迷宮放浪記 - Diary - 2002年03月

＜3月7日＞

梅を見に行ってきました。
偕楽園は昨年行ったので、今年は筑波山にね。
偕楽園がもーとってもメジャーな観光地！　って感じだったのに対して、
こちらは地元の人たちの行楽地、って雰囲気だったなぁ。
高齢のかたのグループとか、ちっちゃい子供連れた家族連れとかが多かった。
うん、ほのぼのしててよかったわ。
いい感じに斜面なんで、ちょっとした運動にもなったし。
日本では古来より見る花は桜、香る花は梅なんですよね。
（昔は花＝梅だったのが、平安あたりで桜になったんだっけ）
ほんのりと甘酸っぱい梅の花の香りは、きつすぎなくてとても好きです。

＜3月13日＞

見ました、『The Load of the Rings』（指輪物語）！
もう、すっごい良かったァ！！
衣装いいし、配役いいし、話は当然わくわくどきどきで。
戦闘シーンのカメラワークが少々せわしなく、
いとしのあの人を探すのがちょっと大変でしたけど（笑）

ストーリーはですね、『指輪』読者ならさらに楽しめるのでしょうが、
未読者でも十分楽しめる見事なストーリーテリングだったと思います。
だって私未読者に限りなく近いもんなァ（←すでに細部を忘れ去っていた）。
パンフに荒俣宏氏が、
"あれだけ複雑な大長編のエッセンスをここまで分かり易くまとめあげたことが奇跡だ"
と書いておいでですが、これ、激しく同意。
まあね、欲を言うならボロミア・レゴラス・ギムリの登場が少々唐突だとかね、あるんですが。
絶対これ、見る価値ありだと思いますよ〜。特にファンタジー好きな方。

ところで、いきなり個人的な話に走ると、
レゴラスに惚れました（笑）
チラシ見たときには妙に顔のラインがごつく見えて悲しかったのですが、
全然そんなことないよ〜、背ぇ高いのに繊細な美形だよ〜、うふふふ素敵。
金髪ロングヘアがお似合いの高貴な顔立ちだけでもとっても魅力的なんですが、
弓の名手なとこがもうもうブラボー！
遠くの敵を一発必中で倒してくのは遠距離武器の特権のかっこよさですが、
弓使いってあーんな接近戦もできるんですか？　これは真剣に認識を改めねば。
エルフの身軽さも各所で発揮してたし（橋のシーンとかね！）スバラシイですよほんと。
あとは原作の意外にお茶目さんなところがもうちょっと出れば嬉しいなあ。

……レゴラス話は語ると際限がなさそうなんで、とりあえずこのへんで。
映画見てきたかた、掲示板とかでぜひ！　語りましょう。

＜3月16日＞

二日前ですがWhite Dayでした。
３人からお返しもらっちゃった。
父と弟以外からお返しもらったの、そういえば初めてかもしれません（笑）
会社では同教室のおふたりにチョコ差し上げたんですが、
正直きちんと２コお返しがくるとは期待してなかった……
30代独身（のはず）の上司がくださったお菓子はすっげぇおしゃれでした。
みつくろったのご本人かなあ。彼女さんかなぁ（笑）

ところで各所で叫んでますが指輪に大ハマリ中です。
こないだ仕事の後にレイトショーで２回目観てきちゃったよ……。
吹替えはわかりやすくて良いですが、
個人的には役者さんの声が聞ける字幕がやっぱ好きです。
だから次は字幕で観にいくの（笑）
DVDいつ出るのかな〜。もう買う気満々なんだけど。

【3/15 読書記録：二つの塔（上２）】

＜3月18日＞

つらいのなんて見せたくないの。
強いとこだけ見ててほしいの。
このひとなら大丈夫って。安心して。
なのに、わかってほしがってる私もいるの。
わがままね。

＜3月19日＞

世界フィギュアを見てたのです。
ロシアのアレクセイ・ヤグディン。うわぁお。
なんというか。バケモノだよこのひと！
ほかの面々の演技がかすみます。
……でも同じくロシアのアレクサンダー・アブドの美貌にノックアウトな私。
長い手足、なびくブロンド、黒に銀の衣装！　ああもう。
（こーの筋金入りの王子好きめ）

＜3月27日＞

ああサイト更新しなきゃ〜と騒いでいる私に、
「ほんとにサービス精神の固まりだねぇ」と呆れるように言った人がいたりして。
べつにそんなんじゃ全然ないのだけどもね。
正直言うと、読んでくれる人のためにやってることじゃないんだもの。
読んでくれる人がいて嬉しい私のためにやるんだもの。
自己顕示欲満足させたいだけなのよね。だから全然苦じゃないのさ。

私の行動なんてけっきょく基本はそれ。
誰かのため、って思ってるから苦しくなるんだ。
誰かのために動いてる私が好きなだけ、
そう思えば誰も気がついてくれなくったってハッピー。

こんなことをもう何回書いたかな？
それだけ私が揺らいでしまうってことなんだけどさ。
書くことで言い聞かせてみる。戒めてみる。
求めてしまう私もたしかに私。
でも、求めないひとになりたいのよ。

【3/25 読書記録：王の帰還（下）←読了！】

【3/23 読書記録：王の帰還（上）】