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<1月2日>
一日遅れてしまいましたが、
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年の年末年始限定トップは、
ガラドリエルの奥方様にご登場願いました。
映画「指輪物語」に魅了された2002年の締め括りにふさわしく。
オフラインでも、今年の寒中見舞はこの絵柄です。
青の一色刷りですけれども。
明日の夜にはネット復帰の予定です。
巡回したいサイトさんが沢山あって大変だわ(笑)
<1月4日>
おそくなりましたが。
昨日帰ってまいりました〜。
今日からお仕事して来ました〜。
今年もどうぞ、よしなに。
新年早々、車にエンジンかからなかったりとか、
なにやらちまちまといろいろ引っかかりつつ。
まあなんとか、無事に今年も始まりそうです。
本のページを地味に改装してみました。
フレーム苦手なかたっているかなあ。いたらごめんなさいね。
ついでに語りコーナーとか設けてみました。
また語り物増やすか。自殺行為だな自分。とか思いつつ。
楽しんでくださいましたらさいわい。
トップの奥方は指輪サイトに格納しました。
そういえば実家で指輪上映会をしました。
真っ暗にして見てたから、帰宅した姉がびびっていた(笑)
【1/3 読書記録:パーカー・パイン氏の事件簿】
<1月5日>
福井県の丸岡町がやってる、一筆啓上って賞が好きなんですよ。
『日本一短い〜』という題名で刊行されてるシリーズです。
昨年のテーマは"いのち"。
入賞作のなかに、こんな作品がありました。
仕返ししてどうするの たくさん人が死んでもっとたくさん悲しむだけじゃん
中学2年生の言葉。
あたりまえの、ごく自然に出てきた言葉だと思うけれども、
どれだけの人がこのあたりまえのこと、意識してるのかなあなんて思う。
ところで。
たわむれに、花迷路全作品リストなど作ってみたり。
利用するひとはいるのだろうか。
いるならちゃんと整備しますけれども。
あ、個人的ブックマーク、可です。
いるひとは下のボタンをぽちっとな。
<1月7日>
全作品リスト、10件ほど使うぞ表明をいただきましたので、
正式に公開することに決めました。
「迷路地図」からジャンプできるようになっています。
ラフスケッチを全部タイトルで並べてみたら、
なんかものすごく膨大なリストになってしまってちょっと呆然。
こんなに大量にのっけてるのねえ、私。
というか、これでも小説サイトと言い張るかい、私(笑)
<1月9日>
人前に在るということ。
自分の存在を主張するということ。
それは多くの人に愛してもらうきっかけづくりであって、
同時に、疎まれる危険性を増大させる行為。
誰にも嫌われたくないのなら、
好きこのんで注目を浴びになんか行かなきゃいい。
自分の安心できる場所でぬくぬくしていれば、
少なくとも今以上には、貴方を嫌う人はたぶん増えない。
それでも出て行くということは。語るということは。
そのリスクも飲み込んで、覚悟して、在るということ。
どんなにどんなに気を遣っても、
人と人は完全には重なれない。
出逢いがうまれたとたん、衝突の危険性はゼロではなくなるのよ。
わかっているのか。
覚悟は出来ているか。
ときどき自分に問い掛ける。
傷つくのがいやなら、いまのうちに逃げ帰れと。
いつまでも蜜だけを吸って生きていけるほど、世界は甘ったるくない。
そしてね。それでもね。何度でも言うよ。
私はここにいるよ。きっといつづけるのよ。
私がいることで誰かが不快になっても。
ごめんなさいと思うけれど、それでも居たいのよ。
代償は受け入れるから。どうか許してください。
【1/8 読書記録:明日香幻想 葛葉の章】
<1月10日>
どうでもいいけど気になること。
「コブタ」ですか「ピグレット」ですか。
「トラー」ですか「ティガー」ですか。
いや、A.A.ミルンのくまのプーさんの話なんですけどね。
私が小さい頃に読んだ話では、ぶたさんの名前は「コブタ」で、
とらさんの名前は「トラー」で、
ついでにカンガルーのぼうやの名前は「ルー」だったんです。
でもなんか、コブタのこと「ピグレット」って呼ぶ人が多い……
(実は高校の頃からひそかに謎だったりする)
調べてみたらば、「コブタ」は石井桃子さんの訳した岩波文庫のプーさん、
「ピグレット」はディズニー映画のプーさんなんですね。
納得なっとく。そりゃあ、私にピグレットがなじまないはずだわ。
(映画のプーさん見てない。というか、
ディズニーアニメは正直苦手であまり見ない)
わりと原音主義な私ですが、プーさんはやっぱり
「トオリヌケ・キ」とか「タチケテ タチケテ ポク コプタ」が、
私にとってはノスタルジィの対象だわぁなんて、思ったり。
<1月11日>
またもやアンケートです。
更新お知らせメルマガとか発行してみたら、皆さんご利用なさいます?
