2005/6/18
ソードワールドオンラインセッション、第6回。メンバーは前回と変わりません。
このセッションはワールドカップサッカー、日本VSクロアチア戦当日の13時から行われました。そのため、サッカー好きのGMから10時前に終わらせるぜ宣言が出ています。
さて、まずは登場キャラクターをご紹介。
ルカス=ウィールド (人間/ファイター4レベル、レンジャー1レベル、セージ1レベル)
学者の家に生まれたけど知力9。お馬鹿な自分に見切りをつけて家出した、いけいけ猪突猛進ファイター。
筋力18、打撃力31の、まちがいなくパーティの主戦力――のはずが、大事なところで1ゾロを振りまくり、女王アリの粘液に2回も絡め取られと、前回は戦闘でいまいちいいとこなし。でもラスボスにとどめは刺しました。
ジリたんの熱烈アタックを天然でかわし続ける、脳みそ10歳児疑惑の18歳。
器用度:16 敏捷度:12 知力: 9 筋力:18 生命力:14 精神力:14
(プレイヤー:桂木忍@【Daybreak】)
ジリィー=ショーウェン (ハーフエルフ/シーフ4レベル、セージ1レベル、ヒーラー3レベル)
ハーフエルフの妖艶美女シーフ。ルカスにぞっこん惚れて追いかけているストーカー、もといラムちゃん。聞き耳が得意なのはルカスを追いかける為か!?
回避+8という素晴らしい運動性能を誇るが、その敏捷度の高さが災いして集中砲火をくらい、前回は唯一お花畑を見ることに。とはいえラスボス戦ではシーフの本領発揮、敵の体力をほとんど1人で削りきりました。
4レベルシーフの実力を探索でも発揮して欲しい20歳。
器用度:21 敏捷度:21 知力:17 筋力:14 生命力:14 精神力:9
(プレイヤー:穂高あきら@【Novelism】)
ビルギット=ロウ (人間/プリースト3レベル、バード2レベル、ファイター1レベル)
芸術と運命の神ヴェーナーの神官……だが、本人のアイデンティティはむしろ吟遊詩人にあるらしい。いつでもどこでもマイペース、おいしいものがあれば幸せな、魔法の使えるグラスランナー。
唯一の回復役であり、パーティの生命線。君が倒れたらこのパーティは終わりだ。がんばれ。
知力9はルカスと同じなのに、それを前回誰にも突っ込まれなかった22歳。
器用度:15 敏捷度:13 知力:9 筋力:11 生命力:15 精神力:16
(プレイヤー:彩根耕二@【道化師の図書館】)
フラム=プファイル (人間/ソーサラー2レベル、セージ1レベル、シーフ1レベル、レンジャー1レベル、ハンター3レベル)
技能コレクターな火の玉娘。シーフとしての潜在能力はジリたんより上かもしれない。
大事な判定で1ゾロを出すのが得意技だったが、新メンバー二人の怒涛の1ゾロ合戦に押されたか、前回は1回も出ませんでした。ボス戦ではスリープクラウドも大活躍。
スクロールに魔晶石にディレイトスタッフと、精神点の低さを補うアイテムが増えてきた。これで3レベルまで耐え抜くのだ。
ネクロマンサーになって学院から追い出されるのは勘弁して欲しい20歳。
器用度:14 敏捷度:16 知力:18 筋力:13 生命力:10 精神力:11
(プレイヤー:茅@【茅葺き屋根の家】)
シリル=フェイ (エルフ/シャーマン3レベル、シーフ1レベル)
人間と言っても誰も疑わないだろう能力値のシャーマン兼シーフ。パーティの交渉担当だったが、専業シーフのジリたんの登場でお役御免……と思いきや、なんだかこの先もやっぱり交渉役をやってそう。
老若美醜問わず女性は大切に、がモットー。女性の危機となるととたんに交渉能力がガタ落ちする事が発覚した。
戦闘ではシェイドマシーンと化し、ザコ敵の撃墜数では前回ダントツトップ。
女性2人のフォローで白髪が増えそうな105歳。
器用度:19 敏捷度:15 知力:17 筋力:8 生命力:11 精神力:17
(プレイヤー:文月夕@【花迷路】)
前回のセッションで、冒険者たちは「眠り病」という病気にかかったブルーム卿の娘さんを救うため、特効薬となるジャイアント・アントの卵を持って無事に帰ってきました。新加入のメンバーとも意気投合し、5人組のパーティになっています。
さて、それから2週間……
GM みなさん、日ごろはなにしているのでしょう?
ジリィー ルカスの追っかけ。(即答)
シリル 私は街をぶらぶらしたり、レイピアのお手入れをしたりしています。一度も血に汚れたことのない銀のレイピア……。
シリル あ、ちっちゃなサボテンの鉢植えを買いました(笑) 楽しげにお世話をしています。
ビル 私は神殿で駄弁ったり、打ち水したり。
フラム 主に学院にいます。武器屋いったりー、マーファの神殿に感謝の祈りにいったりー、チャザの神殿で幸運祈ったりー。
ルカス 二週間も何しようかなあ。やっぱり修行かなあ。
ルカス 毎日、魔法のアックスを指をくわえて眺めてるとか……。
GM 店の親父から「また来たのかお前」とか言われるんですね。
ルカス そうそう。「いつか買うから絶対売らないでね!」とか言ってみる。
GM 「まあ手付金をくれれば、とっておくよ」
ルカス 手付け? いくら払えばいいですか!?
GM 一割ぐらい? 17,000ガメルの一割だと1700ガメルか。
ルカス ……払えません……(T△T)
ルカスの所持金はこの時点で1700ガメル弱。有り金をはたいても、微妙に足りません。
ジリィー ルカスに「デートしよう」とか毎日言っている。1度くらいデートしろ、ルカス!!(笑)
ルカス 「シリルさん忙しそうだからねえ」とか。まだ誤解してるから(笑)
ビル はーいはーい、GM! 2週間なにもしなかったってことはないはずなんで……
GM 歌いたいんですね。いいですよ。
フラム 収入は強制的にカンパ袋(共有財布)の中へ(笑)
GM 3回振ってみてください。
ビル (ころころ)『9』、『7』、『5』。
ルカス 日に日に疲れが見えてきましたね(笑)
GM 冒険しないとネタが尽きるのか。
ビル もしくは同じ歌に飽きてきたか(笑)
シリル バード技能を上げないと、レパートリーが増えないんですか(笑)
ルカス 「また同じ歌かよー。いいかげん飽きたぞー! ぶーぶー」
ジリィー 野次るな(笑)
ルカス いや、NPCっぽく(笑)
ビル えーと、1176ガメルの儲け。一割をヴェーナー神殿に寄進して、1059ガメルをパーティ財布に足しておいてください。
ルカス すごい、カッコいい! 1ガメルすら自分の財布に入れないとは!
ビル 馬鹿正直なのか、お嬢の目が怖いんだよ、きっと(笑)
ジリィー 戦ってヨシ、稼いでヨシ(笑)
ルカス 戦ってダメ、稼げもしなくてすみません。オレの財産1700ナイですから(T▽T)
シリル 多少なら融通しますよ。トイチですが。
ルカス いや、トイチならいいです(笑)
ジリィー 多少なら融通しますよ。身体で払ってもらえるなら。
ルカス 「肩もみとかですか?」
ジリィー ……それ、「お父さんの日の一日券」並じゃん(笑)
ルカス 「じゃあ、買い物の時の荷物持ち?」
……といった感じで、彼らはそれぞれ平和(?)に日々を過ごしているようです。
GM 冒険者の宿には顔をだしてます?
ジリィー 出してます〜。
ルカス むしろそこに寝泊りしてると思います。
フラム 朝食と夕食は宿でとってます。そこで寝泊まりしてるし。
シリル 私もこの宿が根城ですね。
ルカス お金がないからシリルと相部屋とかで、ジリたんが遊びに来ても誤解は深まる一方なんだな、うん。
ビル 昼間は神殿ですが、夜と朝なら常駐です。
GM じゃあ、みんなが冒険者の宿<金花亭>で晩飯を食べていると、マスターから声がかかります。
GM マスター「そういえば、今日タナトスさんの家から使いのものがきてたよ。明日にでも来て欲しいとか」
ルカス 「タナトスさんって誰ですか?」
シリル 「以前知り合った貴族の方ですよ」
ビル 「好事家の貴族さんだよ」
ルカス 「へー。金持ちにコネだらけですごいんだなあ」
ジリィー 「どんなヒト? あ、性格ね。好事家っていいイメージないからぁ」
シリル 「マジックアイテムを相場より高く買い上げてくれるありがたい人ですよ」
ルカス それはいいヒトだ!
シリル 「性格は……あまり格式ばったタイプではないですね」
ジリィー 「そのヒト、わざわざ使いをよこしてくれたりするほど仲良しさんなの?」
フラム 「何度か顔をあわせて意気投合した感じかしら。……できれば依頼だと嬉しい。今、共有財布の中身、1164ガメルしかないんだもの」
ルカス 「とりあえず明日行ってみる? オレは直接の知り合いじゃないから、三人しだいだけど」
ジリィー 「うちも会ってみたいわ」
シリル 「そうですね、明日訪ねてみましょうか」
ビル 「お金が無いのは困るから行くべきだよ。お金がないとご飯が食べられない。マスター、パンおかわり」
GM マスター「あいよ。よく食べるねえ」
フラム 「ううっ、ビルの副収入がなければどうなっていたことか(涙)」
生活費は1人1日あたり40ガメル。2週間もぶらぶらしていると、5人分で2800ガメルの支出になるんですね。ビル君の稼ぎがなければ、財布はほとんどすっからかんです。
依頼を期待するのも、むべなるかなでしょう。
GM というわけで次の日、あなたたちはタナトスさんちに向かいます。
ジリィー ルカスと腕組んで向かいまーす。
ルカス さりげなく腕をはずして向かいまーす。
GM 門番「おお、また来たのか君たち。話は聞いているので、中へどうぞ」
ルカス 「おじゃましまーす!」
GM 門番「こちらかもよろしく頼むよ。大変だと思うけど」
一同 「……大変?」
GM 門番「おっと。口が滑った。詳しい話は中でどうぞ」
ルカス プレイヤーはドキドキするけど、キャラはにこにこ中に入ろう(笑)
ジリィー 「……いいヒトなのよね、シリル」
シリル 「……だと、思いますけどねぇ」(不吉な予感……)
門番の不吉な発言に不安を隠せない冒険者達ですが、ひとまず案内にしたがって広間へ。初訪問のルカスとジリィーは、きらびやかな広間を物珍しげに眺めています。
そうこうするあいだに呼びつけた当人であるこの館の主人、
タナトス三世がやってきました。
GM タナトス三世「おお、早かったな」
シリル 「ご無沙汰しております。今日はどのようなご用件ですか?」
GM タナトス三世「その前に、そこの二人は見ない顔だが?」
フラム 「新しい仲間です」
ビル 「これルカスで、これがジリたん」
ルカス 「これかよ!(笑)」
シリル 「新たに我々の仲間になった、ルカス=ウィールドとジリィー=ショーウェンです」
ルカス 「えっと、はじめまして!」
ジリィー にっこり妖艶笑顔「はじめまして」
ルカス くそう。対抗してにっこり純真笑顔だ!
ジリィー 対抗してどうする!(笑)
GM タナトス三世「よろしく。私はタナトス=ガルデンという」
GM タナトス三世「さて、今日は君たちにお願いがあってな。私は南のガルガライスとの国境付近に領地を持っているのだが、そこの代官からゴブリンが畑を荒らして困っていると相談をうけているのだ。できれば、ゴブリン退治をお願いしたいのだが、どうだろうか」
ルカス 「ゴブリン……そのくらいならお安い御用ですけど」
フラム シリルの後頭部に「受けたい〜、受けたい〜」とテレパシーを送ろう。
シリル ぴぴぴぴぴ。受信〜。
ルカス すげえ、こいつら(笑)
シリル 「失礼ですが、報酬はいかほど?」
GM タナトス三世「報酬は5000ガメル。前金で1000でどうだろう」
ルカス (……手付け金が払える!)
フラム 純粋にゴブリン退治なら高値かなー。でも門番が大変っていってたし〜。
ジリィー (こそこそ)「な〜んか胡散臭くない?」
フラム (こそこそ)「うーん、裏があるかもね〜」
ビル 「……(何も考えてない)」ビルの視線はひたすらテーブルの真ん中にあるフルーツに釘付け。
ルカス オレの心は魔法のアックスの事だけ。
シリル 「他になにか、この件でお伺いしておくことはありますでしょうか?」
GM タナトス三世「実は…もう一つお願いがあるんだが」
ジリィー 来た! もう1つお願い!!
GM タナトス三世「この話を聞いてうちの息子が乗り気でな、いっしょに連れていってやってほしいのだが」
シリル 「ご子息ですか。どのようなかたです?」
ルカス 「足手まといになりそうですか?」
ジリィー 「美形ですか?」
ビル チャームは使える?
シリル ルカスに裏拳いれときます。
ルカス ごふっ!
