| 最新日記 | ミノタウロス見聞録 | BBS | 朝日奈 | メール | 常連部屋 | お題絵帖 | | ホーム | | 左揃えで読む |
<5月7日>
女の子、って何歳までなのかなぁ?
少女、っていう形容は、やっぱり成人したら似合わなくなってると思う。
でもまだ「女」よりは「女の子」の、気分。
はたちなんて、昔はすごく大人に見えていたのにね。
【5/6 読書記録:ステップファザー・ステップ/HUNTER×HUNTER 4/辺境警備】
<5月9日>
このごろいい陽気なので、自転車を置いて歩いてみたりします。
そうすると道端の草花がよく見えることに気がつきます。
たんぽぽは綿毛を揺らしてるし、ピーピー豆は膨らみかけてる。
小さいころの、たくさんの草花遊びを思い出します。
オオバコ相撲、ナズナの楽器、豆笛にたんぽぽ飛ばし。
シロツメクサの花輪にどんぐり拾い、つくしの継ぎ目クイズ。
朝顔やよもぎや露草、摘んで絞って色水づくり。
傷だらけになって摘んだ庭のさくらんぼも、こっそり登った公園のビワもおいしかった。
春の田んぼはレンゲの花畑になることも、蜜の吸える花がどれかも、ちゃんと知っていました。
田舎の子供だった幸運を、こんな時つくづくと思います。
あなたはどのくらい、自然と遊べましたか?
【5/8 読書記録:罠】
<5月12日>
基本的に、かなりの実用主義者。
「使えるモノ」を探すのには熱心だし、使い勝手のいいものを見つけるとすごく嬉しくなる。
たとえば文房具ならやっぱり事務系のものが使えるし。
時計なんかも、いくら可愛くても数字のないものはだめだったりする。
実用を前面に出したものって、基本的に装飾性が低いから、
使ってて楽しくないって人もいるかもしれない。
だけど私は、無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムのほうが、綺麗に見える。
ただ同時に私は、「使わないモノ」も好きなんだなぁなぜか。
「使えない」じゃ、ないのね。それはだめ。
使う機会なんてほとんどない、でも持ってるだけで楽しい――そういう、モノもある。
大切なのは、モノを持つ目的を見極めること、だと思う。きっと、誰にとっても。
【5/11 読書記録:ぼくたち男の子1〜6/うそつきな唇/忘れられたジュリエット/少年の孵化する音/戒音】
<5月13日>
火曜日と木曜日は平砂宿舎の売店で本屋さんをしています。
めったに客はこない(いや立ち読みは大勢いるんだけど)、漫画読み放題の幸せな職場でございます。
……が、しかし。
今週は、なんというか、ハプニング連発でとってもスリリングなのでした。
火曜日は「明日の10時までに写真ゲットだ大作戦」(謎)だし。
本日木曜日にいたっては、蛍光燈の漏電でいきなり電気がぷっつん。
電気が通わないとレジが動かなくて閉店処理ができなくて困っちゃうのですね。
管理事務所の人に調べてもらって、明かり消しておけばブレーカーは落ちないと判明。
薄暗〜い中で、お金をしまい、伝言を書き、丸善の事務所にことの次第を連絡して、鍵閉めて。
なあんか……疲れましたよ。もー。
【5/12 読書記録:タッジー・マッジー1】
<5月14日>
才能、ってなんなんでしょうねぇ。
天賦の才というものは確実に存在してるとは思うのです。
でも、当たり前のことだけど、それは生まれたときから能力が決定してるってことじゃあない。
一度教わっただけで、すぐに上手く出来るってことはある。
それを才能と呼んだりもするけど、少し違う気がします。
それは、器用ということ。あるいは、要領がいいってこと。
なにかに才能があるということは、そのことが好きになれるということ。
その上達への努力が、苦にならないということ。
そうして努力しただけ、能力が向上するということ。
私はそんな考え方をしています。
【5/13 読書記録:MONSTAR 10・11/タッジー・マッジー 2・3】
<5月17日>
人を甘やかすのは楽しいのだけれど、甘えるのってどうしても苦手。
遠慮深いんじゃなくて、その方が楽なんだよね。打算的で、自分で厭になるけど。
自分が純粋な心根を持っていないからって、
他人のピュアを疑うのは間違ってるんだけどなあ。
【5/16 読書記録:ぺルシア猫の謎】
<5月18日>
やせたいなあ。と最近ひしひし思う。
誰か一緒にダイエット計画やりませんか(笑)
【5/18 読書記録:三毛猫ホームズの暗闇】
<5月19日>
そういえば今日は、両親の結婚記念日。
