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<2月1日>
いまどき珍しく、私はほっとんど音楽を聴かない人間です。ポップスもクラシックも。
その私が、最近何度もかけてるCDが渡辺美里の「ribbon」。かなり古いアルバムです。
美里は姉が一時期はまってて、よく聴いたんですね。小学校のころ。
私は「昔よく聴いた曲」を好きになる単純な傾向があるらしくて、
渡辺美里が好き、ってのも結局そういう刷り込みかな、と思ってたんですが。
どうも違うみたい。
絶対これは、曲がいいんだ! と思います。
というか、この時代の渡辺美里の曲が、かなり私の趣味にはまるんだよな〜。
ribbonなら、「10years」「Tokyo calling」「ぼくでなくっちゃ」「さくらの花の咲くころに」。
このへん、とっても好きです。おススメ。
【1/31 読書記録:活字探偵団/男と女の進化論】
<2月4日>
ホントの自分って、誰だろう。
あなたの知らないあなた?
あなたしか知らないあなた?
あなたしか知らない私?
<2月8日>
ああ、足が痛い。
昨日東京に出かけて、東京駅−丸の内線大手町駅の往復なんてやっちゃったからなぁ(笑)
帰ってしばらくは良かったんだけど、放っといたのでむくんでしまって、眠れなかった……。
しかも今日、体育だし。
今日は入浴剤であったまって寝ましょう、うん。
【2/7 読書記録:古代芸術と祭式】
<2月10日>
雪が降った!
火曜日の筑波は、ほんと大雪でした。
といっても雪のひどかった時間帯はせいぜい2時間くらいだったのですが、
私はまんまとその時間に車でお出かけ……。
雪にまみれるし、車は滑りそうで怖いし、前は見えないし……あー大変だった。
さらに学校と宿舎も停電しちゃったらしく、なかなかすごい事態だったみたい。
このサーバもこけるわ、復旧してもデータがすっ飛んでるわ、だし……。
しかし突然の雪にとっさに「ああ明日学校行くのが面倒」って思ってしまいました。
綺麗だな嬉しいなって、素直に喜べない自分がちょっと情けないです。
嫌がってないで、楽しんじゃったほうが、人生ポジティヴなのになぁ。
……ま、私がとっても寒がりだというのもあるんだけどね。
【2/9 読書記録:癒しの葉 6/週末のこいびと】
<2月11日>
髪を切りました。
15センチくらいは、短くなったかな。
といってもセミロングなので、そんなにがらりと印象は変わってないのですが。
思い返すと学校に行きはじめてから、私はほとんど短い髪をしていたことがありません。
2度ほどあごラインのボブにしたくらいかな。
長い髪って、無条件で好きなんですよね。
これは私の絵を見れば一発で判ることだろうけど……。
イラストに関して言えば、長い髪の良さはその「動き」。
静謐、激情、安堵、悲しみ、いとおしさ……
髪の毛のゆらぎひとつで、その絵の印象ってずいぶん変わると思う。
とか言いつつカラーでは髪の毛を塗るのが一番苦手で、これは今後の修行課題なんですけど、ね。
【2/10 読書記録:虜囚】
<2月14日>
本日は"お菓子会社の陰謀の日"セントバレンタインディ、ですね。
実は毎年、この時期はけっこう楽しみです。
だっていろんなチョコレート見れるんだもん(笑)
実家にいたころは、だいたい毎年お菓子作りをしてました。
たいてい女の子に配ってたけど。ガトーショコラとかトリュフとかやったなぁ。
もっと昔はラッピング・グッズが大好きだったので、その点でも幸せな日でした。
しかしうちの高校、毎年この時期入試で学校がなかったんです(笑)
きっと義理チョコ激減。当日じゃないのにわざわざあげませんよねぇ、義理は。
男性陣は気の毒なことでした。
あ、でも、普通の大学もこの時期ってお休みなのよね。その点、どうなんでしょ?
バレンタインディの厭な思い出っていったら。
中学って基本的に食べ物持ち込み不可でしょ?
それでもこの日ばかりはけっこうこっそり持ってくるよね。
それを、後で調査されたのだ。なんかひとりずつ呼び出して自分や友達が持って来てなかったか訊くの。
もう、やめてくれ、って感じでしたね。
そのくらいの楽しみくらい、認めてくれたっていいじゃないねぇ。
私は校則は守る生徒だったけど、校則が好きだったなんて口が裂けても言いません。
違反して上に叩かれてまで「おしゃれ」(これも疑問だけどね)をする気になれなかっただけ。
反抗のための反抗をして教師と戦う気概がなかったってだけです。
……ん、今年のバレンタインですか?