フラム ルカスの足を踏んでおこう。
ルカス ジリたんにもちょっとはツッコもうよ!(笑)
シリル 私にはそれは無理な注文です。(きっぱり)
GM タナトス三世「剣の使いかたぐらいは教えてあるので、自分の身ぐらいは守れるはずだ」
ルカス 「じゃあ、連れてくくらいは問題ないかなー」
GM ローブを着たおつきのダニエルさんに、タナトスさんが息子を連れてくるようにいっています。
フラム 「ご子息が乗り気な理由は、特に思いあたられますか?」
GM タナトス三世「息子は冒険者にあこがれておってな。冒険をしてみたいのだそうだ」
フラム 「……ははあ、冒険者に……」
ルカス ぼっちゃんだなあ。
シリル 「我々の仕事には、ご子息の警護も入るのでしょうか?」
GM タナトス三世「うむ、護衛もお願いしたい。さきほどの報酬には護衛金額も含まれているのでよろしくな」
フラム 護衛料金込みなら5000ガメルは安かないかな?
ジリィー (こそこそ)「護衛の方が厄介じゃないの?」
フラム (こそこそ)「実力が分からないから、どのていど使えるのかが、ねぇ」
ルカス むしろ、一切剣を使えないほうがおとなしくすっこんでくれて楽っぽいよね(笑)
ルカス 「どのくらいの警護です? 怪我ひとつさせない、とか?」
GM タナトス三世「怪我ぐらいはかまわないが、我が家の跡取りなので後遺症が残るようなのは困るな」
ルカス キュアー・ウーンズで直る程度ならいい、と。
ビル 実は戦士技能が8あるとか?
ルカス そんなステキな息子ならひとりで行っちゃうんじゃ(笑)
フラム 跡取りの我が儘に、冒険者の真似事をさせる親も親ですね〜。
GM タナトス三世「こちらとしても家宝の剣と、買い与えた魔法の鎧を渡しておくので、君たちにも気をつけてほしい」
ルカス ……!
フラム うらやましいぞ、貴族のぼっちゃん!
シリル 「ゴブリン程度でしたらそう危険なことはないでしょうが、もっと厄介なモンスターとやりあう羽目になった場合は、できれば危険手当も追加していただきたいものですが」
フラム うんうん、報酬の追加はほしい。
GM タナトス三世「うむ。その時はまた考えよう」
シリル 「お願いいたします。……それから、ご領地までの往復の旅費などはどうなりますか?」
GM タナトス三世「領地までの旅費などの必要経費はこちらで持つ。――さて、そろそろ仕事をしなければならないので、詳しい話はダニエルとしてくれ」といって、タナトス三世も部屋に戻ろうとするんですが、ダニエルさんが戻ってきません。
ルカス 「帰ってくるの遅いですね」
シリル 「なにかあったんでしょうか?」
GM タナトス三世「うむ。どこかに出かけてるのだろうか。仕方ない、応接室で待ってもらえるか」と、退室を促します。
ルカス 「わかりましたー」
GM では、応接室で待っていてください。
ジリィー 「どこかに出かけてるって……まさか、一足先にご当地に向けて行っちゃった、とかじゃないよね;」
シリル ちょうどいい。応接室で「この依頼、受ける方向で進めていますが、いいですよね?」と確認しておきます。
フラム 受けると即答しておきます。
ルカス 「オレは構わないよ。魔法のアックスの手付金払うお金ほしいしね」
ジリィー 「うちも構わないわ」
ビル 応接室にあったフルーツ齧りながら頷く。
シリル 「ではそれで。息子とやらに多大な不安を覚えてはいるんですが(苦笑)」
ルカス オレは前線で戦うから、息子を守るのは皆に任せる(笑)
GM …30分後。廊下から足音が聞こえてきます。で、ダニエルさんとタナトスさんの息子さんが現れます。
GM ダニエル「皆さん。お待たせしました。こちらが当家のご子息のメッシ=ガルデン様です」メッシ君は割と筋肉質で、けっこう美男子ですね。
ルカス めっくんか。
ビル 期待の18歳。
ジリィー 今大会注目度NO.1!
はい、もちろん名前の元ネタは、このセッションの2日前に鮮烈なワールドカップデビューを果たしたアルゼンチン代表の大型新人、リオネル=メッシ選手です。いやー、すばらしかったですねセルビア・モンテネグロ戦。
GM メッシ「おう。君たちが護衛をしてくれるのか。よろしくな」
ルカス 「こんにちは。はじめまして」
シリル 「初めまして。精霊使いのシリルと申します」
フラム 「初めまして。魔術師の卵、フラムと申します」
ビル 「ビルだよ。よろしくー」
ジリィー 「初めまして、ジリーです」
シリル ところで、メッシ君にはジリィーのお色気アタックはないんでしょうか?
ジリィー ないです。むしろメッシくんはシリルに釘付けかと(笑)
シリル なんですかそのシリルに釘付けって!
なんだか変なフラグがたっていますが、それは置いておいて。メッシ君のキャラクターシートをメンバーに公開。
ファイター2のセージ1、器用度18/敏捷度11/知力8/筋力19/生命力17/精神力18というなかなかの逸材です。
シリル なんと、ルカス&ビルより知力が低い。
ルカス ほんとだ!(笑)
フラム 知力9同盟にも入れないのか〜。
ルカス 知力1ケタ同盟ですね!
ビル でも、成長すれば物凄く化けそうなファイターだよ。
GM …出目が偏ったから(笑)
フラム その精神力をワタクシに寄越しなさい(涙)
ルカス その生命力をオレによこせ〜(笑)
ちなみに、フラムの精神力は11、ルカスの生命力は14です。いやほんと、うらやましいスペックしてますね、メッシ君。
GM さて、話をすすめますか。メッシ君はすぐにでも行きたそうですが、すぐに出発します?
ルカス せっかちだなあ! でもまだ午前中ですよねきっと。オレはオッケイですけど。
シリル 一度宿に戻って準備をして、昼に出立くらいでしょうか。
GM メッシ「分かった。では昼頃に馬車で迎えに行けばいいのだな」
一同 馬車!?(どよどよ)
GM (馬車くらいでそこまで騒がなくても……)ガルデン家の代官さんが近くの村まで一緒についていって御者をします。ついでに徴収の仕事もあるし。
ルカス ほほう。じゃあ、らくちんだね(^^)
ジリィー 「馬車に乗れるのはいいけど……でも、やっぱ、な〜んかこの仕事て胡散臭い」
シリル 「まあ、なにかあればせいぜい報酬をつりあげましょう」(ぼそっと)
GM では、昼頃の<金花亭>……。
ルカス 入り口の前でわくわく迎えを待っていよう。
GM <金花亭>の前に2頭牽きの馬車がやってきます。しっかりとガルデン家の剣と角の家紋いりの馬車です。
ルカス ちょっとおぼっちゃま気分。
シリル そんな武門っぽい家紋なんですか、ガルデン家。
GM うん。中には6人ぐらい乗れます。さて、メッシ君に訊きたいことがあればどうぞ。
ルカス 「なんでゴブリン退治なんかについてきたいんですか? あいつら、くさいのに」
GM メッシ「あの辺は小さい頃よく遊んだところで、知り合いもいるしな。ほっとくわけにもいかんだろう」
ルカス 「ふぅん」なんだ、けっこうイイヤツなんじゃん、と心の中でにこにこ。
GM メッシ「しかも、父上から引き継いだこの剣を使うおおっぴらな理由ができた。行かないわけにはいかないだろう!」
シリル (そっちが本命か!)
ルカス 「判るなあ。殴るの、楽しいですよねえ」
GM メッシ「親父からは、跡継ぎなんだから無茶をするなといわれてるんだけどな。やっぱ、殴るのは楽しいよな。君とは気があいそうだ」
ルカス 「そうだよねえ(にこにこ)こう、丁寧に磨いたアックスがモンスターの血を浴びて光ってるトコ最高なんだよ」
フラム 「ゴブリンの巣は特定できていますか? 群の数は?」
シリル ルカスが二人かー、とか思っています(笑)
ビル さすがは知力8だなぁ。
GM よく考えたら、二人ともファイター+セージなんだよな。しかもセージとってやっと共通語の読解ができるところまで一緒。
ルカス ホントだ。すごい親近感(笑)
GM メッシ「そうそう、剣が肉にめりこむあの感触が最高!」
フラム 「ゴブリンの巣穴は特定できてますか〜?(笑)」
GM メッシ「悪い悪い。そこの代官から聞いたところだと、村から半日ぐらいの洞窟らしい。群れ自体の数は良くわからないらしいんだが」
ルカス ゴブリン知ってるかチェックしていいですかね?(笑)(ころころ)………………6ゾロ。
GM おお、よく知ってるじゃないですか。
ルカス ……ゴ メ ン
シリル 無駄なところで6ゾロを出しますね。
ルカス 3で判るのに! 3でよかったのに!
フラム ジーさんもチェックします?
ジリィー えぇ……ワタシ、6ゾロも1ゾロも出せないよー(笑)(ころころ)『9』。
GM そうこうしているあいだに、道中はなにごともなく過ぎます。村に着きました。
ルカス 「とうちゃ〜く!!」
GM メッシ「うーん。着いた着いた。とりあえず村長の家に顔を出すか」
ジリィー 「(2人の盛り上がりっぷりにちょっとげっそり)着いたわね……」
シリル 「お疲れ様です(苦笑)」
ルカス (ジーさんに対するシリルの優しさにちょっとにこにこ)
GM というわけで、村長の家。
GM 村長「おお、若。よくぞいらっしゃいました」
GM メッシ「おう。ゴブリンがでるらしいと代官から聞いたぞ。詳しい話は彼らにしてやってくれ、俺は他の人に挨拶してくる。じゃ、後は頼んだ!」
GM といって、メッシは出て行きます。
ルカス 「まかせてー!」
GM ちょっと呆然とする村長…。
ルカス 「どうかしました?」
GM 村長「はあ。あなたがたは?」メッシ、詳しい紹介すらしないで消えやがった。
シリル 「タナトス=ガルデン卿にゴブリン退治とご子息の護衛を依頼されました冒険者です」メンバー紹介はしたことにして省略。
ジリィー こういうときはシリルに任せるに限る。
ルカス そうだね(笑)オレ、本気でタナさんとしか覚えてなかったもん(笑)
フラム いえる。うちではエルフが交渉役(笑)
GM 村長「なるほど。そういう事情でしたか。若のお守りとは大変ですなあ」
ルカス 「そうでもないですよ。話してて楽しかったし」
シリル 「……やはり、大変なんですか? あの若様は」思わずそっちを聞いてしまいます(笑)
GM 村長「…悪い人ではないんですが、ああいった性格なので」と苦笑しています。
GM 村長「最近は、この村の近辺にゴブリンが現れてこまっているのです」
ジリィー 「半日ほどいった洞窟にタムろしてるんですって?」
GM 村長「そうですな。ガルデン家に報告するためにも住処を突き止める必要があると考え、村の狩人に追跡してもらいました。ここから山の中に半日ぐらい行った洞窟に住んでいるようです」
ビル 「はっ! つーか今さらだけど、誰も若様に付いていかなくて良かったの?」
ルカス オレもそれ思ってた。
フラム うーん、早業でどっかに消えてしまったから〜。
ビル 考える暇なく動かれたからね、仕方ないか。
ジリィー 大丈夫でしょ。他の人に挨拶しに行っただけだから、かえってついてったら邪魔じゃない?
ルカス そういうところを狙ってゴブリンは襲ってくるんだよ、きっと!
シリル 「畑をあらされていると聞いていますが、村人に被害は出ていないのでしょうか?」
GM 村長「人への被害はまだないのですが、夜中に家畜を盗まれたり、畑を荒らされたりしています。そのうち道路にも出現して、山の中で孤立するのではないかと」と心配顔ですね。
ルカス じゃ、夜中じゃない今なら平気かな。
GM 村長「あと、変な生き物が空を飛んでいるのを見かけた村人もいますな」
シリル 「変な生き物? 詳しく話していただけますか?」
ビル 「なんか覚えがあるなー、それ(汗)」
フラム うん、インプ思い出した。
ルカス オレ、ワイバーン思い出した。
シリル どっちも思い出しました(笑)
GM えらいちがうな。
フラム なぜワイバーン(笑)
ルカス なんとなく。カッコいいから(笑)でも、変じゃないか。
GM 村長「見たものの話によると、羽を持った悪魔のような姿だったとか」
GM 知名度14でセージ怪物知識判定してもらえます?
