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<6月1日>
アクセス解析なぞはじめてみました。
一番面白く見ているのが、ページごとのリンク元。
ここの日記は当然朝日奈ばっかりですね(笑)
小説とかイラストは登録している検索ページから来てたりして、お役立ち度がわかります。
【5/31 読書記録:ちょー魔法使いの弟子/V-Kカンパニー2・4】
<6月2日>
ふふふふふふ……。
誕生日のプレゼントに親にねだっていた百科辞典、とうとう手に入れてしまいました。
日立デジタル平凡社・世界大百科事典。でっかいプロフェッショナル版。しかもDVD-ROM。
どうせ買うなら贅沢しちゃえ! と、自分の小遣いもついでにつぎこんで買っちゃったのです。
たぁーのしいです。もう、しばらくはまりそう。
【6/1 読書記録:私はそれを我慢できない】
<6月4日>
卑屈な顔した排除ってのが、私はどうにも我慢ならない。
あんたはお偉いから私たちとは違う、って台詞は、世界が真っ黒になるくらい悲しい。
私は偉くてあんたらとは違うって態度のほうが、何倍も醜くて許しがたいけれど、でもこれも譲れない。
生まれついて与えられていないことを蔑むのは間違っているけれど、
生まれつき与えられていることを蔑むのもやっぱり同じに間違っている。
みんな違って生まれるのだから、そのことにしがみつくよりいまから獲得する努力をしたい。
与えられてる者の傲慢な台詞? そうかもしれない。
自分の汚さや弱さや傲慢さをときおり思い知って目の前が暗くなる。
綺麗な理想ばかり語って、でも現実はこんなに醜い。
それでもきれいごとを話そうと思う。
ほかの誰も変えられなくても。せめてそのことばが、私を縛る戒めになるように。
【6/3 読書記録:楽園の魔女たち〜不思議の国の女王様】
<6月7日>
楽しくなれる理由なんて、きっと探せばそこらじゅうに落ちてる。
厭なことを楽しいことに変えるのは難しくても、
素通りしてた楽しいことに目を留めることはけっこう簡単なはず。
道端に花が一輪咲いてただけでも、素敵と思えば楽しくなれる。
赤信号にひっかからなかった、みたいなささやかなラッキーを数えてみてもいい。
見つからないなら自分でつくることだってできるね。
たとえば美味しいお菓子とお気に入りのお茶を用意して、綺麗なお皿とカップでいただくとか。
夕焼けの空の茜色や、真夜中の空の月や星を、のんびり眺めてみるとか。
友達からもらったお手紙やメールを読み返してみるとか。
変化がないとつまらなそうに言うより前に、変化を探してみたらどうだろう?
日常ってコトバでくくれる中にも、変化はいくらだって転がってるから。
【6/6 読書記録:八雲立つ13】
<6月8日>
家族の話って、始めるとけっこう盛り上がるものです。
そういうのを聞いていると、家族の数だけその関わりかたってあるなぁと思う。
でも面白いことに、たいてい本人は自分の家族のありようが普通って思っているんですよね。
家族が違えば常識や価値観も違うもの。
食い違うな、と思った時、そのひとの家族の話や小さい頃の話を聞いてみるといいかもしれません。
【6/8 読書記録:ファミリー・コンプレックス/B.B.Joker2/四ッ谷渋谷入谷雑司ヶ谷!!】
<6月12日>
誰が許しても私の許せない私なら駄目。
そんな風にいつも思うけど、でも、ちょっとひとりよがりかもしれない。
許せない私ばっかりで、自分を嫌いになる前に。
私が許せなくてもあなたが許してくれるのならいいのかもしれないって、肩の力を抜いてみるのも。
ときには、いいかもしれません。
【6/11 読書記録:大いなる旅立ち(上)(下)】
<6月14日>
いつだったか日本語の人称の話で「俺」「オレ」「おれ」の使い分けについて触れましたが。
先日入手した山口美由紀『朝からピカ☆ピカ』にこの使い分けがあるのを、二度目か三度目に読んで発見。
天巡家の三つ子の一人称、全員違ってたんですね〜。宇=「俺」、宙=「オレ」、空=「おれ」で。
こういう小ワザって好きだなぁ。わかったときの「ニヤリ」な感覚がなんとも。
ちなみにこの作品、かっこいいと思うのは三男空なんだけど、お気に入りは気配り次男です。
山口さんの描くフェミニストでノリのいい男の子って好きさ〜。
【6/13 読書記録:朝からピカ☆ピカ1〜9/チャレンジャーの死闘(上)】
<6月15日>
私はどうやら酒にかなり強いんだけど、さてこれは幸なのか不幸なのか。
ときどき、すぐに酔って気持ち良くなれてしまう人が羨ましくなります。
お酒の席は無礼講とか本性が出るというけど、それはみんなにお酒のヴェールがかかっていることが前提で。
そんな中に冷静な目をして居ることに違和感を抱いてしまうこともあるのです。
酔っ払いに腹を立てても、相手には伝わらないまま怒りは私の腹の中で燻るだけ。
どんなに気を配っても、相手には「体調のいい人」がするべき当たり前の行動なだけ。
体質的なところで得をしているのだから、そんなことに苛立つ自分が悪いのだと判っているけれど。
お酒を飲むことを精神の高揚とイコールに出来ない体質と性格を、
「ノリの悪い人」で斬られてしまうとやっぱり悲しいのです。
お酒は全員が美味しく飲めると良いよね。
<6月16日>
今日はなんだかいろんなものが新登場の日のようです。
感想フォーム、ゲストブックにリンクの新カテゴリ。
実は前々から構想はあったので、ひとつ作った勢いでどかどかと増えてしまいました。
(リンクは置いておいて)きっかけは、アンケートのお答えをいくつか頂いたこと、かな?
