花迷宮放浪記 - Diary - 2005年01月

1月1日

あけましておめでとうございます。
相変わらず、あちこち興味の赴くままの
マイペース運営になるかと思いますが、
どうぞ本年も当サイトをごひいきにお願いいたします。

花迷路管理人 文月夕

1月4日

本日我が家に帰宅いたしました。ふー。
うちは互いの実家が車で1時間以内の距離ですので、
毎回両方の実家に里帰り出来て、楽っちゃ楽なんですが。
そのぶん盆と正月はけっこう忙しかったりして。
今年は年明け早々、夫の実家の家族一同で旅行でしたし。

お年始のご挨拶をくださいました皆様、ありがとうございます。
上記の理由でネット落ちしてましたので、ろくに返信もできておりませんが、
携帯に転送されたメールや書き込みを読んで幸せな気持ちに浸っていました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年を振り返ると、メインサイトほっぽって支援系で遊んでばっかりで、
こちらに通ってくださる皆様には申し訳ないなーという気持ちになります。
小説を書くことも決して放棄したわけではないのですが、
自分にとって楽しいことを追いかけるのがこのサイトの運営方針ですので、
どうかお見逃しください。
もうしばらくしたら、小説の神様をひっつかまえて、きっとまた戻ってきます。

【花迷路】の開設が1998年初頭のはずですから、もう運営も丸7年ですか。
改めて数えてみると、ちょっとびっくりしてしまいます。
その時々によって日記がメインだったりイラストがメインだったり
小説がメインだったり更新停止がメインだったり(おい)いろいろごった煮で、
長寿サイトーなんて実感、かけらもなかったりするんですが。
来てくださるお客様にとって、いつ来てもそこにある、
安心できるサイトであれたらなぁと思います。

【年末の読書記録:カエサルを撃て】

1月7日

帰り道、妙に雲がくっきり見えて不思議な気分になりました。
10時前だというのに、空に赤い色が見える。
月が出てるのかな? と、見渡してみた限りではそんなこともなく。
これが東京の夜空、ということなのかしら。

寒いのは苦手な私だけれど、
白い息を吐きながら、夜空を眺めて歩くのは好き。
くっきりと円い満月が出ていたりなんかすると、
独りで見ているのがもったいないような気にもなっちゃったりして。
横浜の部屋は高台にあって、星も月も綺麗に見えたけど、
こっちじゃ夜でもいつもこんなに明るいのかなぁ。
ちょっと残念。

【1/6 読書記録:空飛ぶ馬 夜の蝉】
円紫さんシリーズは何度読んでも素敵だ……。愛読書。

1月12日

通勤のお供に文庫本を持っていったんですけど、
会社につくまでに読み終わってしまって大変切なかったです。
まあいつもの路線が人身事故で止まってたから座れなかった(=寝られなかった)しね!
特に分厚いわけでもないコバルト文庫の、もう何度目かもしれない再読だけどね!
(でも流血女神伝だからコバルトとしてはボリュームあるんですけどね)
まだお昼休みも帰り道もあるのにーっ! と途方にくれましたよふふふ……。

結局帰り道は携帯で『カエサルを撃て』を読んでおりましたが。
あああ中年男いらつく。でもなんか可愛い気もする。あーむずむずする(笑)
佐藤賢一はこう、血沸き肉躍るまでが長いですね!
もーちょっとで熱くなりそうなんだけどなぁ……。がんばろう。

1月17日

TVチャンピオンから番組に出場しませんか〜てなメールが来ました(笑)
何故だ……いや、理由はわかってるんですけどね。
でもいまこのサイト、そのコンテンツないやーん(笑)

1月18日

お正月にブーツを買いました。
ふくらはぎに少しかかるくらいのミドル丈で、ヒールが7センチくらい。
なかなかスマートで、そのわりに足が痛くならないので、愛用中です。

ただ……ブーツの困るところは、階段を降りにくいんですよねぇ。
足首が固められてしまう上に、けっこうヒールが高いので、
いつもより慎重に、足元に気をつけながら降ります。
おかげで時々電車を逃しますが、もともとよく転ぶうえに、
冬の階段は前例があるんですよ……さすがに二度はやりたくない。