全員がサイコロを振りますが、最高でも12。誰もわかりません。
ルカス 6ゾロ、ここにとっとけばよかったヨ(T_T) ←8だった。
GM というわけで、情報が少なすぎてよく分かりません。
ルカス 「その変な生き物は、ゴブリンの巣窟の方向に飛んでいった?」
GM 村長「いや、村の上を飛んでいました。たまに見かけるみたいです」
ジリィー 「飛んでる数は?」
GM 村長「一体です」
ルカス この……プレイヤーの感じるイヤな予感をキャラに反映できないのが辛い! セージレベル上げようかなあ。
キャラクターには正体がわかりませんでしたが、プレイヤーはおそらくインプだとわかっています。
インプが出てくるということは、それを使い魔にしている暗黒神官が背後にいる可能性が高いんですね。
さらに村長の口からは、10年程前から近くの山中に住む隠者の情報が出てきました。
GM 村長「この村から半日ぐらいの山中に暮らしていて、たまに食料品を買いに降りてきます。問題となった洞窟からは少しはなれてますな。なぜこの辺に居を構えているかは不思議ではありますが、特に何かするわけでもないので、こちらとしても何もしておりません」
ジリィー 「……その隠者に話を聞きたいなぁ。色々と知ってそうじゃない?」
シリル 「そうですね。訪ねてみましょうか」
ルカス 「でも、これから半日かけていったら、夜中にこの村がら空きだよね。オレは難しい話判らないし、この村に残ってるよ」
シリル 「洞窟と、隠者のすみかとの距離はどのくらいですか?」
GM 村長「洞窟からは一日ぐらいありますな」
ジリィー 「1日か……村に戻ってきてまた行くのと直接行くのとで同じくらいなんだ。若様とも一応相談しないとだよね」
ルカス 「そうだね。めっくん、きっと明日にでもゴブリンの巣窟にツッコみそうだし(笑)」
フラム 「私は仮眠したい。杖に何か魔法を込めて6時間眠りたい。今、杖はからっぽだから」
ビル 「僕はただただ眠いから仮眠したい」
ルカス 「オレは起きてて見張ってたいな。畑とか」
GM しばらくすると、メッシ君が戻ってきます。
GM メッシ「なんかインプがいたぞ。なんで、こんなところにいるんだ?」
ルカス めっくんなんて友達じゃないー!!
ジリィー 「いた、って……ご覧になりましたの!?」
GM メッシ「なんか、こちらをうかがっているようだったぞ。弓で打ち落とそうとしたら逃げていったけどな」
フラム 「向こうには、こっちの行動ばればれだと思っていいでしょうね」
ビル 「インプはゴブリンの偵察って考えるのが妥当かなー。以前もつるんでたところに出くわした事あるし」
フラム 隠者がインプの飼い主なら話はもっとややこしくなるけどねー。
ルカス 「インプがあらわれはじめたのはいつです?」
GM 村長「つい最近ですな」
フラム ということは、ゴブリンのほうとみていいかな。
GM メッシ「で、話は終わったなら、そろそろ出かけたいが」
ルカス 「今から!?(笑)」
GM メッシ「うん!」
シリル 「今からいくと洞窟につくのは夜です。野外で出くわした場合、夜目の効く妖魔相手に、夜はこちらが不利ですよ」
GM メッシ「夜だといっても、ゴブリン程度なら問題ないじゃないか。今すぐいこう!」
シリル このイケイケぼっちゃんめ……。
ジリィー 「はい、どぅどぅどぅ(笑)」
ルカス 「なんでそんなに急いでるの?」
GM メッシ「村人たちに被害がおよばないため…がたてまえで。本音は早く剣の切れ味を試してみたい」
ルカス 素直だなあ(笑)
ビル 「もし夜知らない間にすれ違ったら、また村に被害が出ますよ」
GM メッシ「その時はその時で考えようじゃないか」
今すぐゴブリン退治に出かけたくてうずうずしているメッシ君と、フラムのために最低6時間の睡眠を確保したいうえに、インプの出現もあってどうにも隠者という人物が気になる冒険者たち。今からの行動方針で大揉めに揉めます。
ルカス 「ぶっちゃけ、みんな、隠者さんの事いいヒトだと思ってる? 悪い人だと思ってる?」
ジリィー 「変なヒトだと思ってる」
ビル 「悪い人なんて世の中にはいない」
ルカス まぶしい……まぶしいよビルくん。
フラム 「いいひとかなぁ、と」
シリル 「怪しい人物だと思っていますが」
ルカス 「じゃあ、隠者さんに会って、何聞きたい?」
フラム 「どうしてここに暮らしているのか、なにか異変はなかったか、ゴブリンについて詳しく知っているか、またはインプについて……くらいかな?」
シリル 「まあ、会って人物を確かめたいというのと、ゴブリンやインプの情報ですね」
ビル 「一人暮らしで寂しいだろうから話し相手に」
ジリィー 「ビル……(笑)」
ルカス まぶしいよビルくん……。
相談の結果、隠者は依頼との関わりが薄いと見て後回しに。
ゴブリン語の使えるビルのチャームを当てにして、この日の夜は村で襲撃を待ち受けることにしました。
あとの問題は、猪突猛進な若様の説得です。
フラム この若様、いくつでした?
ルカス 同い年だ(笑)
フラム ではルカスにぼっちゃんの面倒を一任(押しつけともいう)しようかな〜。同い年なら話も合うだろうし〜。
シリル 「がんばって若様を説得してくださいね、ルカス」(ぽむ)
ルカス 「同い年じゃなくても話あうと思うからいいけど」
ビル 「じゃ、ルカスお願い」
フラム 「がんばって」(ぽむ)
GM メッシ「で、今から出発でいいんだな」
ルカス 「よし、めっくん! どうしてもゴブリンの洞窟に今から行きたければ、オレを倒してからいけ!」
GM メッシ「よし、分かった!」
ジリィー 本当に倒されたらどうするよ(笑)
ルカス オレもちょっと怖い(笑)
GM メッシ君は模擬戦をやりたそうですが、どうしましょう。
ルカス 「よし、じゃあやろうか? 模擬戦だから、武器はホンモノじゃなくて、木の枝使って」
GM メッシ「じゃあ、外にでようか」
シリル 「死なない程度にお願いしますね」
ジリィー 「あぁ、若様。ルカスに傷つけたらうちが夜中にめった刺しね♪」
フラム 「ジーさんは怖いよ、本気だよ〜」
ルカス 「いや、それはさすがに(笑)」
シリル 「気絶させてしまったら、程度にしてあげてくださいよ(笑)」
ジリィー 見えないところの傷ならOK(笑)
GM では、双方ともクラブで手加減攻撃ということで、模擬戦をやりましょう。
ルカス お、おう……。やばい自分で言い出しておいて怖くなってきた。「ビル、こっそりキュアー・ウーンズの用意お願い」
ビル 「してるー(笑)」
フラム 「どっちが負けても必要だものね(苦笑)」
シリル 「一応、介入の準備だけはしておきますか。二人とも熱くなって我を忘れそうで怖い」
GM 村人たちが集まってきますね。「おおーなにごとだー」
GM 「若様がそこの戦士と決闘するんだと」
GM 「若様がんばれー」
GM 「そっちの戦士もまけるなー」わいわい。
ビル 一応、リュート装備して盛り上がりそうなBGMを歌おう。
ルカス ぎゃー! オレはこういうところで1ゾロ振るんだー!(笑)
ジリィー 「ルカスー、うちの恋人でしょうー、頑張ってー!!(さりなげなく大声で主張)」
ルカス 「違うよーでも頑張るよー」
フラム 「ルカスー、いいおまじないを教えてあげようね。『1ゾロ女王はジーさん、1ゾロ女王はジーさん、1ゾロ女王はジーさん』」(小声)
GM では、戦闘です。
フラム 「はー。一方的に勝敗が決したわねー。ルカス、すごいすごい(ぱちぱち)」
ルカス こ……怖かった!
GM 圧勝ですね。
シリル 「おみごと」(拍手)
ジリィー 「やっぱうちの見込んだ男ー!! うふふ」
ルカス 「さ、今日は明日に備えて色々準備して、明日万全の状態でゴブリン退治に行こう」
ビル メッシにキュアーウーンズ。(ころころ)発動。(ころころ)うっ、回復『5』(汗)
GM 代官「若様にもう一回かけていただけませんか」
ビル 何度かかけて全快させたって事で良いですか?(汗)
GM いいですよ。というわけで全快。
ルカス フラムとビルくんはじっくり休んでもらわないとね(^_^;)
ジリィー 「じゃ、明日のために今夜の見張りとか考えないとね。はい、シリル任せた(笑)」
シリル また振られてしまいました(苦笑)
フラム 「またレンジャー持ちで2チームに分かれる?」
ルカス 「それが無難かなあ」
シリル 「そうですね。夜中の襲撃があってもなくても、フラムとビルには確実に6時間休んでもらえるようにしましょう」
ルカス 「どっちが先の方がいいのかね?」
ビル 「とりあえず、僕は先に寝たいな」
シリル 「ビルにはこれから夕方まで寝てもらったほうがいいでしょうね」
フラム 「私が先に見張りかな。で、寝る前に魔法こめる。そのほうが持続時間が長い」
ルカス 「そうだねー。オレはその間、村の見回りでもしておこうかな。インプに会えるかもしれないし」
ビル 「じゃ、一足先に寝てくるね。夕方には起きると思うけど」
フラム 「おやすみー」
ルカス 「おやすみー」
ジリィー 「おやすみなさいー」
ビル 一度離れてから「で、屋敷ってどこだっけ?」と帰ってくる。
ルカス あはははは! これぞビルくんクオリティだね!
GM メッシ「こっちだな」といって、メッシ君が案内してくれます。
ビル じゃ、メッシに付いて行くね。
そして何事もなく夜になります。
ジリィー 「うち、どっち組?」
シリル 「戦闘になったときのバランスを考えると、フラムと組んでいただきたいですが」
ジリィー 「やっぱりそうだよね、うん……ルカスとは別だよね、うん……」
シリル そうするとシーフも念のため分けて、私はルカス組ですかね。個人的には、女性グループに入りたいですけど。
ルカス たぶん、ずっとこの分かれ方でしょうね。
フラム この組み合わせ、これからもずーっとこうなりそうですね。前もこうだった。
ジリィー 「あの忌まわしいカエル事件ね……」
ビル じゃ、前と同じでビルはフラムとジリグループですな。
ルカス そっちの方が安全なんだよなあ。フラムの方が頭がいいから。
ビル 「はっ! メッシはルカス組でいいのかな? それとも参加しない?」
ジリィー 「若様に夜中見張りなんてさせていいのかしら……」
GM メッシ「俺は明日に備えて休んでおくよ」(意訳)見張りなんて面倒な仕事はしない。
フラム 「というか、だれか『若様の』見張りが必要になるの?(汗)」
ジリィー 「飲み物にちょっぴりアルコール混ぜときゃ平気よ(断言)」
ルカス 「アルコールに強かったりして(笑)」
フラム 「ジーさん、ついでに眠りを促進する薬草、持ってない?(目がマジ)」
ルカス そんなの持ってたらオレの身が危険!(笑)
ビル 真っ先に使われてるね(笑)
ジリィー 「さっき見つけてきたから使っておいたわ(笑)」ルカスには使いません。正々堂々勝負!(笑)
ルカス ……どこまでが正々堂々?(笑)
シリル というわけで若様が抜け出す心配はなし、と。
GM (ころころ)……夜のあいだは特になにもありませんでした。次の日の朝になります。
GM では、シリルとルカス。
シリル はい。
ルカス ぎゃっ! なんでしょう。
GM 空が明るくなってきたころに畑を見ると、見事に荒らされてますね。
ルカス えー!
シリル ……はい?
GM 畑の列が一列引っこ抜かれてます。
ルカス 音とかしなかったんですか?
シリル 熱源も見えなかった?
GM 実はさっきのロールはこっちでレンジャーチェックをしたんですが、気づかなかったみたいですね。
ルカス がーん!
シリル レンジャーさん、足跡見てもらえますか?
フラム (ころころ)ぐ、『9』。
ルカス (ころころ)『13』。……どうしよう。今日の自分が怖い。
ジリィー このまま戦闘でも大活躍、だよね……?
ルカス いやいや、それはないよ(笑)
ジリィー ないんかい!(笑)
ルカス うん、ないよ!(笑)
シリル 活躍してくださいよ(笑)
GM ゴブリンの足跡のようです。それほど時間はたっていません。
ルカス くっそー、うたたねしちゃったかなー。悔しい!
フラム あんまり時間が経ってないということは……いまから追える、かな?
シリル 仕方ない。全員起こして若様呼んで、追跡しますか。
ルカス めっくん起こしてこないと?
フラム ついでになにか朝ご飯もらってきてください〜。
ジリィー 「叩き起こしてくるわね!」
GM たたき!?
ルカス ジーさん、過激(笑)
シリル 「お手柔らかに、ジリィー」
ジリィー って、全員、もう起こされてるんじゃないの!?(笑)
フラム そういやそうだ。
ビル 「……ほぇ? 朝?」
シリル フラムはもう起きてるでしょう。レンジャーチェックしてもらったから。
フラム きっとシリルが呼びに来たんです。「足跡みてください」って。そうか、寝ぼけてたから足跡がよく分からなかったんだ!