今までお名前を知らなかった方からメッセージを頂けたのがとてもとても嬉しかったのです。
やっぱり創作の原動力は、見てくれる皆様からの言葉だから。
ほんとですよ。たぶん貴方がたが想像してる五倍くらい(笑)効果あるんです。
たった一人からでも反応があれば、頑張ったのが報われるなぁ、って思うし、もっと良いもの見せたいって思うんです。
それで、じゃあもっと気軽に私にメッセージを送ってもらうには……と考えた結果がゲストブックと感想フォームなのです。
いろんなお言葉、ぜひ聞かせてくださいね。
【6/15 読書記録:激闘! ホープ・ネーション(上)】
<6月18日>
昨日から始まりました、女子バレーボールオリンピック最終予選。
なんと全日本チームのセッターって身長159センチ!
私より低いんですよ。すごいなあ。
バレーなんて身長あるだけ有利なスポーツなのに、全日本チームってけっこう低い選手使うんだよね。
マイナス条件はねのけてトップレベルにのぼりつめるその姿、カッコイイです。
【6/17 読書記録:激闘! ホープ・ネーション(下)】
<6月20日>
主義主張と、ロマンとか夢とか綺麗だって感じる心って、案外矛盾が矛盾でなく両立するもんだよね。
私は煙草が正直大嫌いだし、喫煙者にもっとマナーを持ってほしいと思うけれど、
小説とか映画なんかの喫煙シーンをかっこいいと思うことが少なくない。
一神教は苦手意識があるし、無神論者がチャペルウェディングするのに抵抗を感じてるけど、
長く引きずるトレーンや繊細なレースに憧れてしまう。
平和を、と言いながら、戦争や人を殺す物語を楽しんで読んだり、頭に描いてしまったりする。
楽しい気持ちからふっと我に返って、「これでいいの?」と問う瞬間がたまにあります。
でも矛盾があることを怖がりすぎて、素直な「好き」すら言えなくなってしまうのは、
けっきょく心の健康をなくしてしまうんじゃないかな。
夢の世界、フィクションの世界と現実と。その違いをわきまえているのなら、きっと大丈夫。
怖いのは、「フィクション」に現実が侵食されること。
フィクションの世界だけのルールで、現実を生きてしまうこと……だね。
<6月22日>
書籍部でコピーの順番待ちしながら、ふと目についた「日本一短い父への手紙」を手に取ってみました。
結論。これは、立ち読みしてはいけません(笑)
不覚にも、目の奥がじんとしてしまった。
最近涙腺が結構弱いとはいえ、これはホント、ストレートに来ます。
人前ではあまり読まないことをお勧めしておきましょう。
憎しみがあって悲しみがあって喜びがあって諦めがあって……愛が、ある。
ほんとうの想いの言葉だから、きっとこんなにも揺さぶられるんだろうなあ。
ああ。父に逢いたくなって、しまいました。
【6/21 読書記録:ゴシック美術/中世・美の様式/西洋の美術(今日は演習発表の日)】
<6月26日>
無くて七癖と言うけど、本当に人はいろんな癖を持ってる。
さて私の癖はというとその1はピアスをいじること。
たいていは一番丈夫で地味なトパーズのファースト・ピアスをしてるんだけど、
そのキャッチ(止め金)を押し込んだり戻したりしてカチカチ鳴らす……ということを無意識にしてます。
似たようなところでボールペンのキャップやシャーペンの消しゴムカバーを外したりつけたりして、
やっぱりカチカチ音をさせてることもしょっちゅう。
ものがあるといじりたくて、しかもカチカチと鳴るものが好き……なんですかね。
本人の知らない癖、本人しか知らない癖……癖はさまざま。
不思議なものが多いけど、そんなところにそのひと「らしさ」ってあるのかもしれない。
【6/25 読書記録:朝からピカ☆ピカ1〜9】
<6月28日>
人は結局、自分が育ってきた世界しかほんとうには知らない。
想像はどこまでいっても想像でしかなくて。
いくら願っても、過去を共有することなんて出来ないのだ。
どれだけ、……どれだけ悔しくても。
育ってきた世界が自分にとって優しいなら、そこにいればきっと苦労はあまりないだろう。
まったく違う世界に飛び込めば、耐性のないだけきっと辛いだろう。
でも、そこにしあわせがないなんて、誰に断言できるというの。
「大丈夫」なんて言うことは出来ないね。判らないのだから。体験がないのだから。
頑張るとしか言えない。やってみるとしか。
転ぶかもしれない。耐えられなくて、逃げ出すかもしれない。
でも、そういう結果は不幸だなんて、本人以外の誰が言えるの。
つまづかないことが、泣かないことが、人生の成功なんかじゃない。
【6/27 読書記録:タッジー・マッジー1〜6/フィーメンニンは謳う1・2】