小説の主要人物のネーミングは、好きなお話からもらったものも
なんとなく思いついたものもいろいろ。
クリスは『がんこじいさん孫3人』&『舞台裏の魔術師』だし、
エアは『残酷な童話達』の「エアリエル」(空気の精)から。
エドマンドは上記の通り、ユーリグは『癒しの葉』。
高都匡は綾小路京の影響もあるかな? 「キョウ」の音が最初に決まりました。
朔は……確かそのころ読んだ少女小説に出てきた「ついたちの朔」から。
麻里亜は『晴天なり。』の影響があるかも。
カイルは『その時ティナは過去を見た』かなぁ。
……由貴香織里作品の多さに今更ながらに気づいてしまった……。
和名は思いつきやすいんですけど、西洋名ってつけにくいんですもん。
ときどき名前だけ降ってきて困ることもあるんですけどね。
いまのところ脳内で正体不明なのが「ジャズエとジャーメイス」「アリエノール」
「うるわしのアルティツェラ」といった面々。
正体を明かしてもらえれば、そのうち彼らのお話が出てくるかもしれません。
【6/6 読書記録:遥かなる星の流れに(下)】
<6月9日>
小説専用のCGIを開発してみました。【小説HTMLの小人さんnormal】[動作サンプル]
機能的にはまだまだ足りないところもあるんですが、
最低限実用に足りるぐらいには、なんとかなったかな。
開発の続報とかは見聞録に書いていく予定ですので、興味がある方はどうぞ。
機能追加のご要望も、がんがんお寄せくださると嬉しいです。
<6月10日>
7日の日記の「アリエノール」にコメントいただきました。
リチャード獅子心王の母親のアリエノール(アリエノール・ダキテーヌ)のことでは?
とのことですが……すみません、書き方が悪かったですね。
「アリエノール」のもとネタ(私がこの名前を知ったきっかけ)は、
このアリエノールで合ってます。
歴史上の人物である彼女とは別の「アリエノール」という名前のキャラクターが、
脳内にいるらしい、ということです。
でもどんな人物なのか、どういうお話に出てくるのか、まだわからないんですよ。
今のところ、わかるのは名前だけ。
小説を書くのは、私にとっては、脳内に住んでいる人々の対話をすることに近いです。
こう言うとなんかすごく危ない人みたいですけど(笑)
ちょろちょろと顔を出すキャラクターもいれば、引っ込み思案なキャラクターもいます。
私の仕事は、彼らをとっつかまえて尋問して、彼らの持っている物語を教えてもらうこと。
そしてそれを文章にまとめることです。
先日挙げた名前は、「存在は知ってるけど、まだ話ができていない奴ら」って感じですね。
早く話してみたいんですが。
……それよりエドマンド君とか神様がたとの会話を深めねば。(笑)
【6/8 読書記録:甦る 全日本女子バレー〜新たな闘い〜】
<6月11日>
とても印象に残っている国語教材がいくつかあります。
「山月記」とか「沈黙」とか「少年の日の思い出」なんかは勿論なんですが、
ちょっとした随筆とか評論文や、小学生のころ読んだ短い物語が、
10年20年たっても頭の片隅に残っていたり。
随筆だと、花の咲く直前の桜の皮から採る染料に触れたものが、思い出深いです。
綺麗な薄紅色の着物がとても綺麗で、それで印象に残っているのかな。
後は「手垢のついた言いまわし」という題の、
これは論説文の類かな。文章表現について勉強になった記憶があります。
物語だと、印象深いものは勿論たくさんあるんだけれど、
いまだに冒頭をぽんと思い出すのが「あの坂をのぼれば」という作品。
――あの坂をのぼれば、海が見える。
少年は、朝から歩いていた。
草いきれがむっとたちこめる山道である。
(『あの坂をのぼれば』杉みき子著)
<6月15日>
小人さんをまたバージョンアップしてきました。
自分とこにも導入したいけど、うちはCGIは別サーバなのが痛いなあ。
CGI用のアドレスがあまり好きでないのです。
なぜかHANAMEIRなんだもん(笑。CGIサーバは8文字制限があったのでした)
ほかのページと相対パスでリンクできないので、
ローカル確認がむずかしくなってしまうし。
ローカルで立ててアップロードしてもいいんだけど、
それだとせっかく実装した利点があんまり生かされないよ……。むーん。
そういえばうちのサイトが大文字なのは単にCaps Lockを切り忘れたからです。
訂正が出来なくて、スペース削除してひと月後にまた申請するのも面倒だったので
そのまんま。まあ目につきやすくて便利なんですが、書くのが面倒ですね……
メールアドレスやユーザーIDとかって8字制限が多いんですよね。
hanameiroもflowermazeもyoufuzukiも9字なのでとても微妙です。
いまどきyouで取れるアカウントもそうそうないですし。
独自ドメイン取得してしまえばこのあたりの悩みもなくなるかもしれませんが、
引っ越すほどのデメリットがプロバイダのアドレスにないんですよねぇ。
そうそう、ブログへのリンクを↑に復活させました。
リンクを切っていたことにご質問をいただいたのですが、
ちょっとあちらで扱っていた話題に個人的に鬱屈していたせいです。
読んで欲しいのかどうなのか自分でも良くわからない状態だったので、
とりあえず心の平安のために切っていました。
(そのわりに特定記事にはリンクしていたんだけど。
あれは、「もともとこういう用途で書いてるんだよな」という確認行為のような)
今はすっかり気分が落ち着いているので、またつなげることにしました。
気まぐれで申し訳ないです。
そういえば以前、センタリングが読みにくいと
コメントをくださった方がいらしたんですが、
左寄せ機能はお役に立っていますでしょうか?