ルカス 眠っているビルくんとジーさんは放置。
ジリィー いや、フラムが起きたならジリたんは一緒に起きて後を追ったはず。絶対に1人でルカスの元には行かせない(笑)
ビル 絶対にビルは寝てた。
シリル まあ、そゆことで、若様に来てもらいましょう。
GM では、メッシ君も到着します。
ジリィー 「……で、後、追っかけてみるの?」
フラム 「歩きながら朝食がとれるなら」
シリル 「どちらにせよ、朝から洞窟に行く予定でしたしね」
GM メッシ「足跡から追跡できるのか。それはすごいな。じゃあ、すぐにでも追っていこう」といって、メッシ君は足跡を追い始めます。
ルカス めっくん!!(笑)
フラム 「ああッ、そんなこといってるまに!」
ルカス めっくんを追いかけます。「乱暴に歩いて足跡消しちゃダメだよ!」
フラム 食べながらめっくんを追います。
シリル 「待ってくださいよ、足跡見えてるんですか!」とか言いつつ追っかけます。
ビル 同じく食べながら歩きつつ、ヴェーナーに朝のお祈り。
GM では、追跡にはいります。もう一回目標値12で足跡追跡。
フラム (ころころ)……『11』。orz
ルカス けっこう難しいんだよなあ(ころころ)……6ゾロ。
フラム ありがとー!!!
ルカス ……なぜ?
シリル 今日のルカスいいですねー。
ビル きてるねー、ルカス(笑)
ルカス ごめん、ここまでくると、逆に怖い(笑)
GM ゴブA「今日も大漁だったゴブ」
ルカス かわいい、ゴブくん(T_T)
GM ゴブB「あの人間たち馬鹿だなあ。火を焚いてたから隠れやすかったゴブ」
シリル ゴブは何頭?
GM ゴブは2匹。
ルカス どうするこのゴブ。ばっさり行く?
GM ゴブたちもパーティに気づきます。
GM ゴブA「人間だー、逃げろー!」といって、作物を置いて逃げ始めます。
ルカス 追いかけるぞ! 作物は飛び越えて!
シリル 追いかけて戦いますか。
ビル 「待つゴブ、僕達は人間じゃないゴブ」と叫びます。
ルカス すごい嘘!(笑)
フラム うわ、でた。ビルの口八丁。
ジリィー でも、すごい楽しい(笑)
GM ゴブB「うそだー。俺たちを殺そうとしてるに違いないゴブー」ゴブリンからも姿は見えてるからね。
ビル 「僕達は北に住んでるゴブリンだゴブ。道に迷って困ってるゴブ。助けて欲しいゴブ」
ジリィー すごい、ビルすごい(笑)
ルカス めっくんはどうしてるのかな?(笑)
GM メッシはそのまま突撃モードです。プレートメールをがしょんがしょん言わせながら突撃に入ってます。
ルカス だろうなー(笑)
ビル 「人間の魔法で姿を人間に変えられてしまったのでゴブ」
シリル がんばりますねビル。
ジリィー ルカス、若様を羽交い絞めにしときなよ(笑)
ルカス え、オレも一緒に突撃体勢だよ?(笑) 「大丈夫だよ、ゴブリン程度なら死なないよ」
シリル いやもう、ここはとっつかまえたほうがいいんじゃないですか。
GM ゴブA「そこのニンゲンが迫ってくるゴブー」
シリル ビルにはチャーム歌ってもらうとか。正直、ビルの説得が効くとは思えないし、さっさとゴブ殴って生け捕りがいいと思います。
ビル 「せっかく頑張ったのに」とリュートを取り出す。
シリル あ、距離は?
GM ゴブとの距離は約100mぐらい。
ジリィー じゃあ、間合い詰めてぶっ叩いて生け捕り?
ビル この距離なら届くだろうし、大声でチャームを歌います。
シリル とりあえず、全力で追っかけます!
ビル (ころころ)『10』。
GM (ころころ)あう、二匹ともくらった。あと、全員抵抗してくださいね。
ルカス (ころころ)『14』。
シリル (ころころ)『11』。
ジリィー (ころころ)『14』。
フラム (ころころ)『14』。
GM メッシ(ころころ)『10』。メッシ君も魅了されてしまった。
ルカス めっくん!!(笑)
ビル とりあえず、命令なしでボーっとしてもらう。
GM ゴブたちもぼーっとしてます。
シリル その間に追いつきましょう。
ビル ビルは歌いながらゆっくり前進。
GM ゴブA「実はいいやつゴブ?」
GM ゴブB「そうに違いないゴブ!」
GM ゴブA「きっと魔法で姿を変えられた仲間に違いないゴブ」
フラム さっきの嘘を信じてしまった(笑)
ジリィー やばい、ゴブ、可愛い(笑)
ルカス プレイヤー的にはきゅんとくるのですが(笑)殴り殺していいんですか? こいつら。
シリル とりあえずゴブの向こうにまわりこみます。
ルカス 「殴っていい?」わくわく。
フラム 「今はだめ(苦笑)」
シリル 「殴るのはもうちょっと後にして、群れの数とか、インプのこととか、聞けるだけ聞きましょうよ。せっかく命令を聞く状態なんですから、いろいろ話させないと」
ルカス 一匹残しておいてもだめですか。しょぼん。
GM ゴブB「どうしたゴブか?」
ビル 「道に迷って困ってるゴブ〜 そっちの集落にはゴブは何匹いるでゴブか?」とゴブに聞いてみる。(ころころ)『13』。
GM (ころころ)抵抗できません。
GM ゴブA「こちらの集落は10匹いるゴブ。大きいのと小さいのと黒い嫌な奴がいるゴブ」
ビル 「黒い嫌な奴ってどんな奴ゴブか? そんなゴブ聞いた事無いゴブよ?」(ころころ)『11』。
GM ゴブB「黒い奴は耳が長いゴブよ。神様のしもべとかいって、えらそうゴブよ」
ルカス だ・・・・・・
シリル ダ……?
フラム セージチェック?(苦笑)
シリル 精神抵抗+4のやつ?
ルカス インプは使い魔かーやっぱ。
GM では、セージチェックどうぞ。
フラム (ころころ)『12』。
ビル (ころころ)『6』。
シリル (ころころ)『10』。
ルカス (ころころ)『8』。
ジリィー (ころころ)『13』。
GM では、成功はフラムとジリィー。ご要望どおり、ダークエルフです。
ルカス だ……
フラム ダークエルフ〜(遠い目)
シリル エルフなのに知らない。なんだか屈辱です。
ルカス それ、ルール的に何とかならんもんですかねホント。
GM うーん。精霊は精霊使いは必ず知っているのに、ダークエルフはエルフが必ず知っているわけではないんですよね。
ルカス みゆきちゃんも疑問に思ってたからそのうち改定されると信じましょう。
シリル きっと黒歴史だからエルフの集落では教えられていないんだ!
フラム そうかもしれない(笑)
ビル 「そいつは凄く悪い奴ゴブ。 僕達の村はその黒い奴に滅ぼされたゴブ。ゴブ仲間を助けたいから洞窟がどうなってるか教えて欲しいゴブ」(ころころ)『14』。
GM (ころころ)ああ、ビルの呪歌の抵抗に失敗した時点で、このゴブたちの命運は尽きたんだろうなあ……。
GM ゴブB「中は二手に分かれて、入って左側が倉庫になってるゴブ。右側は部屋が三つあるけど、奥の石畳の部屋は黒い嫌なやつがなんか調べてるゴブよ」
GM ゴブA「昨日の小さい奴からの報告によると新たなニンゲンたちが襲ってきそうだから、通路の途中にネットを準備してるゴブよ」
GM ゴブB「これで仲間たちを助けれるゴブか?」
フラム うう、罪の意識がちくちくと。
ルカス むしろ仲間たちを倒しにきたからねえ、オレら(笑)
ジリィー 利用される方が悪い(笑)
シリル アリと同じと思えばよろしい(笑)
ルカス ちょっと言葉が通じると同情しちゃうねえ。
ビル 他に聞きたい事は?
ルカス 倉庫で何調べてるか、なんて知らないよね、ゴブは。
フラム 石畳の部屋に何があるのかなー。何を調べてるのかなー。
ビル 個人的にはそろそろ逃がしてやりたいんですが?
シリル え、逃がすんですか?
ルカス 倒すのが仕事だし(笑)
ビル 遠くにね。
ルカス 遠くの村人が苦しい思いをするのが判ってて?
シリル ゴブは害獣ですよ。
ルカス 害獣(笑)すごい単語!
ジリィー あ、残り部屋にどう人数割り振られているかとかも聞けたら嬉しいけど。
ビル 「助けるからどこにどのゴブがいるか教えて欲しいゴブ」(ころころ)『14』。
フラム 言葉が通じると仲間意識が芽生えるのだと思われます。
シリル 大丈夫、私は通じていない。(笑)
ルカス オレも通じてない(笑)ってかさっきからビルくんダイス目すごくよくないですか?(笑)
フラム ゴブ……なんでそんな素直なんだ(泣)
GM ゴブA「左の奥の部屋に5人で生活してるゴブ」
GM ゴブB「右の部屋は小さいから大きいのが1人で使ってるゴブ」
GM ゴブA「真ん中の部屋は黒いのと小さいのがいるゴブ」
ビル 「わかったゴブ。お前達は危険だからもっと南の方に逃げた方がゴブ。南の人間の住んでない豊かな土地に逃げるゴブよ。僕達が悪い奴を倒してお前の仲間を助けてやるゴブから人間のいない土地で暮らすゴブ」(ころころ)『9』。うーん、ビルは助ける気が無いな(笑)
GM 一匹抵抗できました。こういうときに限って出目が悪い……(泣)
GM ゴブA「こいつはうそつきだゴブー!」
シリル さー、ぶちのめしますか。(爽)
ジリィー はい、ぶちのめしましょう(爽)
ルカス 「殴っていい?」わくわく(笑)
シリル 「どうぞ、存分に」
GM ゴブA「ゴブ太、しっかりするゴブ」ゆさゆさ。
ジリィー ゴブ太……! 萌えっ……!
シリル 萌えるのか!(笑)
ルカス ……萌え?(笑)
ジリィー ゴン太の親戚みたいで可愛いじゃん!「や〜ん、ゴブ太、ぶっ叩いてあげる〜♪」
ビル 救えなかったビルを許せ、ゴブ太、ゴブ吉(泣)
GM やはり、最後のは嘘くさすぎて通用しなかったのか。
ビル 歌を止めます。
GM では、ゴブ吉、メッシも正気に戻ります。
ルカス さすがザコ。早い。
GM やはり、呪歌に失敗した時点で死んでいたのか。
ビル ああ、虚しい戦いであった(ホロリ)
フラム 「はい、さくさくと。じゃあ次は足跡を追って本拠地へ行きますか〜♪」
あっさりとゴブ二匹を黄泉送りに。残りの敵を殲滅すべく、ゴブリンから得た情報をもとに作戦を練ります。
左手のゴブリンの溜まり場にディレイト・スタッフを投げ込んでスリープ・クラウドを発動。右手のホブゴブリンには魔剣持ちのメッシを突撃させてタイマン勝負。その隙にパーティは奥の部屋のダーク・エルフ&インプと勝負……という計画に。
通路に仕掛けてあるというネットの回避は、ジリィーのシーフ技能を当てにします。
ジリィー「期待しないでね、ルカス!」(笑)
フラム「ルカスが期待しなくても、私は期待させてください(笑)
むしろワタシがフラムに期待(笑)
ルカス ジリたん!(笑)
シリル 洞窟が近くなったら、そうっと行きましょうね。
ルカス そうっと……?
GM では、シーフまたはレンジャーで忍び足をお願いします。目標値6、敏捷度で。
シリル (ころころ)『11』、楽勝。
フラム (ころころ)『10』。
ジリィー 忍び足〜(ころころ)『17』。
ルカス 金属鎧着てるんですが……。
ビル 同じく。
GM レンジャーの制限を意識しといてくださいね。
ルカス じゃ、ヒラ目でいいんだなっと。(ころころ)『7』!
GM で、さらに-2のペナルティをあげます。
ルカス ……ごめん(笑)
シリル だめじゃん!
ビル (ころころ)『8』。
GM メッシ(ころころ)『7』。
ルカス めっくんもだめだったよ!(笑)
シリル そうか、全員で近づいたのがいけないですよ、そもそも(笑)
GM 戦士二人が見張りのゴブに発見されてしまいました。
ジリィー 18歳コンビ!!(笑)
シリル 若者どもめ!
ルカス エルフさんに比べればみんな若者ですよう。
GM ゴブ美「みんなー、ニンゲンがきたわよー」警報発令中。距離は(ころころ)30mです。見張りのゴブは2匹。
ビル む、シリルはゴブ美に手を上げられるのかしらん。
シリル 大丈夫、たぶん見た目で性別判定できません。
GM では、戦闘に入ります。
ビル まったくもって活躍できなかった(汗)
シリル すごい、肉体的には全員無傷だ……。
ルカス あ、ほんとだー。
ジリィー そして、誰も1ゾロ出してない?(笑)
ルカス 出してない!
GM はいはいはーい!
シリル GMが出しましたね。
ジリィー いや、GMはもっと出してくれてOK(笑)
ビル つーか、さっきのターン忘れられてるのを今気付いたよ、私(汗)
GM あ、
フラム あ。
ルカス あ
GM ごめんなさい。
ビル (笑)
ルカス えーっと、「このダークエルフどうする? 起こして話聞いてみる??」
シリル ふんじばって鎧でも着せて尋問しましょうか。
フラム エルフ語が話せる人が、ほらここに。
ルカス ジリたんに毎回攻撃キャンセルを繰り返してもらって(笑)暗黒魔法は使えちゃうからねえ。
ルカス そんな事を話しつつ、インプを踏み潰してみたり。
GM ぷちっ。
ルカス ゴブリンの上に斧を取り落としてみたり。
ビル 見よう見まねでレクイエムでも歌っておこう。
シリル ダークエルフは共通語喋れますよね?
