花迷宮放浪記 - Diary - 1999年08月

8月2日

自動車学校でははじめに適性テストなるものを受けます。
事故につながりうる自分の性格特性を把握しましょうねという奴。
運転には「適している」と出たのですが、性格分析がなかなか的を射ていて笑ってしまいました。
曰く、「神経質で自己主張が強く、自分をよく見せる傾向がある」。
確かに私には、そういう部分があります。
もちろんこれで全て、ではないけれども。

自分の性格を知っておくのは大事なことだと思います。
自己分析の癖があるので、わりと把握しているつもり。
ただ、理解したその先が開き直りなのは問題なんだろうなぁ(笑)

【8/1 読書記録:最遊記1〜4】

8月23日

つくばに帰還いたしました。ああ、夏休みもそろそろ終わりか……。

さて実家でなにやってたかといいますと。
もう、ひったっすっら、読書三昧の日々でした。
13日間いて、まともな「外出」したのが……3回、かな。近所の買い物とかを除くと。
その他の時間はほとんど、自分の部屋に寝っ転がって枕許の本の山を増やしておりました。
もちろん、ほとんどが再読(ふたたびどころではないものも多いな)なのですが。
あまりの量に笑っちゃったので、どれだけ読んだか記録とってみました。
書き出すのでいっしょに笑いましょう。

【小説】
『46番目の密室』 (有栖川有栖)
『青い黄金』
『天使の楽譜』 (榎木洋子)
『大きな森の小さな家』
『大草原の小さな家』
『プラム・クリークのほとりで』
『シルバー・レイクの岸辺で』
『農場の少年』
『長い冬』上下巻
『大草原の小さな町』
『この楽しき日々』上下巻
『はじめの四年間』 (ローラ・インガルス・ワイルダー)
『今夜は眠れない』 (宮部みゆき)
『グリーン・レクイエム』
『緑幻想』
『ラビリンス』
『ブラック・キャット』
『ナイト・フォーク』
『いつか猫になる日まで』 (新井素子)
『夢は現、久遠の瞬き』 (朝香祥)
『灰色の砦』 (篠田真由美)
『李歐』 (高村薫)
『クローディアの秘密』 (カニグズバーグ)
『ふたりのロッテ』 (エーリヒ・ケストナー)
【漫画】
『笑う大天使』1〜3巻
『フロイト1/2』
『空の食欲魔人』
『カレーの王子様』
『ゲートボール殺人事件』
『メイプル戦記』1〜3巻 (川原泉)
『プレーン・ブルーの国』
『チャイルド』
『ラピュータス流星群』
『Psyクロン・シンドローム』
『弘樹――春咲迷路』
『彼方――まほろばフェスタ』
『ルナティック・シネマ』
『ヒューマン・ノーアの声』1・2巻
『ウィンター・ロケット』
『青い銀河の夜明け』
『アイム アライブ』
『レイラ』
『1月の輪舞』
『赤い角の童留』1・2巻
『妖の教室』1・2巻 (星野架名)
『華迷宮 〜桜屋敷の殺人』
『翠迷宮 〜翠の城の殺人』
『月迷宮 〜水晶館の殺人』
『星迷宮 〜ダイヤモンドの殺人』
『鏡迷宮 〜怪人Xの殺人』
『砂迷宮 〜白夜館の殺人』
『蝶迷宮 〜青い焔の殺人』
『海迷宮 〜約束のイヴ』 (神谷悠)
『バジル氏の優雅な生活』4・5巻 (坂田靖子)
『ぼのぼの』5巻 (いがらしみきお)
『おとうさんとぼく』1・2巻 (ブラウェン)

……笑えまして? ちなみに順不同、何冊あるか数える気がしません。

8月27日

紅茶だとなにが好き? と聞かれて、うーんと唸ってしまった。
この葉っぱ! っていう、こだわりないんですね実は。
甘めの香りつきの、っていうのがひとつあるのだけれど、
それは普段プレーンな紅茶を飲むことを前提とした、バリエーションとしての好み。
好きというなら紅茶そのもの……あるいは、「紅茶を飲むこと」が好きなんだろうなぁ。

手許にいろいろな銘柄や小道具を揃えて。
気分や場面に合わせて飲みかた変えるのが楽しいのね。
たとえば、ケーキにはオーソドックスなブレンドをストレートで。
疲れてるときは、牛乳たっぷりで沸かしたロイヤルミルクティー。
甘いものが欲しくなったら、フレーバーティーに蜂蜜をひとたらし。
勉強の気分転換に、お気に入りのカップ&ソーサーでゆったりと。

決まりなんてつくらないで、そのとき楽しいように満足できるように、
そんな風に味わうのが、私の紅茶との向きあいかたなのだと思います。

【8/26 読書記録:幻迷宮/遠野物語/ちょー魔王】

8月30日

人を信頼するのは大切だけど、あてにするのって個人的に好きじゃない。
「自分がするのは」っていう括弧がつきますが。
それで失敗したときに悔しいんだもの。
自分で行動して、判断して、それで間違うなら実力不足で仕方ない。
でも、人のいうことを鵜呑みにして言われるまま行動して、それで失敗すると……ね。
そこであてにした人を責めるのは最悪で、でもそうしたくなる気分もあって。
もうとことん自己嫌悪に沈み込んでしまうだろうから、それで嫌。

でも実は、あてにされるのは嫌いじゃない。
人のぶんまで背負い込むプレッシャーというか怖さはあるから、
あんまり無邪気に人に責任おっかぶせんなよって思うこともあるけど。
あなたなら任せても大丈夫でしょ? って言われてるわけだから、嬉しかったりもする。
ひとを当てにしてばっかりじゃ生きてけないぞ、ともたまに言いたくなりますが……。

【8 /29 読書記録:原罪の庭/水の都の物語(上)】

花迷路
Akiary v.0.51