花迷宮放浪記 - Diary - 2001年06月

6月8日

キーボード買って来ました。もう、腹くくって。でも慣れてないから使いにくい―。

北と南と東と西。
それぞれどういう位置関係にあるのか、
自明のことのようでいて存外憶えにくいのがこれ。
私は小さい頃、山のふもとに家があって。
山に向かって立って、山があるのが北、左のほうが西って憶えてた。
我が家も入れたその辺一体が、「西北山(にしきたやま)」って地名だったんだわ。
いまでも「あれっ?」と思う瞬間には、
私は心の中で、山に向かって左手を上げて「こっちが西」ってやってる。
我にかえると、なんだかちょっと笑えます。

【6/7 読書記録:クララ白書】

6月9日

職場が団地まんなかのショッピングセンターにあるので、
昼間に出社すると子供がたくさん遊んでます。
今日はめちゃめちゃ可愛い女の子に逢いました。
5歳くらいかな。「お兄ちゃんどこ―!」といきなり叫ぶ。
どうしたの、と寄った私に物怖じせず「お兄ちゃん探してるの。しらない?」。
きょろきょろしたあと、二階の手すりから下を確認したくて私に、
「見えないから抱っこして」。
くぅ、可愛いぜ! このお姫サマっぷりがまた。
けっきょくお兄ちゃんが階段登ってやってきて、抱っこの必要はなくなりましたが……。
ちょっと残念かな(笑)

6月9日

職場が団地まんなかのショッピングセンターにあるので、
昼間に出社すると子供がたくさん遊んでます。
今日はめちゃめちゃ可愛い女の子に逢いました。
5歳くらいかな。「お兄ちゃんどこ―!」といきなり叫ぶ。
どうしたの、と寄った私に物怖じせず「お兄ちゃん探してるの。しらない?」。
きょろきょろしたあと、二階の手すりから下を確認したくて私に、
「見えないから抱っこして」。
くぅ、可愛いぜ! このお姫サマっぷりがまた。
けっきょくお兄ちゃんが階段登ってやってきて、抱っこの必要はなくなりましたが……。
ちょっと残念かな(笑)

6月14日

しあわせタイムなんてたくさんあるけど。
美味しいものに巡りあったときとか、
綺麗なものを目にしたときとか、
お気に入りの本を片手のティーブレイクとか、
大好きなひとのそばにいるとか。

でもそれにも増して、
私が誰かを笑顔にできた、
ありがとうって言葉をもらえた、
その瞬間が私にとっては至福のひととき。
あなたのしあわせがわたしのしあわせをつくるの。
なんて贅沢なんでしょ。

【6/13 読書記録:ちょー先生のお気に入り】

6月15日

先輩に「タフだねぇ」と感心? されてしまった。
直属の上司が、歯に衣着せぬというか、駄目なものを駄目と言う人で。
要求水準もけっこう高いらしく。(他と比べられないのでよく判らないけど)
その人にいろいろ言われてもヘコんで見えない私はタフなんだってさ。
でもねぇ、理由もわからず怒られたり嫌われたりしたらそりゃあきっと落ち込むけど。
理由判ってるもの。私に足りないことがあるからだもの。
叱られて辛くないわけじゃないけど、いつまでも暗〜い顔してヘコんでたってしかたない。
次に自分にできること、探して、レベルアップするしかできることないじゃない。
それにね。上司がすっごくいいひとだって判ってるんだよ。
傷つけたくて言ってるわけじゃないってすごーく伝わるんだよ。
だから傷ついた顔なんか見せらんない。
そうでなきゃそのうち、なんにも言ってもらえなくなっちゃう。
そんなのもったいないじゃない。

ましてや私の前には子供たち。
私の落ち込みなんて彼らには関係ないことなんだから。
私が笑顔でいなくちゃ、かれらに申し訳ないったらない。
新米だけど、プロだもん。
今日も明日もあさっても、教壇ではきっと笑うからね。

【6/14 読書記録:路傍の石】

6月20日

日曜日、菖蒲まつりに行ってきました。
んふふ、堪能〜。
潮来十二橋めぐりも面白かった。水路の町ってなんか情緒あるなぁ。
水上公園にはほんとに菖蒲が満開!
あんなにたくさん一度に見るなんて初めてで、感動でした。
白か青が基本なんだけど、やさしい藤色からきりりとした紺まで、青といっても色々。
赤みのあまりない、夜の空のような藍色の花が、私の好みかな。
ああでも、ふんわりとした藤色の小柄な花も捨てがたい。
名前がね、また良いのです。華厳の滝とか、星月夜とか、雰囲気あるんだ〜。
ココロの栄養をたっぷり摂れた一日でした。

6月26日

もともと珍しいほど音楽を聴かない人間だったんですが、
車通勤始めてからCD聴く時間がずいぶん増えてます。
定価でCD買うなんて一体何年ぶりかしら?(笑。たぶん中学以来だわ)
というわけで今回ゲットしたのはミュージカル「キャッツ」のアルバム。
「キャッツ」は実家の衛星放送で見て以来お気に入りの作品なのです。
曲はダントツで「Memory」、
キャラクターではラム・タム・タガーとマンカストラップが贔屓だったり。
わけわかんないけどとっても面白い作品なので、機会があれば是非どうぞ。

ところでミュージカルといえば、私のフェイバリットは「サウンド・オブ・ミュージック」。
物語も曲も素敵で、ずいぶん昔に見たというのにいまだに印象が強いです。
好きな曲はいろいろありすぎて選びにくいけど、あえて言うなら「My favorite things」。
JRの「そうだ、京都行こう」で流れてる曲です(笑)
もーあのCMは映像の見せ方も曲の使い方もめちゃめちゃ好みで困っちゃうのだ。

【6/25 読書記録:黄昏の岸 暁の天】

6月29日

↓の自分の発言に触発されて(笑)休日に「サウンド・オブ・ミュージック」借りてきて見てました。
やーん、やっぱ素敵だわ!
楽曲は文句なしにすばらしいし、アルプスにいだかれた湖畔の町は美しいし、
マリアとかリーズルとかグレーテルとかかっわいいし、大佐はいい男だし。
私、温室のシーン(×2)とダンスパーティのシーンと結婚式のシーンに見惚れました……。
燕尾服が……! ウェディングドレスが……!!(←見てるのはそこか)
いやいや、バルコニーで二人きりでダンスするシーン、ほんと素敵なのですよ。
どきどきします。
うーん、こういうふうに口説かれてみたい(笑)

【6/28 読書記録:太陽の王と月の妖獣(上・下)】

花迷路
Akiary v.0.51