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十五王国物語

十五王国物語

●濱口翡幸さん@【叙情性レプリカント】の作品『十五王国物語』に寄せて。
描かせていただいたのはシリーズ通しての主人公(なんですよね)、絶世の美貌を誇る若き国王クルサード陛下。白金の髪、白い肌、濃蒼の瞳の、見たものを呆然とさせずにいられない美貌――文月にこのひとのファンになるなというほうが無理(笑)
イメージとしては、最初はお忍びに行こうと馬に鞍をのせていて、あわててやってきた部下ににやりと笑って「止めるなよ」――だったんですが、色を塗っているあいだに「夜のバルコニーで月光を浴びて振り返る陛下」に変更しました(笑)
下絵は11/23のオフのラスト、24時間喫茶店にて櫻井水都さんとお絵かき大会に発展した際に描いたもの。珍しく、スケッチブックに鉛筆で描いてあります。アナログで塗ってみようかな〜と思いつつ、用意するのが面倒でCG絵に。

◆彩色はPainterClassicにて。水彩でパーツごとに塗っては消しゴムではみだしを消して乾燥、といういつものやり方です。髪はうすーいブルーグレーでざっと塗って、消しゴムでハイライトを。白金の髪なのに、きらきら感が出せなかったのが心残りかな。
最後に特大サイズの筆で何色も重ねて塗ったあと、人物の顔のところだけ不透明度を下げた消しゴムをかけて浮かび上がらせました。
そのあとPhotoshopElementsに移行して、目にハイライトを入れ、新規レイヤーにパターン塗りつぶしをし、不透明度を下げて重ねて、ざらざらっとした感じを出してあります。


2002.11.24制作 鉛筆、PainterClassic、PhotoshopElements使用


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