花迷宮放浪記 - Diary - 2002年10月

10月1日

放浪記をリニューアルしてみました。
……え、変わってないじゃんって?
ふっふっふ、そう見えるなら成功です。
実は、CGIを使ってブラウザ書き込み式にして、
過去ログページを自動生成するようにしたの。
今までは最新ページは月ごとにしてましたが、
これは最新10日が表示されるようになりました。
最新では新しいものが一番上ですぐ読めるようになってて、
月別では日付の早いものが上になるように並び変わってます。
右上の最終更新は外部Javascriptを呼び出す形式。

過去ログの登録がかなり手間でしたが、
これでずいぶんと管理が楽になりました。
さあ、毎日きちんと書くぞ!

10月2日

昨日は台風でしたね。
うちの塾も休講でした。おかげで早く帰れましたわ。
そういえば、最近台風で停電ってあんまりない気がするのですが、
気のせいなのかな。
電線、丈夫になったのかしらなんて思ってたり。
電柱が地下にもぐったからなんでしょうか。

昔は夏になると毎年2・3回、停電に遭ってた気がします。
いや〜んなのが、お風呂の最中の停電。
デジタルで湯温制御とかしてると最悪ですね。
夕食後くらいにけっこう長い停電があって、
ろうそくを風呂場の窓辺において頭を洗ってた記憶があったり。

そういえばいまどきの子供って、ろうそくを見たことがないようです。
小学生の国語の授業でそんな話になったと先輩から聞きまして。
先輩は「いまどき家に仏壇ないしねえ」と仰ってましたが、
私にはろうそくはケーキと花火のイメージなので、
そこでろうそくに出会わないのはかーなーり謎です。
……ほんとかなァ。

10月3日

今日は模擬授業の担当でした。
評価は……すいません、書くとへこむから書きません(笑)
ここは絶対、愚痴る場所にしないって、決めてますので。
いい事だけ書いとこう。

室長にね、「そういえば文月さん(仮名)って、
まだ2年目なんでしたね〜」とのお言葉をいただいた。
……これはちょっと自信もっていいよねぇ?
日頃、新人扱いされてないってことだもんね?
ふっふっふ。ちょっとガッツポーズなんか作りましたよ内心。
とってもうれしかったのでここでかみしめておきます。

自分の評価を聞くのって、とっても好きです、私。
それがたとえマイナス評価でも、言われないより言われるのが好き。
人の意見を気にする、というのは良くないことみたいに言われやすいけど、
人間はほかの人間と関わらなきゃ生きていけないでしょ。
自分がいいと思っていても周囲から全く評価されないんじゃ、
それは独善でしかないとも思うのよ。
たとえ、周囲が間違っていて、自分が正しいのだとしても、
そのことを周囲に認めさせないまんま、自分だけ正しく在り続けるんじゃ、
やっぱりなにか違う気がしてしまう。
だからどう見えるのかどう思われているのか、聞かせてほしいのです。
がんばっていることが認められているのか、
良かれと思ってやったことが本当に誰かの役に立ったか、
自分の行動を検証したい。
こういう考え方の人には叩かれるな、って思ってやるときもある。
そういう時は叩かれておく。それで気にしない。
でも、思わぬ方向でだれかを不快にさせたなら、
さっさと修正して謝りたい。
そのためには、不快になったよって、教えてもらわないとね。

ネットって、自分の知らないところで、自分の噂話をされてて、
しかもそれを発見しちゃう――なんてことが案外多い。
これを「嫌なものだ」と思ってる方、わりといらっしゃるみたいだけど、
私は好きだな。けなされてもわりと好き。褒められるともっと好き。
だって話題に出されるってことは、関心を持たれてるってことだもの。
サイトなんて、誰かに関心もってほしくなきゃ、開くわけないじゃない。

……結局、目立ちたがりってことなんだろうか。

10月4日

指輪物語DVD、無事ゲットしてきました。
会議直前になにやってっかな私(笑)
しかし、本編真面目に見ると3時間以上なんだよね……
時間捻出が課題です。さあどうしよう。
とりあえずレゴラスの雄姿だけでも……(こら)