別に今日はロマンチックな予定はないです。……平日だし(笑)
【2/13 読書記録:楽園の魔女たち〜とんでもない宝物/箱のなかの海/アメリカの中のヒロシマ】
<2月16日>
Takaさんの随想で、国語の教科書にあった「あの坂をのぼれば」の話題が出てました。
思わず嬉しくて掲示板に書き込みにいってしまいました。
たぶん、誰にでも教科書で読んだ忘れられない作品ってあると思う。
そして意外と、読んでる作品ってかぶってるのよね。特に同世代だと。
国語の時間は、好きだったけど退屈でした。
読むスピードが速いうえにたいてい以前に一通り読んでしまったもので。
あ、でも、小3の時の授業は面白かった。
先生が教科書を預かってしまって、かわりにパラグラフごとに
バラバラに並べ替えたのを配って「さぁ、どういう順番でしょう」。
2、3通り組み合わせ案があがって、それからそれぞれ「どうしてそうなるのか」を、
丁々発止とやりあうんですが。いや、これが好きでさ。
しかし一度、もーうがんがん発言して全員を納得させて、さて答えを見たら、
議論してた相手のが合ってました(笑)
まぁ、そういうことも、ありますね。
さて私の思い出の作品。
かなりたくさんありますけれど……そうだなぁ。
お話だと「一つの花」「白いぼうし」「山月記」
詩だと「永訣の朝」「生きる」「木琴」「月夜のボタン」
今思いつくのはこのくらい。皆さんの思い出の話は、なんですか。
【2/15 読書記録:紅茶王子7/ファイヤーブランド2・3】
<2月18日>
会社説明会×2に行ってまいりました。あー疲れた。
今日は、実は初めてスカートのほうのスーツを着ていきました。慣れとこうと思って。
さて、私のスーツはたいていの人のと違って、かなり薄い、白に近いグレイです。
黒とか紺とかチャコールグレイばっかりの中でこれは、かーなーり目立つようです。別にいいけど。
なんでこの色にしたかって、ただ単に私がくら〜い色が苦手なだけ。
顔が地味だから、なんか負ける感じもするのよね。
でも、たぶんそういう色しかないんだろうなぁと諦めていたところにこれに出会って、
即決めてしまったのでした。母も気に入ってたし。
さてこの淡灰色のスーツ、さっきも言ったように目立つのはどうでも良いのです。
問題は、汚れたら大変なのだ! ……ということを今日、しみじみと実感しました。
まず説明会その1の最中に、うっかりペンを持ったままスカートに手をやってしまい、
黒いラインが、すっ……。
これがまたハイテックだったりなんかして(耐水性なんですなこれ)いや焦ったわ。
そのあとに今度は化粧室で身体ひねった拍子に口紅が襟の内側にちょん。
……ええええ、馬鹿ですよ。おっちょこちょいですよ。粗忽ものですよ。なんとでもお言い。
でもま、ペンのほうは移動途中の化粧室で、口紅は帰ってから家の流しで、
それぞれ落とせたから、ま、いいんですけど。
ああ、テレビで染みの落としかた見といて良かったなー(笑)
これを教訓に、今度はちゃんと中性洗剤も持ち歩着ましょうかね(なにかまちがっている)
【2/17 読書記録:奇跡の人】
<2月23日>
あらららら? 家に帰って一眠りしたら、時間感覚が狂っちゃったみたい。
こたつでうとうとして、はっと目が醒めたら6時半……。
これで思わず「朝の」6時半、だと思ってしまった私って、なんなんでしょう。
よく考えたら帰ってきたのって3時半とか4時前とかなのです。
な―んで14時間も寝てしまったと思うかな私(笑)
<2月24日>
数日前、真保裕一『ホワイトアウト』を読みました。
結構分厚い本なんですが、結局睡眠を削って一気に。
んで、感想。
語り口は、かなり好きです。人物描写とかもいいと思う。
キャラクターも、これは良かった。主役が気に入ると、かなり好印象だしね。
ただ、ラストにかけての展開は、どうかなー、という気がします。
ハッピーエンド、ではあるのだけれど。
この話に決着つけるのに、こういう形しかありえなかったんだろうか? と。
少し、後味の悪さが残る話でした。個人的にはね。
【2/24 読書記録:歌う船】
<2月25日>
ここ二日の日付が狂っていたことにやっと気がついた……。
語りたくもない間抜けな理由で、腕時計ひとつ使用不能にしてしまいました。
というわけで、今、使える(=腕にはめられる)腕時計がないのです。
なんてこったい。多いときは4つもあったのに(そのほうがおかしい)。
腕時計がないと、実に不便です。
人によっては腕時計しない習慣の人もいるけど、私は駄目。
つくづくそれを思い知りました。
コートのポケットに入れてあっても、ちょっと不安なんだから重症だ。
もうちょっとゆとりある生きかたをしたほうがいいんだろうなあ、とも思いますが。
どうやら私の時間貧乏性は治りそうもないです。
<2月28日>
明日で2月もおしまいですね。
明日は閏日の29日。この「2月29日」、実は4年に一度じゃなくて400年に一度だって、知ってた?
現在の西暦(グレゴリオ暦、っていうんだっけか)では4年に一度閏年が来るけど、
末尾が00になる年は2月は28日まで、っていう決まりなんだよね。
しかしさらに例外があって、400で割りきれる年は閏年。
というわけで400年に一度なのだ。
だからなに、ということもないけど……知ってたらちょっと面白いよね。
【2/27 読書記録:冬のオペラ/こどもの体温】
<2月29日>
というわけで、「おしまいの日」(笑。2月が、ね)。
「あきらめる」ということを、私はいろいろなところで学んできたような気がする。
たとえば転校にまつわることで。髪の毛のことで。サークルのことで。人間関係で。
あきらめるたびに、捨ててきたものがあるような気も……正直、してる。
でも。あきらめないことって、そんなに大切?
どうしようもないことなんか世の中たくさんある。
だけどそれは、ただの「事実」。
どう受け止めるかはそのひとしだいなんだから。
「あきらめないで頑張っている」と思い込んでいたことが、
変えようのないことにこだわりつづけてるだけかもしれないよ。
相手が変わらないなら、自分が変わるしかない。
それも、あきらめるということ。あきらめて前に進むということ。
【2/28 読書記録:身ぶりとしぐさの人類学】