これじゃ役に立たないよ、ということがありましたら、
お知らせくださるとうれしいです。別の案を検討しますので。
<6月21日>
ふと読みたくなって「ナルニア」シリーズを引っ張り出してみた。
……巻が抜けてるー!(がーん)
学習塾講師時代、自宅から持ち出して2年ほど学級文庫にしてたんだけど、
どうも持ち帰って返してない子がいるようだ。
辞める直前に回収して、そのまま押入れに入れてたから気がつかなかったなぁ。
よりによって『ライオンと魔女』『カスピアン王子のつのぶえ』のが抜けてて
ちょっとショックなんですが、なぜ確認しとらんのだ私。
とりあえず『馬と少年』『朝びらき丸東の海へ』『銀のいす』読了。
ナルニアとの出会いは小学校高学年ごろ、だったと思います。
いつものように母親がある日シリーズまとめて買って来て、
3きょうだいでわらわらと群がった記憶があります。
新しい本が来ると「うわあい読む読むー!」と戦争状態。しかも早い者勝ち。
出遅れた場合、人が読み終わるのを待って1冊目から。なんて悠長なことはしないので、
途中の巻からいきなり読んだ話……というのが、実は結構多いです。
たしかナルニアは、『魔術師のおい』から読んだはず。
正しいような正しくないような……(笑)
(時系列的には一番はじめだけど、刊行順ではラストのひとつ前ですな)
「一の王ピーター」という言い方が凛々しくて好きです。
ピーターおにいちゃんも好きです。文句なくかっこいいんだもん。
『馬と少年』にはナルニア王時代のペベンシーきょうだいが出てくるんですが、
(これが読みたくてまず『馬と少年』から読んだ私)
ピーターだけお出かけ中で出てきてくれないんですよねー。
でもエドマンドがかっこいいのでよしとします。
さーて今度こそピーターの勇姿(ちょっとだけだけど)を拝みに『さいごの戦い』だ!
【6/20 読書記録:銀のいす】
<6月22日>
そして『さいごの戦い』も読み終わってしまったのでした。
帰りのバスまでもたなかったよ……(笑)
ピーターがかっこよくてご満悦なんですが、あのラストは複雑なものが。
どうでもいい話ですがルーシィって金髪なんですよね。
挿絵はブルネットっぽくかいてあるんですが、
ルーシィの描写にはしょっちゅう「金髪の〜」がついてくる。
それだけ金髪というのはあちらの人には特筆すべきなんだろうな。
私にとっての西洋ものを読む楽しみのひとつが、
髪や目の色の描写だったりします。
はしばみ色の瞳、とか、はちみつ色の髪、とか、思慮深い灰色の目、とか、
そういう描写がなんだかすごく好きなんです。
エピソードとして印象深いのは、
「大草原の小さな家」で茶色の髪のローラには赤いリボン、
金髪のメアリーには青いリボン、と似合う色のほうをいつも付けているのに、
ある日お母さんが気づかずに反対の色のリボンを結んでしまって、
馬車に揺られながらお互いいつもと違うリボンが結ばれた自分の髪を眺めて
ローラとメアリーがこっそり笑いあっている場面。
あと、どの話だったか忘れたけどクリスティで、
「赤毛に黒い眉は普通アンバランスなものだがそれが絶妙に似合う女」という描写。
クリスティは印象的な女性描写の宝庫だと思います。
<6月23日>
本屋でふと目についた『ダーリンは外国人』というエッセイ漫画を買ってみました。
面白かったです。トニーさんたのしい……。
でも結婚って日本人同士でも異文化との触れ合いだよなって思ったり。
家風の違い、性別の違い、通った学校の違い、出身地の違い、年代の違い。
違うところばっかりの二人が一緒に暮らしはじめるんだから、
多かれ少なかれカルチャーショックはあるんじゃないかな。
うちは年代と出身地が近いうえに互いの子供時代を知っているので、
ギャップは比較的少ないほうなんじゃないかと思うんですが、
自分の常識が相手の非常識、てことはよくあります。
それが面白いところなんですけどね。
<6月25日>
最近のマイブームはめっきり小人さんnormal開発です。最新版こんな感じ。
もーねーこれがねー楽しくて!