GM はっはっはっ。そんな下等な言語はしゃべれません。
フラム データ上ではエルフ語、精霊語、地方語になってるんですよね。
ルカス 地方……この辺でいいのかなあ?
GM 西方語ですね。
ルカス じゃあしゃべれますね!
シリル 私、西方語喋れません。
ルカス あれ!?(笑)
フラム そうなんです(笑)
ビル エルフだからねぇ。
GM 亜人はしゃべれないですねえ、地方語。
ルカス あーそうかー。じゃあ何語で会話しても誰かハブですね。とほほ。
シリル ダークエルフは地元密着型なのか……。
GM 悪の組織は地方語を喋って下っ端に命令する必要があるのだ!
ビル じゃ、とりあえず縛り上げて、僕の鎧を着せてみよう。
フラム これで精霊魔法は封じた、と。
ジリィー しばしば。
ルカス その擬音は、どうかと(笑)
ビル すごい擬音語(笑)
GM 黒「はっ。貴様らは」何も指定されなかったのでエルフ語。
ルカス 「何調べてたのさ」アックスの刃を首元につきつけ西方語。
シリル 「ゴブリンにまじって何をするつもりだったんですか」ダガー構えてエルフ語。さあ、混乱してさくさく話すが良い!(笑)
ルカス 混乱して精霊語になるんだね!(笑)
GM 「ふん。貴様らに話す必要などない」エルフ語で。
シリル 「ほう。命が惜しくないとおっしゃる……?」ダガーで首の皮ツンツン。
ルカス 「西方語しゃべれないんだ。見かけの割にバカなんだなー」
GM 黒「殺すなら殺せばよい。その程度の脅しで屈するわけにはいかん」
フラム 同じく西方語で悪口いおう。「見かけ倒しなのよー」
ジリィー なんとなーく雰囲気でわかりつつ「シリル、何て?」
シリル 「喋る気はないと言っていますよ」
GM 「ふん。貴様らの言語など簡単にしゃべれるわ」西方語で。
フラム でもシリルには何をいってるかわかんないんだね(笑)
シリル わかんないですね(笑)
ルカス 「すごいなー言葉達者なんだー」と共通語で(笑)オレ、天然だから!(笑)
シリル 「ああ、実は貴方、何も知らないんでしょう」と馬鹿にする。
ルカス 今どの話が誰に通じているのか判らなくなってきた(笑)
GM 黒「その程度の安い挑発には乗れないな」エルフ語。
ジリィー 「しゃべる気はないとか言いつつ、実は知らなかったりして(笑)」と西方語。
フラム 交渉事はシリルに一任。まかせました(ぽん)
シリル ええー?
ジリィー はい、お任せ。
シリル 「……とりあえず洞窟を捜索しません?」
フラム 「シリル、ちょっとその黒さん、見ててね。石畳の部屋を調べてくる」
ルカス 「なんなら、オレ、これかついでいこうか?」
シリル 「引きずっていったほうがいいかもしれませんね。なにやら調べていたとか聞きましたし」
ジリィー 「ルカス、行くの?」
ルカス 「行きたいな。気になるもん」
フラム ああ、みんな一緒のほうがいいよね。
GM じゃあ、興味なさそうに外をうろうろしてたメッシ君もついてきます。
ルカス さるぐつわかませて。
シリル ロープでずるずると。
フラム 舌を噛まないように。
ルカス 暗黒魔法を使われないように(笑)
ジリィー 「踏んじばって猿轡ぁ〜♪」
シリル あ、先頭の人、ネットにかからないでくださいね!(笑)
GM で、中に入ったメッシ君を見て、ダークエルフが驚いたようです。
シリル おや?
フラム おやぁ?
ジリィー ……。
ビル ほぇ?
GM メッシ「なんだ、俺の顔に見覚えでもあるのか」
GM 黒「もがもが」猿轡をされたままです。
フラム 「お知り合い?」
GM メッシ「いや、こんな知り合いなどいない」
シリル 猿轡をはずしてやりましょうか。
ルカス はずしてみよう。気になる(笑)
シリル ダガーは突きつけておきます。
フラム はい、はずれた。
GM 黒「この辺の領主の顔ぐらい、チェックしているわ」
ルカス なんだ、つまんないの(笑)
フラム その領主様が出てきたことが、そんなに不都合?
シリル 「おや。メッシ殿は最近こちらに来たことが?」
GM 知力+シーフで目標値12でチェックしてみてください。
フラム (ころころ)『15』。
シリル (ころころ)『10』。
ルカス 平目ったれ(ころころ)『9』。
ジリィー (ころころ)『13』。
ビル (ころころ)『9』。
フラム こういうときのフラムの目って、なんでジーさんより高いんだろう。
ルカス わはは(笑)
シリル 相変わらず、シーフ知力高いですよね。フラム。
ジリィー ジリたん、形無し(笑) でも、目標値超えればいいんだい!(笑)
GM フラムとジリィーには、嘘をついているように感じます。最初に驚いたのは人ではなく、剣のようです。
ルカス 「この剣を探してたの?」
ジリィー 「そういえば、『家宝の剣』としか聞いてないけど……」
ルカス 「この剣があれば悪魔が開放されるとか」
シリル 「この剣がどうかしましたか?」
GM 黒「ふん。貴様らに教えることなど何もない」
ルカス ツンデレだな、ダークエルフよ……。
GM どこにデレがあったんだろう…。
ルカス どこだろう?(笑)
ジリィー きっとどっかにあったんだよ。フラグ立てられなかっただけで!(笑)
GM はははははははは! うまい!
ルカス そうか、恋に落ちればデレったんだね(笑)
GM そうそう! 恋に落ちるイベントを無視しちゃったんだよ。
フラム 誰に落ちるんだ、誰に。
ルカス ……シリルとか?
シリル 待て!
フラム ありえそうだなー。
ジリィー フラムかジリたんしかいないでしょ。って、シリルかい!(笑)
ツンデレなダークエルフはフラグを立て損ねたせいか、知っていることを話してくれそうにないようです。
フラム 「石畳の部屋に、それに関する文献とかないかしら?」
ルカス 「ありそうだよね」
シリル 「とりあえず、進んでみますか」
ジリィー 「あるかもしれない。でも、この剣持ったまま、若様をその部屋に連れてっていいのかしら」
ルカス また猿轡で(笑)
ビル 「もしかして、この洞窟に何かしら仕掛けがあって、その家宝の剣が起動スイッチで、そのスイッチが入ると隠し財産があるとか」と広がった妄想をブツブツ言いながら新しい歌を作り始めてる。
フラム 「さて、それでは部屋を探しましょうか、シーフ3人がかりで」
シリル 若様には黒いのの見張りを口実に手前で待っててもらいますか。
ルカス 若様をひとりにするの怖いな。オレも一緒に見張りしてていいかな? どうせ捜索に役に立たないし。
シリル ですね。ルカスにも残ってもらいましょう。
GM といってる間に、メッシ君はすたすたと奥に進んでいきます。
ジリィー 「待てーーー!!(笑)」
ルカス めっくん!(がし!)
シリル ああ、もう(笑)
GM メッシ「そうか、奥にいくと面白そうなものがあるのか」
ビル そりゃ、ベラベラ喋ってたら聞こえるわな(笑)
ルカス 「ないよ! 大昔の小難しい事好きな魔術師の残した、オレらの読めない文献があるだけだよ!(笑)」……自虐…
ジリィー 「あぁ、もぅ、仕方ない! なるべく押さえてもらうようにして、とりあえずフラム、シリル、さっさかシーフ判定行きましょ!」
シリル 「そうですね。ルカス、お願いします」
GM メッシ「その時はダニエルに調べてもらうさ」といって、先へ進んでいきますが。
シリル ネットネット!
ルカス あ、いいね、ネット(笑)
GM で、しばらく進むと上にネットが張ってあります。通路の向こう側にひもが見えるので、どうもひもを引っ張って落とすつもりだったようです。
シリル ……メッシをひっかけろ!(笑)
ジリィー あ、それ名案(笑)
GM すたすた。メッシは先へすすんでいきます。
ルカス めっくんの前に回って、止めよう。
GM メッシ「どうしたんだ。こんなに面白そうなのに。こんな奴らよりも強い敵がいるかもしれないじゃないか」
シリル 『ついうっかり』メッシの上にネットを落として、先に進……みたい。
ルカス 「おもしろいものをシーフのみんなが見つけるのに、ずかずか踏み入ったら見つかるものも見つからなくなるの!」
フラム そしてみんながめっくんを追いかける間、シリルがダークエルフをひっぱっていくんですか?
シリル そうですね、ずるずると。
ルカス シリル……美しくないよ(笑)
フラム シリルってエルフの中じゃ力、強いほうだから(笑)
シリル そうそう、地元じゃ力持ち(笑)
GM どういう理屈だ。それは(笑
フラム ダークエルフの細い体くらい引きずっていけるでしょう。
ビル あー、引き摺ると僕の鎧が(汗)
ルカス って言うかもういっそ、ジリたんたちが全力疾走で件の部屋に突入して、ドア閉めたらどうですか?(笑)
ジリィー 中からドア閉めるのか!(笑)
ルカス そうそう(笑)
シリル ま、とにかくジリたんに先行してもらいますかー。
ジリィー あーもー、わかった! 全力疾走で部屋に行く!!
GM メッシ「まあ、見てから考えるさ」すたすた。メッシ君は松明片手に先へすすんでいきます。
ルカス タックルかまそうかなあ。
ビル 依頼人だってば(笑)
ルカス 殺さなきゃいいんでしょ?(笑)
GM そのうち、通路が土から石に変わってきます。
ビル 一応、ビルも松明付けておこう。
GM ジリィーはあかり持ってるの?
シリル 面倒だから、ジリィーの前方にウィスプ飛ばしておきます。(ころころ)発動。
ルカス 正面からめっくん抑えよう。力の差でずりずり押されそうだけど(笑)
GM そこまでせんでも(笑)。とりあえず動きはとまります。
ルカス こう見えて小心者なので、ルカス(笑)
ジリィー ネット以外の罠はないと見越して部屋に一目散。
フラム 部屋に扉はありますか?
GM ありません。そのまま奥が空洞になってます。
フラム じゃフラムも、ルカスや依頼人追い越して、部屋の中に直進。
ルカス 「冒険者って言うのは、パーティの息を合わせて行動しなきゃいけないんだよ」うんぬんかんぬん
GM メッシ「そうか。そうだったのか」と素直に聞いてます。
ルカス 「勝手な単独行動は厳禁なんだ」
GM メッシ「でも、あそこまでされると奥が気になるな」
ジリィー そのまま話相手になってて、ルカス(笑)
ルカス 「あ、ジーさんやフラムは勝手じゃないからいいんだよ」(笑)
GM メッシ「みんながこうやってついてきてくれてるじゃないか」
ビル ビルは松明持ってシリルと黒エルフと行動。
シリル 私は入り口あたりでとりあえず止まって、覗いてみます。
フラム (ころころ)『11』。低い。
ジリィー (ころころ)『11』。同じかよ!(笑)
フラム 助けてシリル〜。
シリル じゃあビルに黒エルフを預けて、部屋の中を捜索します。(ころころ)『10』。……ごめん。
GM 部屋の中央に台座があり、何か書いてます。
フラム 何語?
GM 下位古代語ですね。
GM 部屋の隅のほうには寝袋があり、そこに台も置いてあります
ルカス 「とにかく一旦とまって。シーフたちが安全かどうかを確認するから」
GM メッシ「いま確認できたみたいだから、大丈夫だな」すたすた。
ルカス 「できてないから!(笑)」
シリル 「まだ確認中なんですよ、もう少し待ってください!」
ルカス このやろう。魔剣持ちでなけりゃ戦ってやるのに……!
ジリィー 「たまには言うこと聞きなさいよっ!!(笑)」
フラム 「ちょっと待っててください! そんなんじゃいいご領主になれませんよ!」
GM メッシ「いい領主は死んだ領主だけだとうちの親父もいってるぞ」
フラム タナトス3世……あーた自分の息子になんちゅー教育を……ある意味正しいけど(おい)
ビル 真理だな(笑)
ルカス じゃあ、死ぬかこのやろう(-_☆)
シリル とりあえずほっといて読んでくださいな、フラム(笑)
ジリィー 「フラム、まだ読めない? 若様、来ちゃうよー」
GM 「証を立てよ」と書いてあって、中央のほうにお約束な窪みが…。
シリル 寝袋のほうの台は?
GM なにやら羊皮紙の束が転がっています。西方語のようです。
シリル ……誰か、読んで(笑)
GM 誰かとの往復書簡のようですね。
ジリィー フラムの横から覗き込みます。
ルカス めっくんが到達するまでにみんなくぼみがある台に座っときなよ(笑)
ジリィー 「ルカス、その剣、取り上げてよ!!(笑)」
ルカス 取り上げるのって、タックルと同じくらい乱暴だと思うんだけど(笑)
ジリィー 「じゃかーしー!!(笑)」
ルカス どうせ下位古代語読めないんだから、くぼみが見つからなければ大丈夫だよ。
GM 洞窟がどうとか、魔神がどうとか書いてあります。
フラム 往復書簡に固有名詞は見あたりませんか?
