花迷宮放浪記 - Diary - 2001年11月

11月1日

先日同僚と飲みに行きました。
仕事終わったあと、11時半に飲み屋入って、
1時前に追い出された(泣)あと4時までカラオケ。
学生かいな、と突っ込みたいところですが、
つくばの学生はこんな無駄金を使わない気がする……(笑)

さてそのカラオケの最中に、同期の女の子がつぶれてしまいまして。
しばらく寝てて、起きたとたん「もうヤダ、きもちわるい、帰る〜」と駄々こねるのよね。
来るときは私が自宅まで車でお迎えに行っていたから(彼女だけ退社時刻が早いのだ)、
しかたがないな〜と、肩を貸して車まで歩かせて、お送りいたしましたよアパートまで。
で私はとんぼ返りしてカラオケ復帰。
なんていうか、つくづく「カワイイ女の子と自分の違い」を思った飲み会でした。
まぁいいのよ、こういうキャラな私が好きなんだもん。

11月2日

だいぶ前の話なんだけど、ローソンで買い物してるところを見かけたよ〜と、
塾の教え子に言われたことがあって。
「先生なんか歌ってたでしょ〜」と笑われて、さすがに少々恥ずかしかった。
そうなんです。私、ひとりで頭がヒマだと歌うくせがあるのです。
しかも鼻歌どころじゃなくって、かなりでかい声。
(ひとに聞かれるところじゃ鼻歌程度だけどね←鼻歌は歌うんかい)
これは絶対、家でなにかっちゃ歌ってた母親の影響なんだと思うのだけど。
知ってる歌を延々うたいつづけることもあれば、
てきとーな言葉にてきとーな節を乗っけて即興しちゃうこともアリ。
だって歌うのって気持ちいいじゃないですか〜。

昔はあんまり疑問に思わなかったクセなんだけど、
……やっぱヘン?
いや、ヘンでも歌うのやめたりはしないけど。

11月8日

月みれば 千々に物こそかなしけれ
わが身ひとつの秋にはあらねど

もう季節は秋というより冬ですけどね。
百人一首の、月の歌では、これが一番好きかな。
「かこちがほなる〜」も捨てがたいんだけどね。
冴えたひかりの秋の月を見上げたときに、
ふ、と心にのぼってくるうたです。

【11/7 読書記録:エース! 1〜6】

11月13日

毎日毎日、おんなじ道を合計20分くらい車で走って通勤してます。
最近のお楽しみは、街路樹の葉っぱの色。
たぶん今が一番きれいな季節です。
葉先が赤くて、そのちかくが黄色くて、陽の当たりにくいところはまだ緑。
真っ赤に染まるのも美しいけれども、今のグラデーションも格別で。
それがつくば特有のまっすぐな道沿いに、消失点できるほどずーっと向こうまで続いている、
そんな景色を見てると、仕事に行くのもちょっと楽しくなっちゃう。

もう少し経ったら、今度は並木通りの銀杏が黄金に染まるころ。
私がはじめて、このつくばの地を踏んだ季節です。
今年はあそこを毎日通って、職場に通うのね。
うふふふ、楽しみです。

【11/12 読書記録:少年魔法士 6・7】

11月19日

ニッポン、メダル獲得おめでとう!

あ、バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ(長っ)の話ね。
実は恥ずかしながら、今日はっと「あ、もう大会中じゃん!」と思い出して
最終戦に間に合ったという……。
最近まともに新聞もスポーツニュースも見てないからな〜。
(見てるのは深夜のニュースと昼前の奥様情報番組(笑))
いやぁ、燃えましたね今日の試合!
いつもながら一人でテレビに向かって奇声を上げておりました。
日本バレーが世界大会でメダルとるの、初めて見たなぁ。(事実十数年ぶりらしいですが)
なんか今日は、スパイクが見てて気持ちよかったですね。ふふふ……。
さて、今度は男子バレーです。誰が出るのかな。水曜にやってくれるかなぁ。

【11/18 読書記録:Pision's blood 1〜8(判る人だけ笑いましょう)】

11月24日

子供のころにたくさん本を読んだことは、自分の宝だと思ってるのよ。
与えてくれた両親に、いくらしてもしきれない感謝をしてる。
だから自分に子供がうまれたら、たくさんの素敵な本を読む機会をあげたい。
でもそれが、ほかの素敵なことをその子から奪うかもって、
そう言われたらそうなのかもしれない。
自分で選んでほしいけれど、親が世界を広げてやらないと選ぶものも選べないんだよね。
難しいなぁ、と思います。
でも、自己満足でも、読んでくれなくても、
「はるかな国の兄弟」や「大草原の小さな家」、「はてしない物語」、
ナルニア国物語にパディントンにホームズ、クリスティ、
私の大好きな物語たちを、手の届くところに置いておいてやりたい。
そうしていつか、子供とその楽しさを語り合いたい。
そう夢見るのくらいはまあ、いいにしてくださいな。

【11/23 読書記録:不死者あぎと】

11月27日

今日、仕事で移動してるとき、運転しながら一瞬だけ見た夕日!
スゴかった。鳥肌立つかと思いました。真っ赤に燃えるおおきな太陽と紅蓮の空と。
思わず車中で奇声を上げてしまいましたさ。
一瞬しか見られなかったのがすっごく残念だけど、でもいいもの見たなぁ♪
というわけで今日はラッキーな日なのです。

【11/26 読書記録:エース! 3】

花迷路
Akiary v.0.51