「う、動いたー!」という瞬間がたまりません。
ま、趣味でやってるから言えるセリフとは思いますけどね。
(イヤ仕事でやってるファイルメーカーとかCGIとかHTMLとかFlashとかも楽しいけど)
そういえば、HTMLやCSSやCGも同じでした。
ちょっとずつ勉強して、サイトに取り入れてみて、「できた! やった!」
そういう、作る楽しさが原動力にあったなぁと思います。
もちろん、言葉を発することも、それに反応をもらうことも、
負けず劣らず楽しいんだけれど。
というか、私にとって「楽しいこと」が2種類同時に楽しめるから、
サイト運営がずっと続いてきたんじゃないかな。
最近はサイト作るのってずっと簡単になってきて、
「表現したい人」が、表現しやすくなっているのは、いいことだと思う。
私はサイト作るのそのものが好きだったから苦にならなかったけど、
「文章書いたり絵を描いたりするのは好きだけど、
タグとかスクリプトなんてわけわからーん! きらいだ!」
という方も、たくさんいらっしゃるでしょうしね。
そういうひとに「勉強しなさいよ」と言っても苦痛なだけだろうし、
それよりは簡単にある程度の結果が得られる道具があるほうが、いいと思う。
それで飽き足らなくなってから、自主的に勉強を始めても、遅くない。
ただねえ。善意で、無償で、後続に手を差し伸べる人間すらも、
道具にしか見ないような態度は、やっぱり悲しいよ。
そういうひとはごく一部だとわかってはいても、
支援するつもりの活動が、実は甘えた人間を増長させているだけなのかと、
ときどき考え込んでしまう。
……こんな偉そうなことを言うほど、大したことをしてるわけでもないですけどね。
【6/24 読書記録:ライオンと魔女】
↑買ってるし……
<6月28日>
本屋に行くとなにか買わずに出てこられないこの習性はどうにかならんもんか。
……本棚の容量には限度がありますので、
一杯になったらまとめて売って、また買い足して溢れて、
を繰り返しております。
自分でも末期的だと思うのは、一度処分した本をまた買うことですね……。
だ、だって読みたいんだもーん。
独身時代は実家に送りつけというワザがありましたが、
さすがにそうも行かないもので。
というか実家においてる本も処分しないと怒られるなぁ……。
実は処分に一番悩むのが漫画やライトノベルだったりします。
一番初めに処分を検討する本でもあるんですが、
この手の本ってすぐ絶版になるから、
一度手放すと泣きを見ることがあるんですよね。
買っておけばよかったー、捨てるんじゃなかったー、
な本がこのカテゴリに多いです。
(児童文学とか資料本はそもそも捨てないし……)
そしてざくざく増えるのもまたこのカテゴリなんですが。むぅ。
【6/27 読書記録:霧迷宮 / 神人神(オンライン)】
<6月30日>
思い出すだけで身の置き所がなくなるような記憶のふたつみっつ、
いや10や20、四半世紀生きてればまあ、あるもんですよね。
もう20年近くも前のことから、つい最近のことまで。
寝る前に布団の中で思い出して、
「あああああなんであんなことやっちゃったんだろ〜〜〜」と
じたばたすることが、ときどきあります。
いまさらどうにもならないことだし、
あんまりいい癖じゃないな、と思うこともありますが。
私は学習能力があんまりないから、それくらいでちょうどいい気もします。
失敗はしないに越したことはないですけど、
してしまった失敗は、人生の糧にしなきゃね。
反省は夜中に一人で。
次の朝には笑える自分で、いたいものです。
【6/29 読書記録:月迷宮・夏迷宮】