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<10月4日>
独り言を言う癖があります。
「あーなるほどー」とか「ちがうじゃん!」とか「えーっと次は」……etc。
TVに話し掛けるのも日常茶飯事。
聞いてくれる相手もいないのに、なんで口をついて出てしまうんでしょうね?
一人暮らしが長いとそうなる、とも言うけれど……どうも昔からの癖という気もする。
声に出すことで相手がいて喋るときの訓練にもなってる……と考えるのはやっぱり御都合主義かしら。
みなさまは独り言を言いますか?
【10/3 読書記録:マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(前)(後)】
<10月5日>
そろそろ肌寒くなって来たので、ショールを登場させました。
今日は赤い服なので淡いベージュのチェックのほう。
去年あたりショールが流行ったらしいですが、私昔っから(それこそ中学生くらいから憧れてた)
このショールなるものが大好きです。
実際に愛用しはじめたのは高校の頃。
学校内で制服の上にショールをはおる女子高生……我ながら変な女だなぁ(笑)
何が好きかって第一はやっぱり見た目。
普通の上着より、布の質感とかドレープの感じが装飾的で綺麗だなあと思うのです。
それと、ショールをはおる時とかはおった姿勢、肩に引っかける時の仕草、なんかが好き。
そして当然軽くて暖かいとこもポイント大きいのですよ。
風びゅうびゅうの屋外では動きにくいのもありちょっと辛いですが、
肌寒い室内などでは実に重宝。ごつい上着で部屋の中にいるのってサマにならないし、
重たくて肩が凝ったり分厚い布が動きの邪魔になったりするからね。
もちろん料理などするのには邪魔ですが、書き物とか読書にはいいぞー。
そして必要なくなったら結構小さく畳めるしシワも気にならないのです。
あとね、色さえ合わせられれば意外なまでに服を選ばないところも、お気に入り。
そんなわけで冬の旅行にはよく鞄にショールを入れて出掛けます。
新幹線で寝る時の枕にもなっちゃうし(笑)
でも実は私がショール大好きな一番の理由は「珍しいから」かもしれない。
ショールはおってると、実に目立つのですよこれが(最近はそうでもないのかな?)。
友人たちは「らしい」といいつつ面白がってくれるし。
こういう "ヘンな人演出効果" も、ショールの素敵なところです。……って私だけか。
【10/4 読書記録:ギリシア悲劇研究序説】
<10月9日>
強がらないと強くなれない。
理想追っかけてなきゃかっこよくなれない。
私はよくここでそんな話をするよね。
それは変わらず私の信条だけれど、でももうひとつ思ったことがある。
私が今の私に満足してなくても、
まわりにいるひとには今の私でいいって言ってほしい。
まだまだ全然駄目だって、あがいてる私ごと好きになってほしい。
……これってわがままかな?
【10/8 読書記録:ドラゴン・ナイト】
<10月10日>
ものすごく近所なのにいまだ一度も足を踏み入れたことのなかったお店に入ってみた。
入ってみたら、内装もケーキもなかなか私好みで、気に入ってしまいました。
4年近く暮らしたこの街でも、まだまだこんな私の知らないお店はたくさんあるでしょう。
一度慣れてしまうと知ってる範囲で行動してしまうものですけれど、
行動範囲を広げてみるとたくさんの素敵な発見に出会えるもの。
あまり近づかなかった恋愛小説も、オススメされて読んでみたら面白かったしね。
自分のテリトリーから一歩出てみるのはちょっと弾みがいるけど、
人生もっと楽しむには大切だなと改めて思った日でした。
【10/9 読書記録:キスまでの距離/もう一度デジャ・ヴ】
<10月14日>
今日はダンスパーティに行ってきました。
舞踏研究会っていう、二年生の夏までいた社交ダンスサークル主催のパーティです。
もー、とっても楽しかった!