更新内容と制作裏話と近況報告が入るものになると思いますが。
読むよってかたは下のボタンをぽちりと。
<1月13日>
土曜日は社会の授業の日なんですが、
世界史がらみの内容になるとつい熱く語ってしまう私。
時間が足りなくなってしまった……失敗。
新しい指導要領では、
歴史の教科書から世界史といえる部分が、
ずいぶんと減らされています。
高校では世界史が必修だから、そちらにまわす、
ということらしいですが。
しかしなあ。
自国の歴史ももちろん大切ですが、
世界の動き知らずに日本史学んでもなあ。
なにより、世界史って先々かなり役立つ教養だと思うんですけどね。
ま、ややこしいってのは認めますけれども。
皆様は世界史、お好きですか〜。
<1月14日>
調子に乗って更新メルマガ発行の手続きを取ってみました(笑)
とりあえず、先日の更新をネタにサンプルを書いてみたり。
読んでみたいかたは〔迷宮だより〕でお申し込みをどうぞ〜。
16日午前0時に第1弾を発行予定です。
お楽しみいただければさいわい。
【1/13 読書記録:SLAMDUNK21〜31/プラネット・ラダー4/原獣文書4・5】
<1月15日>
天を見上げれば冬の空にはオリオン座。
あれ、こんな高くにのぼったっけと、ふと思う。
オリオンを追いかけるさそりの姿も、
こんなに全身が見えたっけと。
思い出すのは小学生のころ、
1時間ごとにベランダにでて書き写した、
のぼってくだるオリオン座。
あの空はいつも、下半分を山が黒々と隠していた。
そうか、たいらなところに住んでいるんだと、
いまだ驚き続ける6年目のある夜です。
【1/14 読書記録:プラネット・ラダー 3・4】
<1月16日>
続けてお空の話なんですけども。
今晩は満月だったのかな。
駐車場に車を止めて、部屋まで歩く距離が約3分。
南に向かって歩くから、たいてい月が目に入ります。
今日見上げた月は、本当に空のてっぺんにあって、
なんだか空の支配者という感じで、
煌々とするどくひかっておりました。
見るたびに印象が違うから、月が好きなのかもしれません。
【1/15 読書記録:プラネット・ラダー4】
<1月17日>
そういえば、今年の西武のおかいものくまちゃん(勝手に命名)は、
コサックダンス踊ってましたね。
おっかいもの♪ の節回しが微妙に違ってちょっと残念。
私としては去年の「ナンボ!」がかーなーり好きでした。
とかとか言いつつ西武でおかいものなぞほとんどしない私(笑)
そうそう、東京Walker付属のDVDゲットしました!
二つの塔プレヴューは、ファンなら見るべし、って感じ。
字幕ないですけど、なんの場面かはだいたいわかったぞ。
とりあえずエオウィンが可愛くて満足。
しかしその……後半のゲームCMがすんごい微妙。
ひっきりなしに突っ込みを入れつつ、
すこーしだけ「欲しいかも……」とか思ってる自分が厭です。
(↑もちろんオーリィレゴの決めワザ台詞が聞きたいがため)
【1/16 読書記録:バイエルンの天使1〜3】
<1月19日>
もう何度目かと思うけれど、
北村薫の『空飛ぶ馬』『夜の蝉』を読み返す。
私はこのシリーズの主人公が、けっこう好きで、ちょっと嫌い。
嫌いなのは、こういうと傲慢に響くけれど、
情より知が勝つところ、
自分の十ある知識を十喋らずにいられないところが、
どうしても鼻についてしまう。
同族嫌悪――なのだろうなと、思うけれど。
『夜の蝉』の表題作が、読むたびに印象につよい。
姉へのコンプレックス、姉妹のへだたり――そういうものを、
どうしても自分と重ねて読んでしまう。
姉のようになりたくて、姉のようになりたくなくて、
愛してる、憎んでる、憧れている、さげすんでいる、
姉に抱いている気持ちは文字にするのが難しい。
それでも一生、私の「おねえちゃん」はあのひとなんだよね。
<1月20日>
なんの気なくつけたテレビで「ジカダンパン」というのをやっていた。
以前放映した直談判の結果検証だって。
ラスト10分くらいしか見てないのだけれど、
放送での公約どおりに、放置自転車には対応策が取られ、
ボロボロだった点字ブロックは新しいものに変えられたという。
メディアの力というものに改めて感心しつつ、
「迅速な対応」とかいうナレーションに眉をしかめる。
けっきょく、こうやって全国に晒してやらないと、
動かない行政が多すぎるってことなんだろう。
見世物でもなんでも、それで恩恵をこうむる人がいるならいいけどね。
その裏側で、メディアに取り上げられないばっかりに、
対応があとにまわされた人なんていないことを祈る。
【1/19 読書記録:空飛ぶ馬 夜の蝉】
<1月21日>
かなり突発的に、サイト助言企画など立ててみたのですが、
案外好評? な感じで楽しいです。
支援サイトってどうしてもデータベースとしての利用だから、
賑わってなくて寂しかったんですけどね。
わーい、これでいろんな人と交流が出来るぜ。
下手を打つとこっちの更新まで喰われそうな、
けっこう危険な企画ですけれども、
ま、大丈夫でしょう、どうせ私だもん。
いつものように、適当にのんびりと参りますです。
【1/20 読書記録:秋の花】
<1月22日>
北村薫の円紫さんシリーズ再読終わりました。(何回目?)