10月6日

教え子たちで吹奏楽部所属の子がけっこういまして、
今日はその演奏を聴きに行ってきました。
や〜、楽しかったわ。
曲目もとっても良かったんですが(サウンド・オブ・ミュージックとか、
ルパンとか、ガリバー旅行記とか、サザエさんアラカルトも面白かった)
演出がね〜、とっても凝ってて。
体育館の壁はツリーに飾る電飾で飾られてるし、
『ハリー・ポッター』は暗闇のなかで始まるし。
(夜店とかで売ってる光る棒、あれが指揮棒だったの。面白〜)
後半のお楽しみコンテンツではボンボン持ってダンスまで披露してくれるし。
教え子が照れつつもがんばって踊っておりました。
すごいなあ、いまどきの中学生ってここまで出来るのか。
自分の高校時代の舞台と引き比べて、ほんとに感心してしまいました。

【10/05 読書記録:プラネット・ラダー5】

10月7日

見ましたよ見ましたよ指輪DVD!
ええとその、いろいろ言いたいことはあるんですが、
とりあえずひとこと。
れッ、レゴラスが笑ってるよぅ〜〜〜!
(特典ディスクに、ヴィゴさんと冗談言い合ってるシーンがあるのだ)
モヒカンオーリィ君バンジージャンプしてるよ〜ぅ。
だめだ、楽しすぎてめまいする。
……とりあえず創作しよ。(笑)

10月8日

トップのデザインをマイナーチェンジ。
右上に最終更新が出るようにしました。
どうせ日記の為に最新をjavascriptで書いてるので、
再利用です。手間はおんなじ。
更新されたコーナーへのジャンプ(同ウィンドウ)と、
アップされたファイルへの直接ジャンプ(別ウィンドウ)と
両方できるようにしてみました。
使い勝手を教えてくれると嬉しいなあ。

【花迷路】のトップのデザインには、実はけっこうこだわりがあります。
いろいろポイントはあるのだけれど、絶対外せないふたつが、
初訪問者さんを圧倒しないことと、
常連さんが使いやすいこと。
常連さんのためには、更新が一目でわかって、
各所に直接跳べるほうが便利なんですよね。
でも、そのためにトップにこれでもかと情報置いちゃうと、
重たくなるしなにより、初めてのひとに圧迫感がある。
私自身が「うっ」となるんだわ、トップにあんまり情報多いと。
初めて行ったサイトだから構造がわかってなくて、
事実の数倍、広くて深いサイトに見えちゃう。
そうなると億劫になるんですよね、見てまわるのが。
なのでうちのトップはシンプル命。
シンプルさの中に、どれだけ【花迷路】カラーと、
常連さんのユーザビリティ向上を入れていくかが、
文月のトップデザインの命題です。

10月9日

小説を更新したときは必ず反響があるんですが、
最近、イラストに関してはコメントがいただけなくって、
ちょっとさびしいなとか呟いてみたり。
むかあし、日記サイト→イラストサイトと変遷したのを、
どうにかこうにか小説サイトにしよう! とやってきた、
その結果が出てるんで文句言う筋合いじゃないんですけどね。

……でも最新イラストってうちの看板小説のらぶらぶ絵なんだけどなァ(笑)

【10/08 読書記録:グラン・ローヴァ物語3・4】

10月11日

日付跳びました。ちょーっと書けなかったよ……ごめんなさい。

教え子が合唱コンクールで『春に』を歌うのだとか。
わりと合唱曲としてはメジャーかなあ。
谷川俊太郎作詞の、この気持ちはなんだろう♪ っての。
高校時代に、一度だけ部活で出た合唱コンクールで、
最後にみんなで歌いましょうって練習させられた曲だわ。

合唱コンクールといえば、
私は指揮者にさせられるのが悩みの種でした(笑)
中学3年間で2度はやらされたがな。
目立つ立場に立つこと自体はあんまり厭わないんですが、
指揮者だと歌えないじゃん!(笑)
中2のときは確か、駄々こねて投票2位(投票で指揮決めた)の男子に
半分代わってもらったんだったなぁ、確か。

ちなみにソプラノです。
基本のドより三つくらい音が下がると、もう声が出ない……(泣)

10月14日

フラッシュMXの体験版を貰ってきまして、ちびちびと遊んでおります。
やっぱ面白いですね、これは。
どっかで実験したいんですけども、うーん、どうしよう。
『Century20』の予告ムービーでも作ってみたり?
……そんな暇があったら本編を書きなさい私。

ところで今日まで3連休(私には2連休ですが)は、
徒歩30秒の母校(笑)の大学祭でございました。
屋台メシが大好きな私、当然お昼を調達に参ります。
買ってみたのは昨日が台湾風焼きそばとタイ風焼きそばと焼き鳥。
今日がすいとんとワッフル。
豚汁にめぐり合えなかったのがちょっとご不満。
ところで「豚汁」って「とん汁」ですか「ぶた汁」ですか?