「お客様」として男性陣に誘われるの待ってればいいのって、なんていい立場なんでしょ(笑)
ステップはだいぶ忘れてたし、かなりふらついててその辺悔しかったけど、
ほとんどまる2年ぶりにワルツやチャチャチャやジルバを踊れて、ほんと楽しかったです。
ああ、やっぱりダンスいいなあ。好きだなあ。
デモンストレーションも、実にすばらしかった。
同期で入った子がめちゃくちゃかっこ良くなってて、四年という月日をしみじみと思います。
4年間頑張った彼ら、彼女らは、すごいものを手に入れてる。
頑張れなかった自分がちょっとだけ悔しくなります。
でもあの時やめてなかったら、きっとここに今いる「文月夕」はいなかった。
そしてまた、はじめからダンスをやっていなかったとしても、たぶん今の私はここにはいない。
今の自分にまったく関係のない過去の自分なんて、いないものね。
そして私はいまの「花迷路の文月夕」、なかなか気に入ってますから、いいんです。
【10/13 読書記録:天使の卵 エンジェルス・エッグ】
<10月15日>
ちょっとした笑いをとれる携行品が私にはいくつかあるのだけど、
そのひとつが家の鍵についてるキーホルダーだったりする。
何かというと、1.5mの巻尺なのですよ。金属製で、手を離すとしゅんっと戻る奴。
いやでも、便利なのよ? 買い物とかでサイズ計りたい時ってときどきあるでしょ。
……とたいてい言うのだけれど、実のところ買ったその日に新居のサイズ計って以来、
あんまり使ってないのであります。むむむ。
ま、いつか役立つだろうと思うので、これからも私の鍵には巻尺がくっついていることでしょう。
【10/14 読書記録:HUNTER×HUNTER 4・5・6】
<10月19日>
「好き」というコトバが好き。
幾百の華麗な賛美を並べるよりも。
だって、大切なものがあるってことだからね。
【10/18 読書記録:プラネット・ラダー3】
<10月24日>
しつこいくらいに本を読み返す癖があります。
ミステリでさえ、気に入ったら幾度となく読むからもう、重症。
大好きな本だと、軽く10回以上読んでいるんじゃないかな?
好きなシーンとか、たぶん台詞まで入ってます。別に暗誦して憶えるわけではないですが(笑)
たぶん、ストーリーそのものより、会話とか言葉の表現とか、
そういうものが私は好きなんだろうなあ。
何度読んでも同じところに惚れるし、しばらくページをめくる手を止めてじっと眺めています。
心の中で反芻してひたりこむの。くそーいいなあここ! ってね。
私のつづる物語に、一箇所でもみなさまが「やられた!」と思ってくださるシーンがあればいいなあと、
そんなことを思いつつ、今日も続きを練っております。
(あうう、早く続き書かないと忘れられてしまいそう)
【10/23 読書記録:隣の町で死んだひと/グラン・ローヴァ物語1〜4】
<10月26日>
子供のころに歌った、なつかしい歌。
たったひとつだけ挙げなさいと言われたら、どうしますか。
私の場合は……すごく悩みますけど、「ありがとう さようなら」かな。
幼稚園の卒園式で歌った曲です。
なつかしさと、大好きの気持ちでいっぱいの、素敵な歌なのです。
みなさまの「なつかしい歌」も、よかったら教えてね。
【10/25 読書記録:紅茶王子1・2】
<10月28日>
昨日、『白珠の巫女』の新章をアップしました。
今回、かなり話が動きます。
というか、この章のラストが書きたくてここまでエピソードを引っ張ってきたのよね。
大事なシーンなので、かなり難産でした。
この話、エアリアスの心理描写するのタブーにしてるしな〜。
実は『白珠の巫女』に関してはいろいろ語りたいネタがたまってるんですが、
連載完結してないし未読のかたにばらしてはいけないネタが多すぎるので、控えてます。
でもいいかげん喋りたくて仕方ない。裏話コーナー作ろうかしら。
そうそう、はるひさん、井上陽香さん、ご感想ありがとうございました。
アクセス数よりも、みなさまの言葉がほんと創作の原動力になってます。
「読んでます」のヒトコトでもいいですから、どうか文月を喜ばせてやってくださいまし。
【10/27 読書記録:最遊記7】
<10月30日>
証のない人生なんてぜったいひとつもない。
私がこうしてWebに想いをつづりはじめたのは、
生きてきた足跡を残してみようって思ったからでは確かにあるのだけど。
でも子供とか仕事とか作品とか、そういう「モノ」に頼らなくても、
あなたがただそこに生きているだけで、あなたが生きてる証はとっくに生まれてる。
ひとはひとに影響を与えずには生きられないもの。
あなたがそんなあなただから、今の私がここにいる。
そういう関係はべつに特別なことじゃなくて、星の数ほどありふれてて。
でもなかなか気づけないことかもしれない。
照れくさい言葉だけどさ。君がいてくれて良かったよって、
ときには隣にいるひとに呟いてみませんか。
そして私はここを読んでくれてる全員の「あなた」に……
「あなたがいるから、私はここにいます。」
ね、わたし、youだもの。
【10/29 読書記録:アポローン ギリシア文学散歩/オデュッセイア/紅茶王子11】