GM 一通だけ、ジェノアという署名がありますね。
ルカス いや――――――――――――――――――――――――!
GM あとは、ゴブリン連合へのおさそいという手紙もあります。セージチェックどうぞ。
フラム 知ってるかな?(ころころ)『11』。
シリル (ころころ)『8』。
GM 目標値は10かな? それなりに有名だし。
ルカス (ころころ)『10』。お。知ってる。……知りたくない(笑)
ジリィー わっかるっかな、わっかるっかな〜♪(ころころ)『15』。……無駄に(以下略
GM ドレックノールの盗賊ギルドの息子ですね。
ルカス ジリたん、美形好きだから……
フラム ジーさん、そういやあのへんの出身だったっけ……。
ルカス そう言えばあの辺出身だったね……あの辺で出会った気がするよ……(笑)
GM 影の長と言われ、ドレックノールの対外的な裏工作担当です。「闇の王子」と呼ばれて、現在父親に次ぐナンバー2。
フラム ……ということをシリルに説明します。
シリル ありがとう(笑)魔神がどうとかって、すごく気になるんですが。
フラム これはベルダインのシーフギルドに持っていったほうがいいかもしれない(泣)
GM 昔、この辺で古代王国の魔術師が魔神の召喚を研究していたようです。その辺に関する話題が中心。鍵が必要なことが分かったのですが、鍵の行方をさがしていたようです。
ジリィー (こそこそ)「はっきりわかっているコトは1つ。剣ごと若様を台座に近づけちゃいけないってコト」
シリル (こそこそ)「同感です」
ジリィー 「と、とりあえず、うち、疲れたからそこの台座の上に座ってるわ」
フラム 「ありがとう、ジーさん。しばらくごまかしてて(遠い目)」
ジリィー (こそこそ)「反対側の倉庫を探るとか何とか言って、若様を先頭にこの部屋から離れるのが賢明じゃない?」
ルカス とりあえず何もなかったじゃ怪しいから、手紙は見せてもいいよね、うん。
フラム 鍵が必要ってあたりで魔剣を思い出すとまずいかもしれないんだけども。
ルカス もうちょっと無難な手紙……(どんなだ)
GM メッシ「お、もう調べ終わったみたいだな。どれどれ」
フラム 手紙の束を隠す。
シリル 「どうやら陰謀が進行中のようです。一刻も早く戻ってお父上に報告をしたほうが良いのでは!」となんか切羽詰った表情で言ってみよう。
GM メッシ「それはどのような陰謀だったのだ」
フラム (この手紙の中から無難な手紙を探して〜)とジーさんにブロックサインを送ろう。フラムをのぞくとジーさんとシリルが知力高いんだよね。
ビル そんな切羽詰った状況とはつゆ知らず、ビルは黒エルフとトークを楽しみながら外で料理を始めてます。
ジリィー 鍵とか魔神とか書いてあるものは排除。
フラム シリルが今、交渉してくれてるから今のうち。
GM メッシ「ん?そこで、何か隠さなかったか?」といって、ジリィーに近づきますが。
ジリィー 「食料が尽きているので何が欲しい、とかそういうお手紙ですわよ。食べ物になんてそれほど興味がおありじゃないでしょう、若様」
GM メッシ「普通、そんなことは書かないだろう」
フラム あううう。
ジリィー ……残るのってゴブリン連盟へのお誘いだけ?
フラム それでいこう!
GM で、当然ですが、メッシは台に気づきます。
GM メッシ「なんて書いてあるんだ、これ」
ジリィー 台座の文字! フ、フラム!!
フラム 「誰も読めません!」(大嘘)
ルカス めっくんは読めない! 大丈夫!
GM メッシ「あからさまに、あやしいな」
ジリィー 「あら、女性を疑ってかかるのは失礼じゃなくて?(不愉快そうな表情で)」
GM とか言ってると、鞘に納めた剣から光が漏れてきます。
GM メッシ「なんだ、これは」
ジリィー 大丈夫! くぼみはケツで隠してる!!(笑)
フラム ……ひいいいいい
ルカス これから毎ターン、めっくんに腕狙い宣言。剣を手にしなければキャンセル。
GM メッシ「なんか、ジリィーのケツのあたりが明るいんだが」
ジリィー ルカス!! 力ずくで引っ張ってってー!!
GM なんか、台の穴のほうも光っているようです。
ジリィー 「あら、いやだわ、そんなイヤらしい……おほほほほ」
ルカス ジーさん……(笑)
GM メッシ「とりあえず、そこをどいてみろ。あまりに怪しすぎる」
フラム 「大変です、若様! ここにはゴブリンのためこんだ財宝がありません! 倉庫のほうかもしれませんね!」
ジリィー 「ルーカースー!!(T-T)」
ルカス でもよく考えたら、オレ、何も知らんねん(笑)
ジリィー 雰囲気察しろ!!(笑)
ルカス だから腕狙いしてるって(笑)剣を持たせる気はないよ。
GM というわけで、ジリィーをどけようとしてますが?
シリル なんか、もう、個人的には諦めモードなんですが(笑)
ルカス いっそ事情を話しちゃったらどうかなあ? どうせ力づくでもめっくんをとめるなら、事情を知らせてめっくんが悪い事にしたほうが後味よくね?(笑)
シリル そのほうがいいような気がしますね。
ビル ビルは事情を知りませんが、プレイヤーは諦めてますが。
フラム どのみち、光るものがあったら人間、好奇心には勝てないでしょうなぁ。
ジリィー 目で訴える「退かずに頑張るのでその間に事情を話して! 退いて、いきなり剣突っ込まれたら困るじゃない!!」
シリル 「……わかりました。ご説明しますので、女性を力ずくでどけるのはやめていただけますか」
GM メッシ「どういう内容なのだ」不機嫌そうです。
シリル そりゃあそうでしょうねえ。手紙を見せて説明しますね。
ジリィー こっちだって負けずに不機嫌そうです(乱暴されたら怒るっちゅ〜ねん)
シリル 「……この『鍵』というのが、その手にお持ちの魔法の剣ではないかと」
GM メッシ「なるほど、そういう事情だったのか。それは分かるが、なぜちゃんとそう伝えないのだ」
フラム 沈黙。
ルカス 「だって、めっくん、魔神と戦いそうだったから(笑)」
ジリィー 「あんたに好奇心で好き勝手されてこっちが危ない目に遭ったんじゃたまらないからよ(ぞんざいな口調)」
シリル 「失礼しました。うかつに剣を合わせて、魔神を呼んでしまうのは避けたかったものですから」
GM メッシ「それほど、迂闊そうに見えるということか」
ルカス 「と言うか、戦うのが好きそう」
シリル 「実際、今までにも我々が作戦を説明する前に動きはじめてしまうことがおありでしたから、若様は」
GM メッシ「ふん。そういうことか」といって、いちおう納得します。
ビル やっぱ人間、真摯な態度で説明するとわかってくれるもんだねぇ。
ルカス 真摯だったかな(笑)
シリル むしろいやみだけどな!
ルカス 言っちゃった!(笑)
ルカス 「早く村に帰って、皆を安心させてあげようよ。報告したらみんな喜ぶよ」
GM じゃあ、そういうことで剣をさすのは残念そうにあきらめます。
ルカス 残念なんじゃねーか(笑)
ジリィー 「で、その剣、突っ込まないって約束してくれるなら退きますけど……皆、退いていいわね?」
フラム 調べるんなら、他の部屋とか倉庫とかその奥とか調べるけど?
ルカス 調べたいですねー。
ビル 調べましょう。
シリル 倉庫は調べたいですよね。
ルカス みんなが捜索している間、オレはめっくんとトークでも。
ジリィー じゃ、ちょこん、と降ります。
シリル メッシに「この剣については、ご自宅に資料があるかもしれませんし。試してみるなら、そのあたりをお調べになってから、また改めていらしたらどうですか」とでも言っておこう。つまり、私たちを巻き込むな、と(笑)
ルカス シリル、ステキ!!
GM メッシ「うむ。そうだな」
フラム 「ダニエルさんに相談すれば、心当たりがあるかもしれませんね」
ジリィー では、さくさく他の部屋にも行きましょう!(笑)
GM では、ジリィーがどいたところで、穴から光が上のほうにさしているのが良く分かります。
ルカス めっくん剣に操られたりはしないよねー? ちょっと警戒しよう。
フラム 「うわー。」
GM でも、メッシが離れていくと光が弱まって元に戻りました。
ルカス よしよし(笑)
ジリィー 思い切り胸を撫で下ろしたりする。
なんとかメッシに思いとどまらせ、ほっとする一行。残りの部屋を調べにかかります。
まずはゴブリン部屋。捜索の達成値はシリルが『10』、フラムが『13』、ジリィーが『10』。
フラム ジーさぁん(TT)
ジリィー 言わないで……何も言わないで……うちが1番ショックなの……。
GM ゴブ部屋には、食べかけの食料とか、毛布があるぐらいです。あとは、隅のほうに「打倒!黒い奴」とか書かれているのを発見しました。
フラムとジリィーとはシーフレベルが3違うので、知力ボーナスを差し引いても期待値はジリィーのほうが2高いはずなんですけどね。前回に引き続き、捜索に関しては高い出目を誇るフラムです。
続いて、ホブゴブリン部屋の捜索。フラム『13』、シリル『9』、ジリィー『15』。残念ながら、棍棒が転がっているだけで何もなし。
最後の倉庫ですが。
シリル (ころころ)『8』。
ルカス オレも振ってみよう!(ころころ)『9』。
ジリィー (ころころ)『10』。
フラム (ころころ)『14』。
ジリィー ……誰も何も言わないで!!(笑)
GM フラムすげー。
シリル フラム……。
ルカス さすがフラム……。
ジリィー 全部フラムに任せたい……!(T-T)
フラム なんか……何も見つからない部屋はうまーく手抜きしたんですかね、フラムは。
GM では、こちらの部屋にはにんじんや、鶏が転がっています。イモもありますね。あとは、スモールシールドがひとつ転がってました。
ちなみにシーフ連中が捜索中、ルカスとメッシは、
ルカス 「いやーめっくん、あのなぎはらい凄かったね!」とかうきうきトーキング。
GM メッシ「やっぱりホブゴブリンを倒したルカスはすごいな」とおなじくうきうきトーキング。
意気投合しているようです。さすが似たもの同士。
そしてビルはというと、
ビル その頃、熱々のコンニャクを黒エルフの口に突っ込んで、「リアクションが甘い」とか言ってるビル。
ルカス ある意味すごい拷問(笑)
ビル 「遅かったね、お昼ご飯作っておいたよー」
フラム ビルに裏拳入れておきましょう。笑顔で。
……あいかわらずののほほんと生きているビル君でした。
シリルは魔晶石目当てにダークエルフの身体検査をしてみます。
GM では、3点魔晶石が一つと、石の指輪ぐらいですね。あとは毒を塗った短剣とか、ハードレザーとか。
シリル おっ。
フラム 石の指輪?
ルカス 指輪……
ルカス 1.なんか特殊な魔法の指輪。
ルカス 2.ノームがコントロールされてる指輪。
シリル とりあえず、指輪をシーフで調べてみます。(ころころ)『10』。
ルカス じゃあセージで。(ころころ)『6』。うーん、いいカンジにルカスのダイス目になってきたぞ(笑)
フラム セージで見てみます。(ころころ)『8』。
ジリィー 同じくシーフで。(ころころ)『13』。
GM あまり価値はありそうにありません。ただの石の指輪のように思えます。
シリル 「ラーダ神殿に持ち込んでみますか」
ビル 「黒エルフに聞いてみたら?」
ジリィー 「素直に教えてくれるかしら?」
ルカス 教えてくれない気がする(笑)
ビル 「コレ何」と黒エルフに聞いてみる。
シリル 黒君の取り上げたときの表情はどうだったんでしょう?
GM 取り上げられたときは非常に無念そうな表情でした。
GM 黒「…」話すつもりはないようです。
シリル ほほう。
ルカス 重要なアイテムのようですね。
ビル 熱々のコンニャクを口に……は裏拳が怖いからやめておく。
ルカス 吐き出されて自分の顔面にあたって「あちちちちっ!」とか
シリル センス・マジックで光るかな? まあ、戻ったあとでいいですか。
フラム やりましょうか。センスマジック(ころころ)『9』。
GM 光りもしません。
フラム 「魔法のアイテムではないみたい」
ルカス 「ジェノアに会うための鍵だとかかなあ」
ジリィー 「誰か持ったまま、とりあえず村に戻りましょうよ」
シリル では指輪はベルダインで調べるとして、戻りましょうか。
ビル 「この黒エルフはどうするの?」
ルカス 「どっかに突き出したらどうかなあ」
シリル 「村まで連行して、代官殿に処遇を相談しますか」
ジリィー おもむろにルカスに腕を絡ませて「ルカスー、疲れたー」
ルカス そうっすね。引きずるのめんどくさいんで、オレ、ダークエルフかついでいこう。だから腕はあきません(笑)
ジリィー ちっ(笑)
GM 残りの気絶してるゴブリンズとインプは?