10月15日

なんで人間って懐かしい曲が好きなんでしょうねえ。
安心するんだろうけれども。
懐かしさにことさら反応するのは、
五感の中でも特に聴覚な気がする。
ちょっと不思議。

【10/14 読書記録:ハッピー・バースディ】

10月16日

人に読まれるものを書いていることに。
いちおう、自覚は持っているつもりでいる。
これは自惚れじゃないと思うんだけど、
私の言葉に影響を受ける人間はこの世にある程度いる。
私の言葉で変えることが出来るひとも、
私の言葉で傷つけることが出来るひとも、
少なからず、確かに、いることを知っている。
それは胆に銘じなければといつも思う。

その上で。それをわかって。
それでも私はこの口を閉じないだろう。
それが自分の生きる証なのだと、
確かにこの世に存在する証立てなのだと。
すでにもう、私にはそうなってしまっているのだもの。

だから覚悟くらい、とうにしているのよ。
いつ、おまえは間違っていると、責められてもおかしくないと。
そのくらいの代償、払う覚悟でなきゃ言わないわ。
ねえみなさん、その程度の覚悟、ないなら黙ってなさいな。
黙っていたらネットなんて、傷つくことはずっと減るのだから。

10月17日

……うわわわっ。
後ろで流してるテレビの音声で、
なんか死ぬほどむかつく発言が……。
女は黙って家庭にいろだとー?
仕事なんかするんじゃないだとー?
妻が家にいることが、妻を守ることが、
男の活力になるんだとー?
いやまあ、ご年配のかただしね!
奥様とうまくいってるんなら別にいいけどね!
でもやっぱりめっちゃむかつくー。
女はアンタの人生の引き立て役じゃないっつの。

個人の好みとして家庭に奥さんがいるのが好きだとか、
私は結婚したら家に入って夫を支えたいのとか、
一人一人がそういう風に思うのは別に気にならないのよ。
そういう好みの人同士で結婚すればいいだけの話。
でもその価値観を他人に押し付けるのは腹が立つなぁ。

家庭なんかさあ、ぜんっぶ違うんだよ。
その中にいる人間がちゃんと納得して幸せならいいじゃん。

【10/16 読書記録:少年魔法士 10】

10月18日

お役立ちな人になりたいのね。
すべてのことに秀でるのなんて無理だけども、
せめてなにかひとつでも、これならあいつに聞け、と言われたい。
居てくれて助かる、と言われたい。

そんなふうに役に立つことを求めるのは、
役に立たない自分に魅力を認められないかららしいと、
遅まきながら最近気づきました。
無条件で、利益なしで、
それでも傍にいたいと思ってもらえる自信が、ちょっとない。

……気づいちゃったからね。
なんとかしなきゃあ。
お役立ちなひとになる努力と同時に、
愛されるひとになる努力も、
ちょっとばかり、してみようか。

10月21日

近所のレンタルビデオ屋にはリクエスト掲示板があります。
利用者のリクエストに手書き返答がついて掲示されるの。
そこにあったリクエスト。
「後家人斬九朗」。
普通〜にお返事されてましたけど……
やもめかい。

しかし、御家人斬九郎と言えば私のラブ時代劇のひとつ。
ちなみにあとは三匹が斬る(千石さんのいる時代)と、
いささかマイナーながら赤頭巾快刀乱麻と、
時代劇初体験とも言える長七郎江戸日記。
マイナー好みやね、私。

【10/20 読書記録:エースをねらえ! 9・10】

10月22日

各コーナーのデザインのマイナーチェンジ。
やっと、ほぼ全ページが白背景に揃いましたよ。
あとはここと、BBSをどうするかだなァ。

ご感想、お聞かせくださいませ。

10月23日

なんだかすごい勢いでエクセルマニアになってる気がします。
や、マニアといっても参照してるのエクセルの(使えない)ヘルプと、
MOUS検定用に買ってきたテキストだけなので、
まだまだ全然シロウトなのですけれども。
なにせ実際に使う分析のネタ(=生徒の成績)がありますでしょ、はまるはまる。