……あれ、『朝霧』の続きってまだ出てなかったですよね?
最初にこのシリーズに触れたのはいつだったか。
すでに『夜の蝉』まで文庫に落ちてたので、
大学に入った頃のようです。
今回再読してみて思ったのは、
こんなになにげない場面が胸に響く作家だっけ、という驚き。
主人公とおなじ年頃に、おなじ目線で読むのも素敵ですが、
振り返りながら読むのもまた、新たな発見があるようです。
昔は正直退屈だと思った『六の宮の姫君』が、
名作といわれるゆえんが、やっとわかったように思う。
たった数年の違いですけれども、ちょっと、大人になったのかもしれません。
【1/21 読書記録:朝霧 六の宮の姫君】
<1月23日>
ちょっと仕事で面白くないことが積み重なってて、
微妙にやさぐれ中……かもしれない。
すみませんとありがとうございますが素直に言えなくなってるよ。
生徒が風邪でばたばたやられてるせいで、パワーもらえてないのかしらん。
私立入試の結果が出始めました。
生徒たちがほんとにナーバスになってて、見ているこちらもつらいです。
今からの一言ひとことが、この子達の一生に影響するかもしれないと考えると、
怖いなあという気持ちも、かなりあります。
なにか、糧になるものを、残してやれるといいのだけれど。
やさぐれてる場合じゃありませんわな。
さー、気分リセットして、頑張るぜ。
【1/22 読書記録:六の宮の姫君】
<1月25日>
愛しているよ。
なあんて台詞が耳について離れない今日この頃。
あいしてる、じゃなくてあいしている、なのがポイントですか。
誰だおまえ……って、いや、わかってるんですけどね。
これはあれかな、ほったらかし作者への脅迫かな。
なんだかあぶない人のようですが、
文月の脳内、わりとこんな感じです。
ぽん、と降ってきて、離れてくれないフレーズや情景のガラクタ倉庫。
妄想? 幻聴? もう20年来のお付き合いだから慣れちゃったわ。
【1/23 読書記録:性同一性障害――性転換の朝】
<1月27日>
怠惰に惰眠を貪りました。
貪りすぎだ……! という気も、ちょっと。
どのくらい寝てたか、反応が怖くていえません(笑)
最近さくさくとアクセス数が伸びていて、
正直びっくりどきどきです。
が、がんばらなきゃ。
とりあえず白珠の続きを……。
あとイラスト。
支援サイトで企画もの動かしてる場合じゃないですね。
更新メルマガはいまんとこ16名さまにとっていただけている模様。
無料サービスなので、こちらには人数しかわからないんですよ。
更新情報ほか、近況のだべりとかも入っているので、
良かったら取ってみてくださいませ。
関係ないメルマガも2通来てしまいますが、
一度解除手続きを取っていただいたら、あとは平穏です〜。
(私も確認用に購読しているのですが、広告がばんばん来たりはないです)
↑にリンクも設けましたので、よろしければ、どうぞ。
【1/26 読書記録:ひらいたトランプ/パーカー・パイン登場/ディア マイン1】
<1月28日>
口癖というか、いや書き癖か、
執着している言い回しというのがけっこうある。
気がつくといっつも使ってしまうんだよね。
美しい、なんて、いったい私の文章に何度出てくることやら。
絶望的に〜なとか、しなやかにとか、自覚はあるんです、ええ。
でもやめられないんだなあ。
他の言葉におきかえると、どうしても、どこか違うのだもの。
私にとってのその場面は、その言葉でだけ、あらわされるものなのだもの。
……そんな風にかたくなになってしまうのも、
語彙の少なさのせいなのでしょうけれど。
【1/27 読書記録:華海賊】
<1月30日>
おとなしく、ひかえめに、ふんわり笑っている人っている。
愛されるひと。嫌われないひと。他人とぶつからないひと。
憧れないといったら嘘になる。
なりたいといっても、嘘になる。
きっと私にはがまんできないだろうから。
ぜんぶ自分の内側で消化して、
にこにこしていることはできそうにないから。
わがままなのです、私。
【1/29 読書記録:残酷な童話たち】
<1月31日>
塾講師なんてやっていると、本気で子供の国語力を憂えてしまう。
いろんなところで言われていることだけれど、
国語力は、確実に落ちていると思います。
なにせ、読書の絶対量が減ってる。
読書だけが大切なんていわないけど、でも、本は読んで欲しいなと思う。
外遊びも漫画もゲームも映画も部活もいいけれど、
私にとって本ってとびぬけて特別だから。
たくさんの素敵な本に、どうか触れて欲しい。
私は、本当にたくさんのことを、本を読むことで学んできたと思うから。
【1/31 読書記録:ゼロ時間へ】