シリル それはぷちぷちととどめを。
フラム インプはさっき踏まれたときにとどめさされたような。
ルカス インプはふんどいた!
GM おお、そんな話もあった!
ビル ゴブリンの上に斧落とした奴もいた。
フラム いたいた。
GM あったあった。では皆さんも村に帰ります。
フラム もしかしなくてもしっかり全滅しちゃってるんじゃ?(笑)
ルカス 村は無事ですか?(笑)
GM 勝手に襲撃させないでください(笑
ルカス 隠者は悪人だと信じてたんで(笑)
ジリィー 「その勝手な思い込みこそルカスよ!!(笑)」
ルカス 「勝手な思い込み……(しょぼん)」
GM 心配そうな代官たちをよそに、さわやかに帰ってきました。
徹夜で帰還したので、現在は朝。代官とメッシはしばらく休憩してからベルダインに向けて出発予定です。
しかし、若干名は山中の隠者が気になる様子です。
GM 残るなら旅費は自費でしょうね。帰りの足(と財布)は先に帰っちゃいますから。
ルカス そうだよねえ。生活費は、一緒に行動しないとムリな気がする。
シリル キャラクター的には、依頼に関係しなさそうなら隠者は無視してもいいと思ってます。
ジリィー うーん……隠者って何かの研究しているだけなんだよね? 無視する??
ビル ビルも悪い人じゃないと信じてるからどっちでもいいよ、隠者。
シリル ジリィーとフラムが行きたいなら付き合いますが(笑)
ルカス キャラクター的には、やっぱり、隠者に会うより生活費かなあ。
ジリィー ジリたんはルカスと一緒(笑)
フラム ……まずい。プレイヤーは生活費優先だけど、キャラクターは好奇心優先だ!!(嘆)
ルカス 何ー!? それってオレの意思で三票入るって事じゃないか!
シリル ルカスが生活費優先の場合、ジリィーとフラムが分かれたから、私は中立になりましたよ。
フラム ひー。すでにフラムの意志はプレイヤーの手を離れました〜(TT)
ルカス ビルはタダメシ優先??
ビル タダ飯より、美味しい飯優先。
ルカス どっちが美味しいメシなんだろう。
ビル 「行ってみる? 路銀くらいなら歌えばどうとでもなるよ?」
ルカス ビル様……なんと神々しい!
フラム うう、お世話かけます(泣)
ビル ヴェーナーのお導きです(笑)
シリル 若様と戻れば、それなりに毎食美味しいご飯でしょうけどね。
フラム それはいえますね。
ビル 「戻るか?」
意見が分かれて結論は出せず。けっきょく、サイコロの神様に任せることになりました。2D6の合計が34以下なら、このまま帰ります。
フラム (ころころ)『6』。
ルカス (ころころ)『10』。
ジリィー (ころころ)『10』。
ビル (ころころ)『8』。
シリル (ころころ)『5』。
というわけで、隠者を訪ねてみることに。
なにげにジリィー、ルカスとぴったり同じ出目ですね。さすがです。
パーティはガルデン家所有の屋敷で一休みして、夕方に出発することにしました。
ルカス 元気になりました。テンション高いよ! しゅっぱーつ!
フラム さー、出発ー♪
ビル ちゃきーん、精神点全快。むっちゃ元気。
GM 夜か……(ころころ)先頭はだれでしょう?
ジリィー な……に……?
シリル ルカスかな?
フラム ルカスかな。盾。
ビル ルカスですね。
ルカス ……オレだよなあ(笑)
ジリィー あ、うちかと思った(笑) うん、ルカスだね、うん(笑)
GM ではルカスは目標値12の危険感知。
フラム がんばれレンジャー!
ルカス (ころころ)『9』。
フラム あうち。
ルカス 知力低いんで……。これでも期待値(笑)
フラム あ、ほんとだ。期待値だ。さて、何がでるかな。
GM では、つるがにゅるにゅるっとルカスに伸びてきます。
ルカス ひえー!
GM 回避-4でお願いします。(ころころ)こちらは『7』。
ルカス (ころころ)『12』。
GM ちっ。
ルカス 回避はいいんだ、うん(笑)
GM では、続いて知名度12のセージチェックどうぞ。
フラム あれは何だろう。(ころころ)『11』。
ビル (ころころ)『5』。
シリル (ころころ)『10』。
ルカス よっと(ころころ)『7』。
ルカス あれ? 全員失敗?(笑)ジリたーん!
フラム ジーさん、頑張って。
ルカス 今パーティみんなの期待がジーさんにかかってるよ!(笑)
ビル うんうん。
ジリィー 無茶言うなっちゅ〜の(笑)(ころころ)『11』。
ルカス ……。
フラム おそろい(TT)
GM あー、誰も知らないのね…。
GM 戦闘に移行します。
GM きっちり焼き払われてしまいまいした。
ジリィー ちっ……1ゾロ期待したのに(笑)
ルカス 期待すな!(笑)
フラム 植物に炎はよくきくなぁ(うんうん)
ルカス 何だったんだろう、このモンスター。怖かったなあ(笑)
フラム 仮称にゅるにゅる(笑)
ルカス ヤな仮称(笑)
ビル にゅるにゅるかぁ(笑)
ジリィー じゃあ、仮称つたつた。
ルカス 言いにくい(笑)
シリル 言いにくいな、つたつた。
ジリィー 可愛いじゃん、「つたつた」!
GM ということがありながら、隠者の家にたどりつきました。外見は普通の家に見えます。
ルカス 「すみませーん」どんどん。
GM 「ん?誰だ」とドアの向こうから声。
ルカス あれ? 誰も止めないの?
シリル 止めなきゃいけなかったんですか(笑)
GM 「マーファの勧誘なら間に合ってるぞ」
ビル 「ヴェーナーに入りませんかー」
シリル ビルに裏拳。
フラム いうと思った(笑)
ビル だって、明らかにGMが振ったんだもん(涙)
シリル 「こんにちは。少しお話を伺いたいのですが」
GM 「何の用だ?」といって、人が出てきます。40ぐらいのおじさんに見えます。
フラム 「初めまして。冒険者です。十年くらい前に住み着いた隠者さんですか?」
シリル 「我々は、この近くに住みついたゴブリンの退治を依頼された冒険者なのですが」
ルカス シリルにお任せだ。
シリル またですか!
ジリィー うちの外務大臣(笑)
ルカス フラムが財務大臣?(笑)
シリル 「村のかたから、ここで1人で住んでいらっしゃると伺いまして、ゴブリンに難儀してはいないかと」
GM 「ここらあたりではゴブリンは見ないな。村の方が食料が豊富だから被害に困ってるのではないか」
ルカス 「インプは?」
GM 「インプなんぞもっと見ないぞ」
シリル 「では、特に最近変わったことなどはない?」
GM 「変わったことといえば、おまえさんらが来たぐらいか」
ジリィー シリルに目配せ(研究のこと、研究のこと!)
シリル 「ところで、失礼ですが、どうしてこんなところに1人で暮らしていらっしゃるのですか? 村のかたからは、なにやら研究をしておいでと聞いたのですが……」
GM 「こちらのほうが雑音がなく、研究がはかどるのでな。内容は秘密だ。他に秘密を探りに来る奴らがいるかもしれないのでな」
フラム テレパシー送る。魔神のこととか魔剣のこととか〜ジェノアのこととか〜。
ルカス みんな自分で聞けばいいのに(笑)
シリル うむ。(笑)
フラム いやなんとなく(笑)
ジリィー 交渉は1本化の方が良くない?(笑)
シリル というかそれって、おいそれと吹聴していいことなのかな。関係あるかどうかわからないこの人にぺらぺらと喋る内容でもない気がするんですよ。
ルカス 同じ事を研究してる可能性もあるから、剣は絶対に伏せた方がいいと思う。
フラム うん、ではそうしましょー。
ジリィー ……でも、若様の名前を出してみる?
ルカス 何かこの辺に封印されてるのかなあ、とか(笑)
フラム ゴブリン巣穴のことも知ってるかどうか分からないしね。
シリル 「実は、ゴブリンの巣穴にはダークエルフまで住み着いていまして」
GM 「ほほう。こんな田舎になんでダークエルフが。何かあったのかご存知かな」
シリル 「さて。それは我々にもよくわからないのですが」しれっと嘘をつく。
GM 「そうか。それでは仕方がない」
シリル 「ダークエルフが何をたくらんでいたのかわかりませんから、気をつけられたほうがいいと思いますよ。こんなところにお1人では、なにかあったときに怖いですから」
GM 「そうだな、気をつけるとしよう。」
シリル 隠者氏の表情ってどんな感じでしょう。洞窟とかダークエルフとか出てきたときの反応を見たかったんですが。
GM ふつうに驚いた感じですね。ダークエルフがいたなんて知らなかったようです。そもそも、ゴブリンがいたことも彼にとってはニュースです。
GM 「君たちは私が心配でこんな山奥まで尋ねてきてくれたのかね」
ビル 「そうだよ、一人暮らしだと寂しいと思って」
シリル 「ええ、まあ。いくばくかの好奇心もありますが」
GM 「ふむ。心配はありがたいが、この通り私も元気にやっている。村の人間によろしく伝えておいてもらえるか」といって、会話を終わらせようとしますが。
シリル 「ええ、お伝えします。……そういえばこちらに来る途中、かくかくしかじかなモンスターに襲われたのですが、ご存知ですか?」
GM (ころころ……低い)「たまに植物のモンスターがいるらしいが、そういったものに襲われたのかな。私も気をつけよう」
シリル 「そうしてください」
GM 「さて、私はそろそろ研究に戻りたいのだが」
シリル ……こんなもんですかねぇ。
フラム そうですねぇ
ルカス 特に怪しいところはなさそうですしねえ。
ジリィー 研究内容は秘密、ってのが気に入らない。フツウなら教えてくれてもいいじゃん、ぶーぶー。
ルカス オレらが盗んで先に発表されたら困るんじゃないかな?(笑)
ビル 「何の研究をしてるんですか? 口外しないから教えて欲しいんですけど」
GM 「そう言って、秘密を狙うやからもいるので、残念ながら教えられないな。あっと驚くようなものだとは教えておこう」
ビル 「悪い事ではないですよね?」
GM 「悪いことではない」
シリル 「それでは、研究成果が発表されたときにぜひともあっと驚きたいので、お名前を教えていただけますか?」
ルカス 「そうそう。あの時のヒトだーってうきうきしたいんですよ!」
GM 「私の名前はミハイルという。君たちの名前は?」
シリル 「ミハイルどのですね。私はシリルといいます」
ルカス 「オレはルカスです!」
フラム 「フラムです」
ジリィー 「ジリィーです」
フラム 名前、知ってるかな?(ころころ)『11』。
GM 知りません。
この時点では、GMはこの隠者についての情報をパーティに教える気はありません。次回以降の伏線となるキャラクターでした。
プレイヤーに知識判定もさせる予定はなかったのですが、フラムが振ってしまったので目標値を16に設定。セージレベル2以上はいませんので、これで誰もわからないはず。
……ところが。
ルカス オレもチャレンジしてみよう。(ころころ)……6ゾロ。
GM、呆然。
シリル うわあ。
フラム どわー。
ルカス ……
GM …………………………はっはっはっはっは。笑うしかない。
ルカス オレは何のマニアだー!!
シリル 今日は、変なところで出しますねぇ(笑)
ジリィー 1ゾロ出してくれれば良かったのに……
GM (とほほ……)では、ルカスは魔術師ギルドを破門された魔術師に同名の人がいた気がします。
シリル あー、やっぱりギルド関係者ですか。
ビル やばい、今日一番のツボだ。なんで、そんな人知ってんだよ(笑)
ルカス 破門された魔術師マニアか、オレ!
フラム おうちの人が愚痴いってるのを聞いたことがあるのかもしれませんよ。
ルカス きっと、たまには勉強しようかなってギルドに行ってみて、古い名簿だけ読んで帰ってきたんだ(笑)
GM ちなみにラシェルの元導師ですな。
シリル そんなところに伏線が!
フラム げふんげふん。
ルカス って、破門されるような人がこっそり研究してるのって、ヤバくない?(笑) 何で破門されたのかは、知ってるんだろうか。
GM 何かの召還術の影響で破門されたようです。
フラム なにを召喚しようとしたんだか(^^;)
ルカス ほっといていいのかなこのヒト!(笑)
ビル やっぱ、問い詰めた方が良いんじゃない?
シリル ベルダインに戻って報告ですかねー。
フラム この時点で気づいているのはルカスだけだから、戻ってもおかしくないんですよね。
ジリィー まぁ、ルカスにビシッ!と指を突きつけて「全部お見通しだ」的な台詞を言ってもらってもいいけど(笑)
フラム 天然だからぽろっと口から漏らすかな?
