花迷宮放浪記 - Diary - 1998年07月

7月3日

時間にルーズな人が多いのが、この大学の一番の悪い所という気がします。
というより、今私らの年代が一般的にルーズなのかしら。
私個人的に、もっのすごく、時間を守らないことに嫌悪感をおぼえるほうなので。
こういう風潮は嫌いだ。腹が立つ。
基本的には、ルールにのっとって動けばそれなりの見返りがあるし、
ルールを無視するならそのリスクを背負う覚悟がいる、ってのが、私の見方なんですけど。
時間に関しては、たいていの場合、一人でも時間に遅れる人がいると、
時間通りに動く人間が馬鹿を見るから。
それが嫌。
時間ってみんな同じだけしかないのに。
自分の怠惰さのために、他の人の時間をないがしろにして。
それでへらへら笑ってられると、切れます。
公衆道徳守らない人は全般的に嫌いだけど特に。
そういう性質が「ルーズな人だから」で簡単に見逃されてしまうから余計に、腹立たしい。
これ読んでる人で、思い当たる人。反省して下さい。

【7/2 読書記録:MOTHER/サンクス ア ミリオン/英国王室物語】

7月6日

7月7日

今日は、"私"の日、です。
ほら、七夕でしょ。「文月」は七月のことだから、読み替えればほら、たなばた。
だからなに? てこともないですが。誕生日五月だし。
ああ、でも、ちょっと残念。今日曇り空だから、牽牛と織女は逢えないのかな?
中国の人たちだからあっちが晴れてればいいのかもしれないけど(笑)。
牽牛と織女って、幸せな恋なのかな。それとも、あれは悲恋なのでしょうか?

7月8日

ふと気がつくと、なんだか異様に、画材が増えている気がする(笑)。
今手持ちは、カラーインクが17色。コピック8色。色鉛筆が70色くらいか?
メインで使うのは基本的にこのあたり。
あとは主線用の黒とセピアのインク、ペン先いくつか。それと筆。
この筆を、ちょっと奮発して、1300円する面相を買ってしまった。
これがいい。高いだけはあった。結構ちまちまと色を塗るので、毛先が綺麗にそろわないとつらいの。
イラストギャラリー開いてから、ほんと、カラー描くようになったとしみじみ思う。
楽しいんですけどね。手間かかるのがな……。
あとやっぱり、カラーやるとあらためて画面の白さが悲しい(笑)。

【7/7 読書記録:MOTHER2/ジュリエットの悲鳴】

7月10日

昨日はテスト終了わーい! ってことでカラオケに行ってきました。
3人で3時間、が短い方に思えてしまう自分の感覚が怖いなぁ。
セガカラだったんで、採点にみんなで挑戦。
実はこの、セガの採点って、めちゃくちゃ得意だったりします。
昨日もきっちり、98点獲得したし!
あれは、選曲と歌い方にコツがあるのね。良くやるんで慣れてるのさ。
ただ、得点が高い=うまい、じゃ、全然無いんだよねー。
私は自分でも、面白味のない歌い方だと思う。
一緒にいた二人の方が、ほんとによっぽど、うまいです。聴いてて楽しいし、迫力がある。
私が唯一誇れることといえば、せいぜいかなりの高音が出せるということかな。
合唱が染み付いちゃってるからねぇ。声に個性が無くて、カラオケには似合わない気がする。
歌うのは楽しいんだけどな……。もっとうまくなりたい。

【6/30 読書記録:晴天なり。】

7月15日

やっと最後のレポートが終わりました。
と、いうわけでひっさびさの放浪記でございます。

昔っから、女の子の長い髪が好き。無条件で。
イラスト描くときは、9割の確率でロングヘア描いてますね。それも腰くらいまでの超ロング。
実際見るのはそこまで長いとちょっと……って気もするけれど。
でも本当に、ずいぶん幼いときから、長い髪が好きだった。
実際、伸ばしてましたし。今もまあ、ロングかな。
何度かふっと切りたくなってばっさりやるんだけど、我に返ってまた伸ばすという(笑)。
小学校入って以来、一番短くてもワンレングスのボブ(いわゆるおかっぱね)。
中学卒業間際が一番長くて、腰までありました。
憧れはやっぱり、つやつやした真っ黒のストレート・ロング。
さらさら音のしそうなあの髪がいいのよ……。日本人の特権。
自分が手に入れられないものだから、余計に好きになります。
ショートはショートで、かわいいと思うけど、やっぱり長い髪の美しさは不動だと思う。
絵になる、というか。綺麗。絵に「する」のも楽しいし(笑)。
しかしなんだかな……オヤジのよーですな今日のコラムは。いいけどさ。

7月16日

簡単だけど、譲れない信条がある。
「格好良く生きること」。
何がかっこいいことなのか、なんて、人それぞれみんな違うから。
かっこいいと思われる生き方、なんて完全には出来ないけれど。
自分で自分を、かっこわるいと思うようなことはしたくない。
世界中で私だけは、何があっても私を好きでいてあげられるように。

【7/15 読書記録:朱の封印/ぬばたまの呪歌】

7月17日

私は、変なところで古風な質らしい。
たとえば、「若者言葉」みたいなものがあまり好きじゃない。
伝統的な言い回しが使われなくなっていることが悲しかったりする。
「8日」のことを「ようか」じゃなくて「はちにち」とか言われただけで、
こめかみがぴくぴくしたりね(笑)。
流行り言葉をうっかり使ってる自分に気がついて、軽い自己嫌悪してしまったり。

ばかだなあ、とは思う。
でもやっぱり、受け継がれてきた言葉って、美しいと思うのよ。

花迷路
Akiary v.0.51