大学で出逢ったと聞いてるから、今の私の歳にはもう、
未来に結婚するひととめぐりあっていたことになるのかもしれません。
そんなことを考えると、なんだか不思議な気持ち。
【5/18 読書記録:オレンジ紅茶/トゥシューズ4・5/闇の末裔1】
<5月21日>
本日21歳になりました。
一年間で、さてどれだけ成長したのかな、と考えます。
はたちという区切りの歳の間に、何が出来たのか。
今振り返って、簡単に見えるものではないのでしょうが……。
身辺の変化なら、かなりあった一年だと思うけれど、
それはイコール私が「やった」こと、ではないもの。
ただ、ずっと前は向けてたと思います。
流されるだけじゃない歩き方をしたと。
だから、いいかな。
いろいろなところから、たくさんのお祝いメッセージが届きました。
本当に、ありがとう。とてもとても嬉しいです。
【5/20 読書記録:とり残されて/双迷宮/下弦の月2/心の旅路】
<5月24日>
おくりもの。
もらうのは、もちろん大好き。で、ひとに贈り物をするのも、これまた大好きです。
何を贈ろうか、いろいろ考えるのは楽しい作業。
同時にすごく難しくてプレッシャーのかかるものでも、ある。
だって、贈り物は贈ったひと自身のセンスとか、相手に対するイメージとかを、
とてもはっきりみせてくれるものだものね。
なにを、だけじゃない。どこで、どんなふうに、も大切。
だからプレゼントには頭を絞ります。
私らしい贈り物で、相手にも似合って、そして喜んでもらえるもの。
そういうものを探すのは、けっこう大変。でも、とても楽しいのです。
【5/23 読書記録:チグリスとユーフラテス】
<5月25日>
学校の桜の樹に実がなっていました。
八歳まで住んでいた田舎の家に、さくらんぼの大木があったのを思い出しました。
門から玄関まで少し距離があって、庭に面しては縁側があって、裏はそのまま山で。
門前に二本の梅、庭に李とさくらんぼと金柑と、たくさんの樹や花のある家でした。
借家だったんだけど梅の実のほかは、好きに採って食べさせてもらえていて。
ちょうど今頃の季節は、樹の肌や枝にひっかけてたくさんの小さな傷を作りながら、
豊かに実った赤い身の味を楽しんでいたはずです。
あの家での生活は、けして楽ではなかったけれど、宝物の思い出です。
【5/24 読書記録:とり残されて】
<5月26日>
寝坊して、一時間目に行けませんでした。今日これだけなのに……。
最近なかったことなので、悔しい。
なんか、「すずらん」を見る気力が失せてるのが最大の敗因って気が(爆)
【5/25 読書記録:女子校サバイバル/双迷宮】
<5月27日>
高校時代から絵と文章を書きためたノートを、先日久々に読みなおしてみました。
高二の春くらいから、「人に見せるためのイラスト&駄文」として書いていたものです。
無罫の大学ノートで、数えてみると10冊ほど。
当時書いていた文章を拾ってみると、やっぱりこの『放浪記』とそっくりです。
あんまり変わってなくて笑ってしまいました。
……ちなみに現在は、文章はここに移り、イラスト専用のノートと化しています。
やってることが変わらないのは、成長してないとも言えるのだけど。
環境が変わっても、私にとって楽しいことを受け入れてくれる場がずっとあるわけです。
うん、恵まれてるなぁ、私。
<5月28日>
昔っから会話が苦手。今も、改善はしたと思うけど治ってません。
たぶん、頭の回転が速くないんだろうな。
ゆっくりのんびり喋るのならいいけど、何人かでぽんぽんしゃべってると、
そのうち台詞を吟味しなくなってしまう。
直感的に、浮かんだ言葉をそのまま唇に乗せてしまうことになります。
その瞬間は良くても、あとで振り返ってたいてい自己嫌悪。
その場限りの楽しさのために、口にすべきじゃないことまで言ってしまったことに気がついて。
喋るのが上手くないの判ってるから、文章表現に偏るし、
そうするとますますきちんと喋らなくなって成長しない。
悪循環なのも承知してるんだけどね。だめだなあ。努力します。
【5/27 読書記録:っポイ! 11/おひさまの世界地図】
<5月31日>
声が涸れるまで泣いてみたい。
心のままに叫んでみたい。
呆れるほどの我侭を言ってみたい。
そんなふうに、ときどき思わないでもありません。
それは、できないって判っているからなのか。
甘えさせてくれる相手がいないわけではきっとないの。
手を伸ばせば受け止めてくれる場所はちゃんとある。
ただ、わたしが厭なのです。もうどうしようもなく。
【5/30 読書記録:銀河鉄道の夜】