ルカス あー、破門されたヒトだ! とか?(笑)
ジリィー やりそう、ルカスならそれやりそう(笑)
ルカス こっそり誰かに耳打ち……シリルはムリだよな。やっぱりフラムかなあ。
フラム ルカスがフラムに耳打ちなんかしたら、ジーさんが黙って見てるわけがないじゃないですか(笑)
ルカス それを狙ってるんです(笑)
シリル ぽろっと言うなり耳打ちするなりはルカスに任せますよ。この時点でルカスしか知らないんですから。
ルカス 指差して「あー!」とだけ言おう、とりあえず。
フラム そして一同はみなルカスを見るでしょうね。何事かな、と。
ビル 「どうしたの? ルカス、知り合い?」
シリル 「人を指差すのはおやめなさい」と顔をしかめるかな。
ルカス で、どうしようか困る(笑) 自分、挫折組だから。それを真正面から言われるの辛いから(笑)
GM 「ん?私の顔になにかついてるかね?」
ジリィー 「ルカスー?」と首をかしげてみる。
ルカス 「ごめんなさい。なんでもないです」と手を下ろそう。
GM 「では、縁があったらまた会おう」ばたん、と扉を閉めます。
ビル 「お邪魔しましたー(笑)」
シリル 「失礼しました」
ビル 「さて、悪い事もしてないみたいだし、帰ろうか?」
ルカス 帰り道で皆に話そう。
フラム 「ええー!?」
ルカス 召喚術でここに居るっての怖いよなあ。魔神召喚狙いだろうか。
シリル 「それは、ベルダインの魔術師ギルドに報告しておいたほうがいいでしょうね」
ジリィー 内容にびっくり。ルカスが知っていたことにもびっくり。二重でびっくり。
ルカス だろうね(笑)
GM おかげで口から魂が抜けました…。知名度16だったのに…
ルカス オレも抜けました……(笑) 他の三人は知らないのかな?
シリル そういえばチェックしませんでしたね。
ルカス 他にも知ってる人が居たらびっくりですね(笑)
ジリィー これ以上1ゾロ増やしたくないんですけど、ワタシ(笑)
GM 振ります? 振らなければ何事もなく村まで戻りますが。
シリル いちおう振ってみます。1ゾロ狙いで。(ころころ)………1ゾロ。
ルカス ぶはっ!(笑)
GM おいしいなあ。
フラム シリル……(笑)
ジリィー やった! とりあえず1人じゃなくなった!!(笑)
シリル 経験点を稼ぎました(笑)
GM 今日のクイーンは狙って出したシリルかな(笑
ジリィー だね、だね、だね♪
シリル キャラクターは男なので、キングとお呼びください。
ビル (ころころ)『5』。
フラム さあ、ジーさんもどうぞ♪
ジリィー ……うちも振るんですか、やっぱり……
ルカス 大丈夫、今振っても前ほど確率ひどくないよ!(笑)
ジリィー 頼むから1ゾロだけはやめて、っと(ころころ)『10』。……ホッ(^。^;)
ルカス ふつうですね。つまらん……。
ジリィー つまらん言うなーーー!!!(笑)
帰り道は何事もなく、村に着きました。一泊してから今度こそベルダインに帰還。
徒歩一週間の道のりを、てくてくと帰ります。道中でビルが歌ってくれましたが、出目が振るわず、稼ぎは84ガメル。
ビル とりあえず気を取り直して報告行きましょうか。
GM では、ガルデン家につきました。
GM 門番「さきに若様が帰ってきたところをみると、大変だったようで」
シリル 「ええ、まあ」と苦笑。
ルカス 「そうなんですよー」
フラム 「はは、ありがとうございます(苦笑)」
ルカス 主に若様の暴走を止めるのに(笑)
ジリィー 本当、すごい暴走だった……。
ルカス でも、キャラクター的にはたぶん、めっくん大好き(笑)
GM 門番「タナトス三世が帰りを待っていたので、すぐに通しましょう」
GM というわけで、広間に通されます。
GM タナトス三世「聞くところによると、大変だったようだな」
ルカス 「けっこう大変でしたー」
フラム 黙して語らず。
GM タナトス三世「なんでもダークエルフが出たとか」
シリル 「ええ。あの洞窟を拠点にしていたようですね。ご子息からすでにお聞き及びとは思いますが、ご家宝の魔剣が鍵となっているようです」
GM タナトス三世「そう聞いている。ダニエルに古文書を調べさせているところだ」
ルカス 「何か判りました??」
GM タナトス三世「我が家はあの近辺の出身なのでな。家系をさかのぼると古代王国の時代までさかのぼれる。先祖があそこで、魔神召還の研究をしていたようだ」
ルカス そいつはステキなご先祖様で(笑)
GM タナトス三世「魔神を召還し、その力を使えないか研究していたらしい。詳細はやはりその遺跡にあるようでな。また、後ほど調べてみるとしよう」
シリル 「そうなると、あの洞窟は古代王国の遺跡だというわけですか」
GM タナトス三世「そのようだな。先祖が周囲に影響を与えないようにあの場所に建てたようだ」
シリル 「我々のほうでもこの一件は魔術師ギルドに報告しておきたいと思いますが、よろしいですか?」
GM タナトス三世「好きにしてくれたまえ。さて、君たちには世話になったな」
ジリィー 世話しました(笑)
GM タナトス三世「報酬はダニエルよりもらうといい」といって、応接室に通されます。三世は退場。
GM ダニエル「みなさん。お疲れ様でした。若のお守りは大変だったでしょう」
ルカス 「けっこう楽しかったですよ」
ビル 「うんうん」
シリル 「ええ、まあ……」(遠い目)
ジリィー 「なんて言うか……肉体労働?」
GM ダニエル「残りの報酬は色をつけて7000ガメルでいいでしょうか」
フラム 「ありがとうございます〜」
シリル 「ありがたく頂きます」
フラム 「なんだか大変なことになりましたね。遺跡についてはどうぞ悪用されないよう、お願い申し上げます」
GM ダニエル「どうも、若様はあの遺跡が気になってるようで……ほっておくと、探索にいきそうな気がするんですよ」
ルカス 「行ってもいいけど剣は持ってっちゃダメですよ!」
GM ダニエル「そうは言っても、あの剣はもう若様のものになったので、取り上げるのは難しいですね」
ジリィー 「若様以外の迷惑にもなるんで剣は取り上げてちょうだいよ」
ルカス ……面倒を見ろ、とでも!?(笑)
GM ダニエル「いえいえ。それは当家の話ですので、当家でどうにかします」
ルカス 「ぜひ、どうにかしてください。少なくとも、オレに勝てるようになってから行けよー」
GM というところで、今回は終了です。経験点は1050点プラスピンゾロ分です。
ダークエルフの持っていた石の指輪はラーダ神殿で調べてもらいますが、特に怪しいところはない普通の指輪のようです。
シリルは今回得た情報を盗賊ギルドに報告して、300ガメルの情報料をもらってきました。これで今回の依頼の収入はトータル8300ガメル。
ひとりあたま800ガメルを分配して、残りは共有財布へ。お金の使いどころの少ないジリィーは全額を共有財布に寄付しています。
というわけで、今回の冒険は終わりました。なにやら次回につながる伏線がいろいろと見え隠れしていますが……。
最後に、キャラクターのおさらいをしておきましょう。
ルカス=ウィールド (人間/ファイター4レベル、レンジャー1レベル、セージ1レベル)
両手持ちバトルアックスを振り回す、いけいけ猪突猛進ファイターと思いきや、実はなかなか慎重派? 知力ヒトケタでも学者生まれは伊達じゃなく、時に思いも寄らぬひらめきを見せます。でも、そのひらめきの使いどころはいつも微妙。
ジリたんアタックのかわしかたが、どんどん確信犯的になっている気もする18歳。
器用度:16 敏捷度:12 知力: 9 筋力:18 生命力:14 精神力:14
(プレイヤー:桂木忍)
ジリィー=ショーウェン (ハーフエルフ/シーフ4レベル、セージ1レベル、ヒーラー3レベル)
ハーフエルフの妖艶美女シーフ。ルカスにぞっこん惚れて猛烈アタックをかけるも、当の本人にはまったく相手にしてもらえないどころか、いまだにシリルが相手と誤解されている始末。それでもめげずにルカスルカスと連呼の日々。がんばれ。
1ゾロクイーンはなんとか返上したものの、あいかわらず捜索は苦手な20歳。
器用度:21 敏捷度:21 知力:17 筋力:14 生命力:14 精神力:9
(プレイヤー:穂高あきら)
ビルギット=ロウ (人間/プリースト3レベル、バード2レベル、ファイター1レベル)
芸術神ヴェーナーの神官であり、吟遊詩人。その歌声は今やパーティの貴重な収入源。
歌の儲けは神殿とパーティの共有財布へ惜しげもなく寄付、世の中に悪いヒトなんていないと断言し、美味しい食事があれば幸せになれるその姿は、汚れた心の持ち主にはとても眩しい。
戦闘が楽に片付いてしまうと出番がなくてちょっと淋しい22歳。
器用度:15 敏捷度:13 知力:9 筋力:11 生命力:15 精神力:16
(プレイヤー:彩根耕二)
フラム=プファイル (人間/ソーサラー2レベル、セージ1レベル、シーフ1レベル、レンジャー1レベル、ハンター3レベル)
シーフ捜索での脅威の出目を誇る、技能コレクターな火の玉娘。
共有財布を預かるせいか、はたまたスクロールに魔晶石と高価な消耗品の消費が激しいせいか、だんだんお金への執着が激しくなってきたような気が。
プレイヤー本人をも嘆かせる旺盛な好奇心が、いつか仇にならないことを祈りたい20歳。
器用度:14 敏捷度:16 知力:18 筋力:13 生命力:10 精神力:11
(プレイヤー:茅)
シリル=フェイ (エルフ/シャーマン3レベル、シーフ1レベル)
今回いろんなところで妙なフラグを立てられかけていた、エルフの精霊使い。
パーティの外務大臣として、対外交渉場面では必ず肩をぽんと叩かれる。本音とタテマエを使い分け、めざせおしろいエルフ。
1ゾロ狙いを宣言して本当に出してしまった、名実ともに堂々の1ゾロキングな105歳。
器用度:19 敏捷度:15 知力:17 筋力:8 生命力:11 精神力:17
(プレイヤー:文月夕)
そして、恒例のダイス目解析。
ルカスの成績
ルカスはダイスを56回振りました。
確率から言えば1ゾロ・6ゾロはそれぞれ 1.5 回出るはずです。
ルカスは1ゾロを0回出しました。これはダイスを振った回数の 0% です。
ルカスは6ゾロを4回出しました。これはダイスを振った回数の 7.1% です。
ルカスのダイス目の平均は 7.8 です。
ルカスのクリティカルは 0/12回(0%)です。
ジリたんの成績
ジリたんはダイスを40回振りました。
確率から言えば1ゾロ・6ゾロはそれぞれ 1 回出るはずです。
ジリたんは1ゾロを1回出しました。これはダイスを振った回数の 2.5% です。
ジリたんは6ゾロを2回出しました。これはダイスを振った回数の 5% です。
ジリたんのダイス目の平均は 7.1 です。
ジリたんのクリティカルは 1/7回(14.2%)です。
シリルの成績
シリルはダイスを27回振りました。
確率から言えば1ゾロ・6ゾロはそれぞれ 0.7 回出るはずです。
シリルは1ゾロを1回出しました。これはダイスを振った回数の 3.7% です。
シリルは6ゾロを0回出しました。これはダイスを振った回数の 0% です。
シリルのダイス目の平均は 6.9 です。
シリルのクリティカルは 0/3回(0%)です。
フラムの成績
フラムはダイスを26回振りました。
確率から言えば1ゾロ・6ゾロはそれぞれ 0.7 回出るはずです。
フラムは1ゾロを0回出しました。これはダイスを振った回数の 0% です。
フラムは6ゾロを1回出しました。これはダイスを振った回数の 3.8% です。
フラムのダイス目の平均は 7.5 です。
フラムのクリティカルは 0/0回(0%)です。
ビルの成績
ビルはダイスを25回振りました。
確率から言えば1ゾロ・6ゾロはそれぞれ 0.6 回出るはずです。
ビルは1ゾロを0回出しました。これはダイスを振った回数の 0% です。
ビルは6ゾロを0回出しました。これはダイスを振った回数の 0% です。
ビルのダイス目の平均は 6.9 です。
ビルのクリティカルは 0/0回(0%)です
GMの成績
GMはダイスを110回振りました。
確率から言えば1ゾロ・6ゾロはそれぞれ 2.9 回出るはずです。
GMは1ゾロを3回出しました。これはダイスを振った回数の 2.7% です。
GMは6ゾロを1回出しました。これはダイスを振った回数の 0.9% です。
GMのダイス目の平均は 6.4 です。
GMのクリティカルは 2/9回(22.2%)です。
1ゾロを狙って出したシリルが、確率でも堂々の1ゾロ王に輝きました。
今回はダイスを振る場面が少なかったからか、前回ほど派手な結果が出ていませんね。平均7.8というルカスの脅威の出目を筆頭に、今回は全体的に出目が良かったようです(GMを除く)。
次回もこの調子が続けばいいのですが……さて、次なる1ゾロ王の称号は誰の手に。