私は元来怠け者だから、自己研鑽だけだとなかなか動けない。
だからいろいろ、自分を動かすファクターが要るのです。
いまのところエクセルに関しては先輩との競争と、上司のお褒めの言葉が原動力かな。
「ふっふっふ、どうです? 便利でしょ?」とにまりと笑うため、
それだけのために2時間費やしてもわりと平気なのです私。
また先輩がねー、いかにも使えそうな関数を見つけてきては私に振るのね。(笑)
そうなるとまんまと乗せられてるとわかってても手を出さずにいられない私。
いいもん、楽しいもん。
褒めてくれる上司のいる職場でよかったなあ。
しあわせです、私。

【10/22 読書記録:踊り場ホテル/マジック☆マイスター】

10月26日

ごめんなさい日記サボりました。
待っててくださってる人がいたら、本当に、ごめんなさい。

でも私はわがままだから。
書きたくもないのに義務で書くものとか、
どっかで書いたものの二番煎じとか、
そういうのは私のサイトに乗っけられない。
ほんとにその話がもう一度したいなら、
繰り返しになっても話すけれども。
ただ、「更新しましたよ」っていう既成事実作るために、
そんなむなしいことはしたくないのよ。

ごめんね。
わがままです。

10月28日

時間を見つけて、できるだけひとさまの話を読むようにしています。
面白い物語に出会いたいのと、
楽しく語れるかたを探したいのと、
求めるものは両方。
だから、気に入ったら必ず私は書き手さんにラブコールするのね。
されたら嬉しいのは、よーくわかってることだから。
そこで交流がひとつ生まれればとても楽しいし、
一方的なラブコール送るだけでも別に構わない。

逆にお世辞とかお付き合いでラブコールすることはないに等しい。
書き込みとかメールは、その人に興味を持つきっかけではあるけれど、
それとその人のお話を私が気に入るかは別。
だってそれは趣味の問題だからね。
趣味じゃない話を我慢して読めるほど、暇がないのよ。正直な話。

【10/27 読書記録:マリア様がみてる】

10月29日

日記の更新日出すのがきつくなったので、
思い切ってdailyにしてみました。
これでdailyに書かなきゃいけなくなった(笑)

会社の先輩(というか上司)が最近ネット小説読んでるらしいんですよ。
そして私がそのジャンルで活動してるのはばれてるんですよ。
さて、もし偶然上司がいらしたらばれるのかしら、このサイト。
……ばれるんだろうなぁ……。
というか、ばれたくないならこういうのを日記に書くな、私。

【10/28 読書記録:黄薔薇革命】

10月30日

機嫌とか体調とか。
いいときも悪いときもあるのが人間でね。
当たり前のことなんだけどもさ。
それをまわりにさとらせない気丈な人を装うか、
オーラだしまくってまわりに気遣ってもらう気分の良さをとるか、
実はいっつもちょっとだけ悩むのです。
でもさとらせない人のほうが、私には楽みたい。
習い性になっているのでしょうね、もう。
ちょっと寂しい時もあるけど、そういう私がけっきょく好きなんだなあ。

【10/29 読書記録:エースをねらえ! 6】

10月31日

ビデオ屋でビデオを二本借りてきました。
『Boys don't cry』と『マイ・フレンド・メモリー』。
前者はうーん……やりきれない感じが。
あんまり好きなタイプの映画じゃなかったです。
でもラナは好きだ。一途で。
後者は一度映画館で見てるんですが、もう一度。
あーん、私、やっぱこの話好きだー。
そして、やっぱり昔より数段涙もろくなってるのを実感してしまいました。
ネタばれになるから詳しくは語りませんが、
マックスが裸足で駆け出していくあたりでもう涙ボロボロ。

泣いちゃうようになったのを弱くなったと見るか。
泣けるようになったのを成長したと見るか。
ま、どっちでもいいんですけどね。

【10/31 読書記録:月と太陽のパラソル】

花迷路
Akiary v.0.51