高校生のころ、コートのポケットに手を突っ込んで駅の階段を下りていて、
足元狂わせて下まで転げ落ちたことがあるんです。
ポケットに手を入れたまま。ごろごろごろ……と。
よく足ひねったり転びかけたりするんですが、あれはさすがにびっくりしました。
あれー? 何が起きてるのー? という感じで。
もっとびっくりしたのは無傷だったことかもしれませんが(笑)
ほとんど人がいなかった上、厚手のコートが幸いして、かすり傷ひとつなし。
でも二度とはやりたくないので気をつけることにいたします。
(しかもいまの通勤ルートはどこもかしこも人が多い……恥ずかしすぎる)

……と書きつつ、なら歩きながら本を読むのはやめなさいと自分に突っ込んでおく。

【1/17 読書記録:暗き神の鎖(中編)(後編)/浪漫狩り1・2】

1月22日

『おおきく振りかぶって』の3巻が発売日だったので、さっそく買ってきました。
新刊棚に8冊分くらいスペースとって積みあがってた。すごい。
しかも見てる前で店員のお兄さんがどさどさと補充していましたよ。
あらためて、人気高いんだなぁと実感してしまいました。

内容は、実は各所のネタばれ感想をけっこう読んでしまっていたので
新鮮というよりは「ああこれが噂のー!」でしたが(笑)
相変わらず素敵でございました。うふ。
そして私は主将がけっこう好きだよ……。がんばれ主将。

1月23日

『サウンド・オブ・ミュージック』の来日公演を見てきました。
うーん、やっぱり(マイク通しているとはいえ)生の声はいいなぁ。
お話も、曲も、本当に大好きなので、目の前で歌われていることに感激してしまいました。
背筋がぞくぞく震えて、鼓動が早くなって、鼻の頭がつんとする。
そんな音楽に触れられるのは本当に幸せです。

大好きなシーンのひとつが、音楽祭の場面。
胸が詰まって「エーデルワイス」を歌えなくなってしまった大佐を、
そっと囲んで代わりに歌いだすマリアと子供たち。
娘を胸に抱いて、bless my homeland foreverと歌い上げる大佐。
切ないです。
この舞台では、エーデルワイスはこの一場面しか歌われないので、
いっそうその歌声が美しく、貴重なものに思えました。

そうそう、映画とミュージカルって、けっこう違う部分があるんですね。
大きいところでは、大佐の結婚相手としてやってきた男爵夫人。
映画では全く歌わない、お上品な感じの女性になっていますが、
舞台では2曲コミカルなナンバーがあって、
気の強いやり手の女社長というイメージでした。
キャラクターとしてはこっちのほうが強烈で好きだなぁ。

あとは、「My favorite things」(「そうだ、京都行こうの曲ね)の出てくる場面。
映画では嵐の夜に歌うナンバーでしたが、舞台ではここにヨーデルの歌が来て、
My〜のほうは家庭教師に行く前、修道院長と二人で話す場面に出てきました。

見ながらそういう比較をするのも、面白かったです。

【1/22 読書記録:おおきく振りかぶって3】

1月26日

(一部限定的に)強いぜVodafoneのシャープ機

上のリンクは小説サイトのDL版(ローカル保存用に用意されたテキストファイル)を
どうやって読みますかーというアンケートです。
予想通りビューワが強いですが、携帯仲間も思ったよりいるようですね。
そしてVodafone+シャープの組み合わせ強し。って、シャープは電子書籍フォーマット
作ってる側だから当然っちゃ当然なんですが。

シャープ携帯で読めるのはテキストファイルのほかにXMDF形式というのがありまして、
これだと画像とかリンクとか著作者情報とかファイルに入れられるんですな。
PCやザウルス、シャープの電子辞書でも読める汎用電子書籍フォーマットのひとつで、
市販の電子書籍にもかなり採用されてます。
これのオーサリングソフトの個人向けの奴が発表されるらしいって噂があったんですが、
どーなんでしょう。すんげー欲しいんですが。
シャープさんお願いします。

【1/25 読書記録:浪漫狩り1〜3/盤上の敵】

1月31日

1月も行ってしまいますのう……。

久しぶりに『蒲生邸事件』を読み返した。
分厚い文庫なので最初ちょっと気合が要ったけど、
読み始めちゃうともう手放せなくなってしまいました。
やっぱり好きだ、この話。

【1/30 読書記録:歌う船

花迷路
Akiary v.0.51