花迷宮放浪記 - Diary - 2001年09月

9月7日

世界はこんなにも美しかったのね……。

あ、いきなりすみません。
実は今日、コンタクトを新調したのですよ。
そしたらまー、視界がクリアなこと!
視力低下と、今まで使ってたコンタクトのヤバさ(変形してたしな……)を
しみじみと感じているのでした。

自分が変われば、見える世界もがらりと変わる。
それを物理的に実感できるのは、目の悪い人間のちょっとした特権かもしれませんね。

【9/6 読書記録:テニスの王子様 10】

9月12日

腹を立ててる!

テロ事件に腹を立ててる。
どうして、なんの関係もない人を「報復」で殺せるんだ。
どうして、そこでたくさんの人が死んでるのに喜べるんだ。

……腹を立ててる。
煮えくり返る。

9月18日

心配事とか悩み事とか失敗とか、全部心にしまっとくほうだ。
人に言わないわけじゃないけど、人に言えるレベルのことは、
実はすでに決着が付いてたり心の整理が済んでたりすることのほうが多い。

そういうのよくないんだよ、ってときどき言われるんだよね。
私に向けてじゃなくても、いろんなところで見たり聞いたりする。
しまいこむのはよくないよ、SOSは出したほうがいいよ、と。

……それができたら世話はないんですけど? なんて思ってみる。
言ってしまって、それであと腐れなくすっきりするなら、どんなにか楽だろう。
だけど、心の中身をだれもかれもにさらしてしまうことは、
私にとって心痛を増やす行為でしかない。
自分への気持ち悪さを増やすだけの、自傷行為にしかならない。
他人を気にする余裕のないときに、お願いだからそんなことでつらさを増やさせないで。

「がんばらなくていいよ」を、言われたくないわけじゃない。
「わがままでいいんだよ」と、甘やかされたくないわけじゃない。
でも、だれにもかれにもそう言われたいんじゃあ、ないの。
たったひとにぎりの、とてもとても近くにいる人だけ、甘えさせてくれたらいいの。
残りの人は、ヘイキな私だけ見ていて。
ヘイキじゃない私は、見ないふりして。
そのほうが私は、楽でいられる。
わがままを言っていいなら、それが私の、わがままです。

【9/17 読書記録:X(エックス)総集編01】

9月28日

自分が子供を教える立場になってみて、
ときどき自分の子供だったころを思い出す。
オトナにたくさん腹を立てて、トモダチにもたくさん腹を立ててた、
ちっぽけな中学生のころ。
あのときの、自分にとってむかつく先生に、
いま私がなってる気がして、ちょっとやな感じ。
でもみんなに好かれなくてもいいやと、
好かれなくったってできることはあるしねと、
そう言えるだけ、ちょっとだけは成長してるかな。

9月30日

今日いきなりやってきたお話。

「あ、文月(仮名)さん、ちょっと頼みがあるんですけどね」
「はい、なんですか?」
「リクナビって知ってますか。使いました?」
「ええ、けっこう利用しましたけど」
「先輩社員紹介のページね、こんど文月(仮名)さん載ってもらいます」
……えぇッ!?
「また正式に原稿依頼しますからね」
……まじですか部長!
「あ、写真も撮りますからね、こんど」
げ。
「い、いやです〜(泣)」
「はっはっは。じゃあよろしく」
……マジかよおい。

とか愚痴をたれつつ、実はけっこうこの手に耐性あったりする私。
小学生からやたらと自発多発取り揃えの矢面な人生送ってるのですよねぇ。
転校二回もしてるし。
児童会役員とか小学校でしまくってて、
先生の送別式でお別れの言葉読んだりとか。
とばっちりで中学でも新入生代表挨拶読んだりとか。
新聞のイラスト&2コマ漫画投稿欄に実名で載ったりとか。
赤本に入試レポート掲載されたりとか。(写真つき)
進研ゼミで大学生の部屋レポートの取材されたりとか。(やっぱり写真つき)
大学パンフレットにこのサイト紹介されたりとか。
(しかも実名。かなりやめてほしかった。……間違ってたし名前……)
そーですどーせ本性目立ちたがり屋。
というか、目立つのあんまり気になんないんですけどさ。
特に報酬あるなら、少々目立ってもオッケィ(笑)

……今回はなんか収入……ないんだろうなぁ……

花迷路
Akiary v.0.51